11/14から始まるBunkamuraのホリデー企画全貌
ベストカレンダー編集部
2025年11月12日 15:10
Bunkamuraホリデー特集
開催期間:11月14日〜1月18日
Bunkamuraが描くホリデーシーズンの全貌:映画から音楽、舞台まで幅広いラインナップ
株式会社東急文化村が2025年11月12日13時00分に発表した今回のプレスリリースでは、12月から1月にかけてのホリデーシーズンに向けた多彩な公演・企画が紹介されています。会場は渋谷エリアを中心としたBunkamura関連施設や渋谷ヒカリエなどで、映画、音楽、ミュージカル、伝統芸能、美術展などジャンルを横断するラインナップが並びます。発信主体はBunkamuraで、公式サイトやSNSを通じて詳細な情報が案内されています。
プレスリリースはクリスマスシーズンに特化した企画として、新進気鋭の映画作家によるクリスマス映画、世界的ジャズ・ピアニスト率いるビッグ・バンドによる恒例のジャズ・コンサート、歌とダンス、スケートショー、サンタクロースが登場するクリスマス・ショーなどを挙げています。これらは館内の公演だけでなく、おうち時間でも楽しめる映画上映など、多様な形でホリデーを彩ることを意図した構成です。
- 概況:映画・音楽・ミュージカル・伝統芸能・美術展といった複数ジャンルが連動して実施される。
- 対象期間:2025年11月中旬から2026年1月中旬までを含むホリデーシーズン。
- 発信元:株式会社東急文化村(Bunkamura)。公式サイトおよび各種SNSで情報公開。
伝統と怪異を語る企画とデザインの巨匠を振り返る美術展
ホリデー期には、伝統芸能と浮世絵の交差点を掘り下げるトークイベントが予定されています。タイトルは「渋アート」スペシャルトークイベント『浮世絵×能・狂言 大人もこわい!おばけのはなし』です。開催日は2025年12月5日(金)、会場はセルリアンタワー能楽堂です。
このトークでは、太田記念美術館の日野原健司さんと能楽師の安田登さんが登壇し、浮世絵や能・狂言に描かれる幽霊や妖怪といった「人ならざるこわいもの」をテーマに、両者の見かたや楽しみ方を語ります。浮世絵の視覚表現と能・狂言の舞台表現を比較しながら、日本の怪異表現の魅力を掘り下げる構成です。
- イベント名
- 『浮世絵×能・狂言 大人もこわい!おばけのはなし』
- 日時
- 2025年12月5日(金)
- 会場
- セルリアンタワー能楽堂
- 出演
- 太田記念美術館 日野原健司、能楽師 安田登
同じ章では、家具デザインの名匠ハンス・ウェグナーを紹介する展覧会『織田コレクション ハンス・ウェグナー展 至高のクラフツマンシップ』の会期前半にあたる見どころも示されています。本展は2025年12月2日(火)から2026年1月18日(日)まで、ヒカリエホール(渋谷ヒカリエ9F)で開催されます。
展覧会に関連して、12月15日(月)に行われるトークイベントには料理研究家の行正り香さんとSoup Stock Tokyo空間デザイナーの井上麻子さんが登壇します。テーマは「デンマークのくらしと食」で、家具と食事の関係性、ウェグナーのデザインが持つ時代を超えた魅力について議論されます。生活文化とデザインの接点を具体的な事例から示す機会です。
| 展覧会名 | 会期 | 会場 | 関連トーク |
|---|---|---|---|
| 織田コレクション ハンス・ウェグナー展 至高のクラフツマンシップ | 2025年12月2日(火)~2026年1月18日(日) | ヒカリエホール(渋谷ヒカリエ9F) | 2025年12月15日(月) 行正り香・井上麻子トーク「デンマークのくらしと食」 |
音楽・舞台・映画で祝うクリスマスと新年:報告と公演スケジュール
音楽と舞台に関する企画は多岐にわたります。まずBunkamuraが継続して行っている若手育成プログラム『Discover Future Stars』に関する報告として、オフィシャルサプライヤー支援のもと開催した『YGPオーチャード・ガラ “Stars of Today Meet the Stars of Tomorrow”』の開催レポートが公開されました。10月に実施された同ガラは、若い才能の発掘・育成を目的とし、多様な背景を持つ参加者が自らの可能性を見いだす場とする試みです。
YGPオーチャード・ガラは単発のイベントではなく、Bunkamuraによる継続的な取り組みの一環として位置づけられています。公演や発表の場を提供することで、将来の文化芸術担い手を育成するプログラムの現状と成果を外部に示すことが狙いです。開催報告は公式にて公開されており、詳細はBunkamuraの案内を参照することができます。
ニューイヤー・ミュージカル・コンサート 2026
年明けを祝う舞台として『PGF生命 presents ニューイヤー・ミュージカル・コンサート 2026』が予定されています。本公演は2026年1月2日(金)~4日(日)、会場は東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11F)です。ミュージカル楽曲を中心に新年の幕開けを彩る演目構成で、出演者はすべて決定しています。
出演にはトニー賞スターのジェイ・ハリソン・ジーが3年連続で出演するほか、ピエール・マレとナヨン・チョンが待望の初来日を果たします。キャストと演目は公演の性格上、多彩な楽曲群を含む想定で、観客にとって年明けの活力となるようなプログラム編成がなされています。
- 公演名: PGF生命 presents ニューイヤー・ミュージカル・コンサート 2026
- 日時: 2026年1月2日(金)~4日(日)
