11/16放送：ザ・シネマ新録版でワイスピ3作を独占一挙

新録吹替で一挙放送：11月16日（日）に『ワイルド・スピード』3作が独占TV初放送

洋画専門チャンネル ザ・シネマは、11月16日（日）にシリーズ第1作から第3作までの〈ザ・シネマ新録版〉を3作連続で独占テレビ初放送することを発表した。放送は同日14:50より開始され、最新の4Kレストア版を用いた〈ザ・シネマ新録版〉として紹介される。今回の放送により、2024年に新録された第1作とあわせて“ワイスピ吹替ファミリー”によるシリーズのコンプリートが達成される。

放送の具体的なスケジュールは以下の通りで、吹替版・字幕版それぞれの再放送や関連特番も複数組まれているため、視聴の機会は広い。

• （ザ・シネマ新録版）11/16（日）14:50～　3作連続放送（第1作）
• （ザ・シネマ新録版）11/16（日）16:55～（『ワイルド・スピードＸ２』）
• （ザ・シネマ新録版）11/16（日）19:00～（『ワイルド・スピードＸ３ TOKYO DRIFT』）
• その他：吹替版、字幕版の放送日は複数設定（11/22～11/29ほか）および特番の放送もあり

この放送枠では、音声を完全新録した“ザ・シネマ新録版”と4Kレストアによる画質向上が組み合わさった形で提供される。シリーズの主要な吹替を担当する声優陣による再録音は、作品の魅力を改めて引き出すことを意図している。

浪川大輔×川島得愛 収録直後インタビュー全文（抜粋なしで掲載）

『ワイルド・スピードＸ３　TOKYO DRIFT【ザ・シネマ新録版】』の新録吹替でショーン役を務めた浪川大輔さんと、ハン役を務めた川島得愛さんによる収録後の対談インタビューが公開された。以下は収録後のやり取りをほぼそのまま伝える。インタビュー全文（全10問）は後日ザ・シネマ新録吹替特設ページに掲載予定である。

インタビューは収録直後の感想やお互いの演技に対する評などを含み、役作りに関する指示や収録時のエピソードが詳細に語られている。

――収録を終えてみていかがでしたか？

浪川 大輔（以下、浪川）：今回は高校生たちがメインの物語なので、ストレートに演じるよう心がけました。ドリフトシーンも非常に迫力があって。あっという間に収録が終わった印象です。ショーンというのは以前演じたことのある役ではあるんですが、今回はまったく違うキャラクターとして登場するため、高校生らしい未完成さや甘酸っぱさと、決めるところは決めるというバランスを考えながらやってほしいという指示がありました。ただ自分の年齢的なこともあるので、演じるのは難しかったですね。とにかく高校生なので、思春期的というか、ちょっぴり反抗的な部分を出しつつ演じられたらと思いました。

川島 得愛（以下、川島）：僕は今まで過去のシリーズでハンを何作かやらせていただいていたんですが、この作品だけはやったことがなかった。ただし以前から作品は見ていたので、今回実際にセリフを口にすることで、ハンというキャラクターの芯がより太くなったように感じています。今回は浪川さん、石川界人くんと3人での収録でしたが、作品としては後の話でも、時間軸としては前の話だったので。違和感なくハンという役に入り込めたと思います。収録前に演出の宇出さんと話した時は、19年前の作品なので確かに見た目は若いけれど、お話としては『EURO MISSION』の後だから。その経験を踏まえた上での演技をするようにという指示があったので。老けすぎず、説教臭くならないように意識しました。

――お互いの演技を見て、どのように感じましたか？

浪川：川島さんは、インテリジェンスな声質と安定感があって。優しい言葉の中にも強さがある役者さんだと感じています。

川島：いいこと言ってくれるね（笑）。

浪川：それは本当に昔から思っていて。規格外だったり、ルールを外れたような行動をしていても、どこか王道的な雰囲気があります。もちろん悪魔のような演技をするときは、悪魔のようにもなれるわけですが。もともと持っているものが兄貴肌なところがあるので、そういう意味では安心できましたし、何を投げてもしっかり返して頂けるのでやりやすかったです。

