12月12日公開 WHCNドキュメンタリーが吉祥寺で上映
ベストカレンダー編集部
2025年11月11日 16:46
WHCN映画公開
開催日:12月12日
公開決定と初日イベントの全容
2025年12月12日(金)に、ドキュメンタリー映画『ホワイトハンドコーラスNIPPON ~Brüder よろこびのウィーン~』がアップリンク吉祥寺で公開されます。本作は文部科学省選定作品に選ばれており、一般財団法人さわかみ財団と一般社団法人El Sistema Connectが共同で制作しました。
公開初日には上映(99分)終了後に、ホワイトハンドコーラスNIPPON(WHCN)芸術監督のコロンえりか氏、写真家の田頭真理子氏、本作監督の池田圭佑氏によるスペシャルトークショーが行われます。トークショーに続いてフォトセッションが予定され、一般来場者の参加もあります。また、囲み取材タイムが設けられており、報道関係者は取材申込のうえ取材が可能です。
開催日時・会場の詳細
公開日およびイベントの予定は以下の通りです。開始は夕方17時ごろの予定で、18時台に終了する回を想定していますが、映画館の都合により正確な開始時間は開催一週間前に確定します。確定次第、申込フォームにご登録いただいたメールアドレスへ案内が送られます。
会場はアップリンク吉祥寺(〒180-8520 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目5−1 パルコ地下2階)です。上映情報の詳細は以下のページで確認できます。
https://joji.uplink.co.jp/movie/2025/29489
取材・参加方法について
取材を希望する報道関係者は、事前に申込みフォームからの申請が必要です。取材当日は記者証または社名入り腕章の着用が求められます。囲み取材タイムの設定があり、媒体による取材対応が可能です。
問い合わせ窓口は一般財団法人さわかみ財団で、メールは contact@sawakami.org、電話は 03-6380-9848 です。プレス用素材や画像のダウンロードも公開されています。
作品の内容と制作背景 — 「見える第九」とウィーン公演
本作は、視覚や聴覚に障がいのある子どもたちと、そうでない子どもたちが共に活動する合唱団ホワイトハンドコーラスNIPPON(WHCN)を追ったドキュメンタリーです。2021年12月に東京芸術劇場で行われたプロのオーケストラとの共演によるベートーヴェン「第九」公演をはじめ、その後の活動を撮影しています。
WHCNは「声隊」と「サイン隊」を持ち、声で歌うメンバーと手話(手歌・しゅか)で歌詞を表現するメンバーが混在する独自の合唱団です。ソプラノ歌手で芸術監督のコロンえりか氏の指導のもと、障がいの有無を越えて響き合う“見える第九”が生まれました。この挑戦の軌跡が本作の中心にあります。
ウィーン公演と国際的評価
東京での挑戦から3年を経て、2024年にWHCNは第九の初演の地であるオーストリア・ウィーンで公演を行いました。このウィーン公演を通じて活動は国際的に注目され、バリアフリーの国際賞『ゼロ・プロジェクト・アワード2024』を受賞しています。
同時期に写真家田頭真理子氏による写真展『第九のきせき』も開催され、子どもたちの「手歌」を光を使って表現した作品群は、声と手で奏でる音楽の可視化を強く印象づけました。映画はこのような舞台裏と出演者たちの思いを丁寧に描いています。
WHCNの活動理念と受賞歴、連携先
ホワイトハンドコーラスNIPPONは、ろう者、難聴、全盲、弱視、車いすユーザー等、多様なメンバーが所属するインクルーシブな合唱団です。2019年に創設され、南米ベネズエラ発祥の音楽社会活動『エルシステマ』の理念に基づき、誰もが平等に音楽教育を受けられる場を目指しています。
参加は無料で、障がいの有無や経済状況に関わらず開かれている点が特徴です。東京では東京芸術劇場との共同主催、京都では京都女子大学と連携協定を締結するなど、教育機関や劇場との協働も進められてきました。
受賞歴と公的後援
WHCNの活動は複数の賞で評価されています。受賞歴は以下の通りです。
- 2023年 キッズデザイン賞
- 2024年 ゼロ・プロジェクト・アワード(オーストリア・ウィーン)
- 2025年3月 第3回やなせたかし文化賞
また、本作の後援には駐日ベネズエラ大使館、オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム東京が名を連ねています。これらの支援は国際交流とバリアフリー表現の普及に寄与しています。
上映・制作クレジットと関連情報のまとめ
映画の基本情報と公開にあたっての重要事項を整理します。上映時間は99分、制作は一般財団法人さわかみ財団と一般社団法人El Sistema Connectです。出演はホワイトハンドコーラスNIPPON(声隊・サイン隊)、コロンえりか、田頭真理子が中心で、監督は池田圭佑氏です。
さわかみ財団は「より良い社会づくり」を理念に、映像で人・歴史・文化を記録する《さわかみアーカイブス・プロジェクト》を進めており、本作はその一環として制作されました。公式情報はさわかみ財団の各種サイトやSNSで公開されています。
- 製作
- 一般財団法人さわかみ財団、一般社団法人El Sistema Connect
- 出演
- ホワイトハンドコーラスNIPPON(声隊・サイン隊)、コロンえりか、田頭真理子
- 監督
- 池田圭佑
- 上映時間
- 99分
- 後援
- 駐日ベネズエラ大使館、オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム東京
問い合わせ先は一般財団法人さわかみ財団(E-mail:contact@sawakami.org、TEL:03-6380-9848)です。上映情報や申込フォーム、プレスリリース用素材のダウンロードについてはUPLINK吉祥寺の作品ページおよびさわかみ財団のウェブサイトで案内されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公開日 | 2025年12月12日(金) |
| 会場 | アップリンク吉祥寺(〒180-8520 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目5−1 パルコ地下2階) |
| 開始予定時間 | 夕方17時ごろ(正確な開始時間は開催一週間前に確定。18時台終了予定) |
| 上映時間 | 99分 |
| 初日イベント | 上映後スペシャルトークショー(コロンえりか、田頭真理子、池田圭佑)、フォトセッション、囲み取材タイム |
| 制作 | 一般財団法人さわかみ財団、一般社団法人El Sistema Connect |
| 後援 | 駐日ベネズエラ大使館、オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム東京 |
| 特記事項 | 文部科学省選定作品。ウィーン公演(2024)を経てゼロ・プロジェクト・アワード受賞。写真展『第九のきせき』同時開催。 |
| 問い合わせ | E-mail:contact@sawakami.org、TEL:03-6380-9848 |
| 関連リンク | 上映情報ページ:https://joji.uplink.co.jp/movie/2025/29489 公式さわかみ財団:https://sawakami.org/ WHCN:https://elsistemaconnect.or.jp/activity/whc-nippon/index.html |
この記事は上映情報、制作背景、WHCNの活動と受賞歴、取材方法や問い合わせ先を整理して伝えることを目的としています。上映スケジュールの確定や申込フォームへの登録状況に応じて、主催側からの正式な案内が送られますので、関係者や取材希望の方は記載の窓口から確認してください。
参考リンク: