12/14開催｜麴結×松川Dr. 子どもの薬と健康の付き合い方

地域の親子に向けた「薬に頼りすぎない」学びの場としての勉強会

名古屋市緑区で2025年1月に開店した麹おむすび専門店「米と麹のお結び屋　麴結（きくむすび）」が、地域の妊婦さんや乳幼児を持つ家庭を対象に、『薬に頼りすぎない　本当の健康を考える勉強会　第2弾』を開催します。開催日は2025年12月14日（日）、14:30受付開始・15:00開始で、会場は麴結店舗（名古屋市緑区黒沢台4-905-1）です。

この勉強会の趣旨は「薬を否定することではなく、身体が本来持つ回復力を尊重しつつ、必要な医療と適切に付き合う視点を共有する」ことにあります。主催側は、日々の食でつくる本当の健康を提案する立場から、発酵食品である麹を用いた手作りのお結びと温かい豚汁を提供し、学びを家庭の日常に還元できる構成を用意しています。

対象と狙い

対象は妊婦さんや小さなお子さまを持つご家族です。育児の現場では、子どもの発熱や体調不良に直面したときに「薬を飲ませるべきか」「様子見でよいのか」と判断に迷う場面が多くあります。本勉強会では、そうした親の迷いに対して、医師が家庭で役立つヒントをわかりやすく伝えることを目指します。

当日は講義形式だけで終わらず、最後に質疑応答の時間を設け、参加者が日々の具体的な悩みを直接相談できる場をつくる予定です。家庭で学んだことを振り返りながら食卓で話し合えるよう、帰りには食事の提供も行います。

講師：松川昇平先生（松川クリニック院長）── 現場の視点から伝える「医療と家庭の付き合い方」

講師を務めるのは名古屋市天白区の松川クリニック院長で小児科医の松川昇平先生です。松川先生は地域で三代にわたり医療に携わってきたクリニックの院長として、丁寧な問診や在宅診療を通じて家庭と医療を結ぶ実践を続けています。

今回の講義テーマは「子どもの身体の自然な回復力」や「免疫との付き合い方」です。薬に頼るべき状況とそうでない状況の見分け方、発熱時の対応の基礎、家庭でできる免疫サポートの考え方など、日常で使える具体的な視点が提示される予定です。

松川先生の医療観と講義の特徴

松川先生のアプローチは、医療を完全に否定するものではありません。むしろ、必要な医療を適切に受けることを前提に、身体の自然な回復力を生かすための判断基準を伝える点が特徴です。小児医療の現場で培った経験に基づき、親が不安になりがちな症状への対処法や、医療機関を受診すべきタイミングについても具体的な指針が提供されます。

また、講義後の質疑応答では、参加者が抱える個別の相談に対して先生が直接回答する機会が設けられるため、家庭の事情に即した実践的な学びが得られる構成です。松川クリニックの公式サイトも参照できます： https://www.matsukawa-clinic.or.jp/。

当日の内容・提供される食事・参加方法について

勉強会の後、参加者には麴結特製の食事がお渡しされます。食事は家庭で勉強会の内容を振り返る材料として位置づけられており、麹をたっぷり使ったお結びと、具だくさんの豚汁が用意されます。

また、オプションとして、50年続いた寿司屋の味を受け継いだ「出汁巻き卵」などの追加注文も可能です。お結びはお申し込み時に好みの具材を指定でき、当日はお米を炊くところから店側が調理して提供します。

食事の内容・意図

• 麴結特製お結び：麹をたっぷり使ったお結びを、通常は2個（大人・小学生以上の参加者）。乳幼児は1個の提供となります。
• 7つの具材のごろごろ豚汁：日本の米育ちの豚肉を使った温かい豚汁。身体を温め、家庭での食卓で話題にしやすい内容。
• 追加注文：出汁巻き卵など、別途注文可能なメニューあり。