- 会場: 東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11F)
- 出演: ジェイ・ハリソン・ジー(3年連続)、ピエール・マレ、ナヨン・チョン ほか
冬の名作映画の限定上映『人のセックスを笑うな』
映画部門では、冬の恋愛映画の傑作『人のセックスを笑うな』が貴重な35mmフィルムで1週間限定上映されます。上映期間は2025年11月14日(金)~20日(木)、会場はBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下です。本作は原作小説の発売から21年、公開から17年を経てもなお支持され続けている作品で、特別な恋愛物語として広く知られています。
今回の限定上映にあたり、原作者で第33回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞者の作家・山崎ナオコーラさんからコメントが寄せられています。35mmフィルムでの上映はフィルム特有の色調や粒状性を伴う上演であり、映像表現の質感を再確認する機会となります。
| 映画 | 上映期間 | 会場 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 人のセックスを笑うな | 2025年11月14日(金)~20日(木) | Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下 | 35mmフィルムによる1週間限定上映。原作者 山崎ナオコーラのコメントあり |
情報の入手方法と今回の取り組みの整理
今回の発表には、Bunkamuraによる広範な取り組みの紹介が含まれています。特に若手支援プログラム『Discover Future Stars』や、オフィシャルサプライヤーの支援によるイベント運営、各種トーク・上映・展覧会を通じた発信が明記されています。詳細はBunkamuraの公式サイトやSNSで確認できます。
以下に本記事で触れた主要イベント情報を表形式で整理します。表ではイベント名、開催日時、会場、主な出演者や特徴を項目としてまとめています。表の後に各種公式リンクを記載し、案内経路を明確に示します。
| イベント名 | 日時 | 会場 | 主な出演者・特徴 |
|---|---|---|---|
| Bunkamuraが届けるとっておきのクリスマス(各種公演) | 2025年12月~2026年1月(クリスマスシーズン) | Bunkamura関連施設ほか | 新進気鋭の映画作家によるクリスマス映画、世界的ジャズ・ピアニスト率いるビッグ・バンド、歌・ダンス・スケートショー、サンタ登場のクリスマス・ショー等 |
| 渋アート スペシャルトーク『浮世絵×能・狂言 大人もこわい!おばけのはなし』 | 2025年12月5日(金) | セルリアンタワー能楽堂 | 日野原健司(太田記念美術館)、安田登(能楽師)による浮世絵と能・狂言の怪異表現解説 |
| 織田コレクション ハンス・ウェグナー展 | 2025年12月2日(火)~2026年1月18日(日) | ヒカリエホール(渋谷ヒカリエ9F) | 家具デザインの紹介。12月15日(月)に行正り香・井上麻子トーク「デンマークのくらしと食」 |
| PGF生命 presents ニューイヤー・ミュージカル・コンサート 2026 | 2026年1月2日(金)~4日(日) | 東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11F) | ジェイ・ハリソン・ジー(3年連続出演)、ピエール・マレ、ナヨン・チョンなど全キャスト決定 |
| 人のセックスを笑うな(35mmフィルム限定上映) | 2025年11月14日(金)~20日(木) | Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下 | 貴重な35mmフィルムでの1週間限定上映。原作者 山崎ナオコーラのコメントあり |
| YGPオーチャード・ガラ 開催レポート | 2025年10月(開催) レポート公開 | 報告はBunkamura公式にて公開 | 若手発掘・育成プログラム「Discover Future Stars」の一環。オフィシャルサプライヤー支援による開催 |
公式の情報窓口は以下の通りです。公演の詳細、チケット情報、最新の発表は公式サイトおよび各種SNSで案内されています。
- Bunkamuraホームページ:https://www.bunkamura.co.jp/
- 公式SNS(X):https://x.com/Bunkamura_info
- 公式Facebook:https://www.facebook.com/bunkamura.official
- 公式Instagram:https://www.instagram.com/bunkamura_info/
- note:https://note.bunkamura.co.jp/
- YouTube:https://www.youtube.com/@Bunkamurachannel
- Bunkamura Challenge:https://www.bunkamura.co.jp/sp/bunkamurachallenge/
発表内容は、ホリデーシーズンを中心とした文化・芸術の多面的な楽しみ方を提示するものであり、展示・上演・トーク・育成プログラムの報告といった複数の側面から構成されています。各イベントの日時・会場・出演者は本文中の表に整理してありますので、参加を検討する際の参考情報としてご利用ください。