中高生募集|第14回モビリティデザインコンテスト開始
ベストカレンダー編集部
2025年11月9日 16:45
第14回モビリティデザイン募集
開催期間:11月3日〜1月15日
中高生の創造力を形にする場──第14回モビリティデザインコンテスト募集開始
公益社団法人 自動車技術会は、次世代を担う若者のデザイン力と創造性を育てる取り組みとして、「第14回モビリティデザインコンテスト」の作品募集を2025年11月3日(月)より開始しました。プレス発表は2025年11月9日 14時00分
本コンテストは2011年から毎年開催されており、これまでに中学生・高校生が自由な発想で「ものづくり」を体験する場を提供してきました。主催は公益社団法人 自動車技術会(会長:中畔 邦雄)で、自動車産業や関連分野の将来を担う人材育成を目的としています。
- 募集開始:2025年11月3日(月)
- 主催:公益社団法人 自動車技術会
- 背景:2011年から毎年開催、若年層のデザイン教育と産業界との接点創出を目的
テーマの狙いと応募作品に期待される視点
第14回のテーマは前回に引き続き、「10年後の暮らしを楽しくする乗り物」です。多様化するライフスタイルや進化する社会背景を踏まえ、既存の概念にとらわれない、夢と創造性あふれる新たな移動機器(乗り物)のアイデアが求められます。
求められる視点としては、環境や社会構造の変化に配慮した提案、日常生活の利便性や楽しさを高める工夫、ユーザー体験の再定義とデザイン性の両立が挙げられます。作品は図面やスケッチ、説明資料などで表現され、審査は自動車・二輪メーカーの現役デザイナーやエンジニアなど各分野の専門家によって行われます。
- 審査体制
- 自動車・二輪メーカーの現役デザイナー、エンジニア等、各分野の専門家による厳正な審査。
- 審査特典
- 審査員特別賞以上の入賞者には、プロのモビリティデザイナーによるマンツーマンのスケッチ講習を実施。
応募資格と部門区分
応募資格は日本全国の中学・高校・高等専門学校の在籍生徒(高専は1〜3年生)と、海外在住で日本国籍を有する同等の教育段階にある生徒です。対象年齢や所属学年に応じて部門が分かれています。
具体的な部門区分は以下の通りです。応募にあたっては該当する部門でのエントリーが必要です。
- A部門:中学生
- B部門:高校生、高等専門学校(1〜3年生)
募集期間と応募方法
募集期間は2025年11月3日(月)〜2026年1月15日(木)です。参加を希望する場合、まず公式ホームページからエントリーを行い、その後作品を郵送で提出する形式になっています。
公式ページのURLは https://www.jsae.or.jp/mobi-design/contest/ です。エントリー後の郵送先や提出物の詳細(サイズ、必要書類、記載事項等)は公式サイトの応募要項に従ってください。
賞と副賞の内容、結果発表スケジュール
受賞区分と副賞は多様に設けられており、受賞者には作品発表の機会に加え、制作活動に役立つ副賞や実践的な学びが提供されます。入賞者は将来のデザイン活動やキャリア形成につながる体験が得られるよう構成されています。
結果発表は2026年4月上旬が予定されています。受賞者には副賞や実技講習の案内が別途行われる見込みです。
- モビリティデザイン大賞:1名
- モビリティデザイン賞:各部門1名
- ダビンチ賞:各部門1名
- 審査員特別賞:1名
- 佳作:若干名
賞品・副賞は主に二つのカテゴリに分かれます。ひとつは制作に使える物品、もうひとつは指導や体験に関する機会です。
- 制作支援物品:ペンタブレット、コピックセット、水彩色鉛筆セット等
- 実技・教育機会:審査員特別賞以上の入賞者に対するプロのモビリティデザイナーによるマンツーマンのスケッチ講習
運営体制、協賛企業、過去の受賞作および問合せ先
主催は公益社団法人 自動車技術会で、会長は中畔 邦雄氏です。協賛企業は以下の通りで、五十音順に記載されています。協賛社の支援により副賞や講習の実施が可能となっています。
- 株式会社小糸製作所
- 東京貿易テクノシステム株式会社
- 株式会社トゥールズインターナショナル
- 株式会社フィアロコーポレーション
- 株式会社ワコム
参考情報として、2024年度の受賞作品も公開されています。モビリティデザイン大賞は星野 眞吾さんの作品「SKYSHARK-自然を汚さない乗り物」で、環境負荷低減を志向したアイデアが高く評価されました。
コンテストに関する問い合わせや報道関係の連絡先は以下のとおりです。問い合わせ窓口は広報・会員課の土肥(どい)担当となっています。
- 報道関係者お問い合わせ先
- 公益社団法人 自動車技術会 広報・会員課 土肥(どい)
- 電話
- TEL:03-3262-8219
- FAX
- FAX:03-3261-2204
- press@jsae.or.jp
公式の関連リンクも併せて案内されており、参加希望者や報道関係者は詳細を公式ページで確認できます。
要点の整理
以下の表は本コンテストの主要項目を一目でまとめたものです。応募を検討する際の基本的な情報が網羅されています。表のあとに、本記事で扱った内容を踏まえた要点の整理を行います。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主催 | 公益社団法人 自動車技術会(会長:中畔 邦雄) |
| 発表(プレス)日時 | 2025年11月9日 14時00分 |
| 募集開始 | 2025年11月3日(月) |
| 募集期間 | 2025年11月3日(月)~2026年1月15日(木) |
| テーマ | 「10年後の暮らしを楽しくする乗り物」 |
| 応募資格 | 日本全国の中学・高校・高等専門学校(高専1~3年生)、および海外在住で日本国籍を有する同等の生徒 |
| 部門 | A部門:中学生 / B部門:高校生・高専1~3年生 |
| 応募方法 | 公式サイトからエントリー後、作品を郵送 |
| 賞の区分 | モビリティデザイン大賞(1名)、モビリティデザイン賞(各部門1名)、ダビンチ賞(各部門1名)、審査員特別賞(1名)、佳作(若干名) |
| 副賞 | ペンタブレット、コピックセット、水彩色鉛筆セット等。審査員特別賞以上にマンツーマンのスケッチ講習 |
| 結果発表 | 2026年4月上旬(予定) |
| 協賛 | 株式会社小糸製作所、東京貿易テクノシステム株式会社、株式会社トゥールズインターナショナル、株式会社フィアロコーポレーション、株式会社ワコム(五十音順) |
| 参考(過去受賞例) | 2024年度 モビリティデザイン大賞:星野 眞吾「SKYSHARK-自然を汚さない乗り物」 |
| 問合せ先 | 公益社団法人 自動車技術会 広報・会員課 土肥(どい) TEL:03-3262-8219 / FAX:03-3261-2204 / E-mail:press@jsae.or.jp |
上表は募集概要、応募方法、賞や副賞、結果発表時期、協賛企業、問い合わせ先までを整理したものです。応募を検討する場合は公式ページでエントリー手順や郵送先、提出物の細則を確認のうえ、期日(2026年1月15日)までに必要書類と作品を提出してください。審査員特別賞以上には実践的な指導機会が用意されており、将来の学びや制作活動につながる機会が得られる点も本コンテストの特徴です。
参考リンク: