11月15日全世界リリース『風燕伝』の注目ポイント
ベストカレンダー編集部
2025年11月11日 11:49
風燕伝全世界リリース
開催日:11月15日
正式リリース直前――『風燕伝:Where Winds Meet』の公開情報とスケジュール
NetEase Games傘下のEverStone Studioが手がける新作オープンワールド武侠ARPG『風燕伝:Where Winds Meet』について、正式サービス開始に先駆けた生配信で発表された内容を整理する。配信は2025年11月11日11時00分にリリースされたプレスリリースに基づくもので、グローバルでの展開と各種スケジュールが明らかになった。
本作は2025年11月15日(土)にPCおよびPlayStation®5向けに全世界同時リリースされる。事前登録は既にグローバルで実施されており、登録者数は1000万人を突破している。さらに、リリースに先立って事前ダウンロードが2025年11月13日午前7時(各地域の標準時間に準拠)より開始されると発表された。
発表はNetEase Interactive Entertainment Pte. Ltd.によるもので、プレスリリースの配信日時は2025年11月11日 11時00分。生配信は一般に公開され、配信映像へのリンクは以下のURLで視聴可能である。
対応プラットフォームとストア情報
正式リリースに関するプラットフォームは明確に示されている。PC版はSteamおよびEpic Games Store、コンソール版はPlayStation®5での提供が決定している。
具体的な配信先と関連URLは以下のとおりである。各ストアでは事前登録(予約)が受け付けられており、PlayStation®5版には予約パックが販売中で、限定外見アイテムなどの特典が含まれている。
- PC: Steam ストアページ / Epic Games Store(ストア内ページ)
- コンソール: PlayStation®5 製品ページ
広がる武侠世界――拠点、NPC、文物が彩る探索体験
配信ではまず、本作の世界観として旅の始まりの地「清河」が紹介された。清河は広大な平原と隠された謎に包まれた静かな地域として描かれており、ここからプレイヤーの探索が始まる設計だ。
清河から進むと、やがて古都「開封」に到達する。開封は繁栄した都市として表現されており、ゲーム内には1万人を超えるNPCが存在すると発表された。各NPCは独自の生活や物語を持ち、街の営みの中でプレイヤーと関わることで、世界観やサブストーリーが深まっていく。
また、探索要素としては1200点以上の文物(アイテム・遺物等)が登場し、これらを発見・収集すること自体が文化遺産を巡る旅のような体験になる点が強調された。探索は単なる戦闘や移動ではなく、歴史や背景を掘り下げる要素を含んでいる。
世界の規模感と探索の設計
プレイヤーが訪れるフィールドは平原、都市、遺跡、隠された領域など多岐にわたり、探索によって得られる手がかりやアイテムがメインストーリーと密接に結び付く構造になっている。
NPCとの交流や発見した文物によって、物語の表層と裏側に隠れた真相が徐々に明らかになる点は、発表内容の中心的な特徴の一つである。
アクションの設計と公平性――武器、多様な武術、そして課金方針
本作の戦闘設計は武侠の世界観を体現することを目的にしており、伝統的な武器に加えて、武侠の幻想世界からインスピレーションを受けた傘や扇といったロマン溢れる武器も使用可能だと発表された。これにより、ビジュアルや挙動に多様性が生まれる設計である。
具体的な数値としては、12種類の武術と23の奇術が登場し、これらを組み合わせることで多彩なアクションが実現される。アクション設計は、香港アカデミー賞最優秀アクション監督賞を4度受賞した董瑋(Stephen Tung Wai)氏が担当していることも明記された。
- 登場武具・技術
- 剣、槍などの伝統武器に加え、傘や扇など幻想的な武器を含む。12の武術と23の奇術で構成される。
- アクション監督
- 董瑋(Stephen Tung Wai)氏(香港アカデミー賞最優秀アクション監督賞受賞歴あり、4回受賞)
課金方針とプレイの公平性
運営・開発の方針として、本作は基本プレイ無料で提供されるが、重要な点として「Pay to Win(課金優遇)」を排除する設計が明言されている。開発チームは、すべてのモードを自由に体験できる公正なゲーム体験を重視するとしている。
このポリシーは、プレイヤー間の競争が課金によって左右されないようにする意図を示しており、長期運営におけるバランス維持とコンテンツの継続提供を前提に置いた発表内容である。
シーズンアップデートとリリース時のプレゼント施策
リリース後の運営計画として、テーマ性を持ったシーズンアップデートが順次展開される予定である。各シーズンはメインストーリーの掘り下げや新たなゲームモード、期間限定イベントの導入など、内容と目的が異なる施策で構成される。
第1シーズンは「剣鳴」と命名され、メインストーリーの拡張や新たなゲーム体験が追加されると説明された。以降のシーズンでは、ある時期にストーリーを深掘りするもの、別の時期に新モードや期間限定の遊びを導入するものなどバリエーションが用意される。
リリース時のギフトと事前登録キャンペーン
配信の締めくくりでは、開発チームがプレイヤーへの感謝を示す施策を発表した。リリース時には、プレイするすべてのプレイヤーにウェルカムギフトが配布されること、ゲーム内には追加のサプライズが用意されていることが明示された。
さらに事前登録者向けの抽選キャンペーンも発表され、事前登録を行ったプレイヤーの中から抽選で10名に、合計2000ドル相当のボーナスがプレゼントされるとされた。これにより、リリース日である2025年11月15日に向けたユーザーの期待感を高める施策となる。
関連リンクと公式窓口
ゲームに関する詳細情報や最新のお知らせは、公式サイトや各種SNSで提供される。配信されたプレスリリース内で示された公式窓口は以下のとおりである。
- 公式サイト:https://www.wherewindsmeetgame.com/ja/
- Discord:https://discord.gg/wherewindsmeet
- X(旧Twitter):https://x.com/WWM_JP
- YouTube公式チャンネル:https://www.youtube.com/@風燕伝WhereWindsMeet
- TikTok:https://www.tiktok.com/@wherewindsmeet_
- Instagram:https://www.instagram.com/where_winds_meet/
記事の要点まとめ
ここまでに述べた内容を表形式で整理する。リリース日、事前ダウンロードの開始日時、登録者数、対応プラットフォーム、主要なゲーム要素、シーズン情報、キャンペーン、担当スタジオや発表元などを一覧で確認できる。
下表は本記事で触れた主要項目を簡潔にまとめたものである。続く段落では表を補足する短い説明を付す。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表元 | NetEase Interactive Entertainment Pte. Ltd(プレスリリース配信日時:2025年11月11日 11時00分) |
| 開発スタジオ | EverStone Studio(NetEase Games傘下) |
| タイトル | 『風燕伝:Where Winds Meet』 |
| リリース日 | 2025年11月15日(土) 全世界同時リリース |
| 事前ダウンロード開始 | 2025年11月13日 午前7時(開始) |
| 事前登録数 | 1000万人突破(グローバル) |
| 対応プラットフォーム | PC(Steam / Epic Games Store)、PlayStation®5 |
| ゲームジャンル | オープンワールド武侠ARPG |
| フィールド・要素 | 旅の始まり「清河」、古都「開封」(1万人超のNPC)、1200点以上の文物 |
| アクション設計 | 剣・槍などの伝統武器、傘や扇などの幻想武器、12種類の武術、23の奇術。アクション監督:董瑋(Stephen Tung Wai)氏 |
| 課金方針 | 基本プレイ無料。Pay to Winを排除し、公正なプレイ体験を重視 |
| シーズン運営 | テーマ性を持つシーズンアップデートを順次展開。第1シーズンは「剣鳴」 |
| リリース時ギフト・キャンペーン | リリース時のウェルカムギフト。事前登録者抽選で10名に合計2000ドル相当のボーナス |
| 公式窓口(主なURL) | 公式サイト、Discord、X、YouTube、TikTok、Instagram(本文内に各リンクを記載) |
上表で示した通り、本作は大規模な世界設定と多彩なアクション、文化的要素を含む探索性を特徴としている。事前登録や事前ダウンロードの日程、各プラットフォームでの提供情報、そして運営方針(Pay to Win排除)やシーズン計画といった運営面の仕様まで明確に提示されている点が今回の発表の要旨である。