川島：ありがとうございます。

浪川：映画の中ではショーンが何をしても自然と下っ端に見えてくるというか。何をやってもハンには敵わないなと思わせてくれるような説得力がありました。

川島：僕は普段、吹き替えの仕事が多いんですが、浪川くんが主演の作品で、僕が喧嘩をふっかけたりとか、何かと絡んでいく役柄が多いイメージです。だから浪川くんの声も聞き慣れているし、声も聞き取りやすい。常に周りにも気を配ってくれる方なので、いち声優としては浪川くんと一緒に演技ができるというのは非常にテンションが上がります。

新録版ならではの演じる面白さや難しさ、お二人の学生時代ほか全10問にお答えいただいたインタビュー全文は、後日ザ・シネマ新録吹替特設ページに掲載予定。https://www.thecinema.jp/special/shin-roku/

プレゼントキャンペーン：応募方法と賞品一覧

独占TV初放送を記念して、声優・高橋広樹さん、浪川大輔さんら豪華声優陣のサイン入りオリジナルポスターや新録吹替台本などが当たるプレゼントキャンペーンが複数実施される。応募対象は『誰でも応募OK』の枠から各サービス加入者限定の枠、OA限定のキーワードキャンペーン、SNS連動キャンペーンまで多岐にわたる。

応募期間、当選者数、対象者、応募URLは以下のとおりである。応募規約はキャンペーンページで確認すること。

■誰でもご応募OK

当選者数：24名様（サイン入りポスター、台本ほか）

応募期間：2025年10月24日(金)～2026年1月7日(水) 23:59

応募URL：https://www.thecinema.jp/present/1446

■ひかりTVご加入者様限定

当選者数：24名様（ポスター、台本ほか）

応募期間：2025年10月24日(金)～2026年1月7日(水) 23:59

応募URL：https://www.thecinema.jp/present/1447

■スカパー！ご加入者様限定

当選者数：30名様（サイン入りポスター、台本ほか）

応募期間：2025年10月17日(金)～2025年12月1日(月) 23:59

応募URL：https://www.thecinema.jp/present/1438

■11/16(日) OA限定キーワードキャンペーン第1弾

当選者数：3名様（『X2』台本）

応募期間：2025年11月16日(日)～2025年11月30日(日) 23:59

応募URL：https://www.thecinema.jp/present/1448

■Xフォロー&引用リポストキャンペーン第1弾

当選者数：1名様（上坂すみれさんサイン入り写真）

応募期間：2025年11月7日(金) 18:00〜2025年11月16日(日) 23:59

投稿：https://x.com/thecinema_ch/status/1986720279125537269?s=46

応募規約：https://www.thecinema.jp/present/1459

キャンペーンの種類により応募条件や締切が異なるため、応募時には各ページの注意事項を確認する必要がある。賞品にはサイン入りオリジナルポスターや新録吹替版台本が含まれる。

放送ラインナップと関連番組の詳細

11月16日の新録版3作連続放送以外にも、シリーズ全体の吹替・字幕放送が充実している。特に第4作以降の作品群も順次放送され、特番や見逃し配信が設けられている。

以下は各作品の放送情報と主要キャスト・吹替キャスト（原則としてプレスリリース記載のとおり）である。

11/16放送：第1作〜第3作（ザ・シネマ新録版）

●『ワイルド・スピード 【ザ・シネマ新録版】【4Kレストア版】』
※独占放送（ザ・シネマ新録版）11月16日(日)14:50～

＜監督＞ロブ・コーエン
＜出演＞ヴィン・ディーゼル（楠大典）、ポール・ウォーカー（高橋広樹）、ミシェル・ロドリゲス（甲斐田裕子）、ジョーダナ・ブリュースター（園崎未恵）ほか