参加方法・費用・注意事項

イベント名

ママ・パパのための勉強会　子どもの身体と自然の力～医療との上手な付き合い方を考えよう～

講師

松川昇平先生（松川クリニック院長／小児科医）

日時

2025年12月14日（日）14:30受付開始／15:00開始

場所

米と麹のお結び屋　麴結（名古屋市緑区黒沢台4-905-1）

対象

妊婦さん・小さなお子様をお持ちのご家族

参加費

大人・小学生以上：2,000円（麹のお結び2個＋豚汁お持ち帰り付き）／乳幼児：1,000円（麹のお結び1個＋豚汁お持ち帰り付き）／お食事不要の乳幼児：無料

定員・予約

先着順20名・予約制（キャンセル待ち受付あり）。予約は専用申し込みフォームより受付。プレスリリース内ではご予約開始日について11月14日（金）と、別箇所で11月20日頃の受付開始予定という記載が見られます。申し込みフォームURL： https://forms.gle/XhgsFBnULSNLWr9c8 。

備考

店舗前駐車場2台、敷地角6.7番の4台分あり。イベント時は乗り合わせや公共交通機関の利用が推奨されています。営業時間：木～日 11:00～14:00（売り切れ終了）、店内ラストオーダー13:30。電話：090-1722-9952（営業日のみ対応）。公式サイト： https://kikumusubi-koji-omusubi.com/。Instagram： https://www.instagram.com/kikumusubi.koji/。公式LINE： https://lin.ee/82JRNaRp 。

申し込みや問い合わせは、メール（kikumusubi.koji@gmail.com）、公式LINEのチャット、またはInstagramのDMから受け付けています。イベントに関する詳細は麴結の公式ページおよび関連リンクを参照してください。関連レポート記事： https://kikumusubi-koji-omusubi.com/2025/11/11/%e6%9c%ac%e5%bd%93%e3%81%ae%e5%81%a5%e5%ba%b7%e3%82%92%e8%80%83%e3%81%88%e3%82%8b%e5%8b%89%e5%bc%b7%e4%bc%9a%e3%80%80%e7%ac%ac2%e5%bc%be/。

麴結の背景とこれまでの反響：食を通じた地域での学びの続き

麴結は「出来る限り無添加で国産素材を使い、手作りの温かさと発酵の力を活かしたお結び」を提供することをコンセプトに運営されています。店主はアレルギーを持つ3人の子の母であり、自身も膠原病や間質性肺炎という経験を通じて、食が健康の基盤であることを実感しています。その経験から、食を媒介にした学びの場をつくる意図で本勉強会が企画されました。

第1弾は2025年9月に「腸と免疫」をテーマに小学生親子を対象として開催され、満員御礼となりました。参加者からは「初めて医療への考え方が変わった」「子どもとの向き合い方を見直すきっかけになった」といった声が寄せられ、幅広い年齢層から第2弾の開催を求める声があったことが今回の開催につながっています。

今後の取り組みと支援体制

主催側は今後、年齢層やテーマを変えながら第3弾・第4弾とシリーズ化していく意向を示しています。地域で学び、語り合う循環をつくることで、日常の健康観を育むことを目標としています。

また、麴結は名古屋産業振興公社「名古屋市新事業支援センター」の伴走支援を受け、新たな事業創出にも取り組んでいます。営業は居酒屋の昼間時間を借りて行っており、地域資源を活かした運営形態も特長の一つです。名古屋市新事業センターについては https://www.nipc.or.jp/new-biz/ を参照できます。

勉強会の要点を表で整理

以下に本記事で紹介したイベントの要点を表形式で整理します。日程・場所・参加費・申し込み方法など、参加を検討する際に必要な主要情報を一目で確認できます。

この記事では、麴結が主催する第2回勉強会の趣旨、講師の視点、当日の提供物や参加方法、そして麴結の背景とこれまでの反響を網羅的に整理しました。申し込みや詳細確認は上記の申し込みフォームや公式アカウントでご確認ください。