●『ワイルド・スピードＸ２ 【ザ・シネマ新録版】【4Kレストア版】』
※独占TV初放送（ザ・シネマ新録版）11月16日(日)16:55～

＜監督＞ジョン・シングルトン
＜吹替・出演＞高橋広樹(ブライアン／演:ポール・ウォーカー)、松田健一郎(ローマン／演:タイリース・ギブソン)、日野由利加(モニカ／演:エヴァ・メンデス)、子安武人(ベローン／演:コール・ハウザー)、渡辺穣(テズ・パーカー／演:クリス・“リュダクリス”・ブリッジス)、伊瀬茉莉也(スーキー／演:デヴォン青木)、辻親八(ビルキンス捜査官／演:トム・バリー)、青山穣(マーカム／演:ジェームズ・レマー)、橘龍丸(ジミー／演:ジン・オーイェン)、武田太一(スラップジャック／演:マイケル・イーリー)、坂本悠里(スラップジャックの彼女)、斎藤寛仁(オレンジジュリアス)、小林達也(ホイットワース)、林大地(エンリケ)、宮崎遊(ダン)、松川裕輝(ロベルト)、中務貴幸(コーピー)、丹羽正人(ダーデン)、石川藍(税関技師)、山口令悟(赤い車の運転手)、宮瀬尚也(ジミーの仲間)、依田菜津(クラブの女性)、渡谷美帆(ブロンド女)、ハートル実沙(女性刑事)、小林さとみ(女性パイロット)、折井あゆみ(女性ドライバー)、河村梨恵(女性１)

●『ワイルド・スピードＸ３　TOKYO DRIFT【ザ・シネマ新録版】【4Kレストア版】』
※独占TV初放送（ザ・シネマ新録版）11月16日(日)19:00～

＜監督＞ジャスティン・リン
＜吹替・出演＞浪川大輔(ショーン／演:ルーカス・ブラック)、木村昴(トゥインキー／演:バウ・ワウ)、上坂すみれ(ニーラ／演:ナタリー・ケリー)、川島 得愛(ハン／演:サン・カン)、石川界人(Ｄ.Ｋ.（タカシ）／演:ブライアン・ティー)、畠中祐(モリモト／演:レオナルド・ナム)、三木眞一郎(ボズウェル／演:ブライアン・グッドマン)、下野紘(アール／演:ジェイソン・トビン)、井上和彦(カマタ／演:千葉真一)、楠大典(ドミニク／演:ヴィン・ディーゼル)、陶山恵実里(シンディ)、岩中睦樹(クレイ)、山下タイキ(ビッグガイ)、反町有里(ショーンの母)、百冨 芽衣(クレイの女友達)、谷内健(ケースワーカー)、服部敏生(ＤＫの仲間１)、野島透也(ダニー)

第4作以降と特番の放送予定

第4作以降も連日複数回の放送が予定されており、特番のオンエアや見逃し配信も実施される。主な放送スケジュールは以下のとおりである。

• 『ワイルド・スピード　MAX』　吹替：11月22日(土)08:15～　字幕：11月26日(水)15:50～ほか
• 『ワイルド・スピード　MEGA MAX』　吹替：11月22日(土)10:30～　字幕：11月26日(水)18:20～ほか
• 『ワイルド・スピード　EURO MISSION』　吹替：11月22日(土)13:20～　字幕：11月27日(木)15:15～ほか
• 『ワイルド・スピード　SKY MISSION』　吹替：11月22日(土)16:00～　字幕：11月27日(木)18:30～ほか
• 『ワイルド・スピード　ICE BREAK』　吹替：11月22日(土)18:30～　字幕：11月28日(金)15:40～ほか
• 『ワイルド・スピード／スーパーコンボ』　吹替：11月23日(日)15:45～　字幕：11月28日(金)18:35～ほか
• 『ワイルド・スピード／ジェットブレイク』　吹替：11月23日(日)18:20～　字幕：11月29日(土)15:40～ほか
• 『ワイルド・スピード／ファイヤーブースト』　吹替：11月23日(日)21:00～　字幕：11月23日(日)11:55～ほか

特番も複数用意され、11月23日（日）には『ワイルド・スピード／ファイヤーブーストの見どころと舞台裏』が放送されるほか、11月25日（火）にはシリーズのカスタムカーとレースを特集する番組が放送される。これらの特番は一部見逃し配信が実施される。

まとめ表：放送・キャンペーン・関連情報

以下の表で、本記事で紹介した放送日時、主要作品、主なキャンペーン情報を整理する。

今回の放送では、ザ・シネマによる新録吹替と4Kレストアの組合せでシリーズが改めて提示される。また、収録を担当した声優陣のインタビューやサイン入りグッズのプレゼントなど、放送を取り巻く企画も多数用意されている。詳細や応募は各キャンペーンページおよびザ・シネマ新録吹替特設ページ（https://www.thecinema.jp/special/shin-roku/）を参照すること。