イオン倉敷、イオンスタイル倉敷に刷新 6専門店で衣料一新
ベストカレンダー編集部
2025年11月8日 16:46
イオンスタイル倉敷開業
開催日:11月7日
倉敷の核店舗が「イオンスタイル倉敷」として再出発
イオン株式会社は、2025年11月7日17時40分付のリリースにて、イオン倉敷店が同日より「イオンスタイル倉敷」としてリニューアルオープンすることを発表しました。
イオン倉敷店は1999年に「ジャスコイオン倉敷店」として開業し、2011年に「イオン倉敷店」へ名称変更して以来、イオンモール倉敷の核店舗として地域に根ざしてきました。今回のリニューアルは、2023年に実施した1階の食品・美と健康・暮らしの売場の大規模改装に続く最終章にあたります。
リニューアルは、地域特性に合わせた売場作りを目的としており、特に30代〜40代およびその子どもであるα・Z世代のファミリー層、50代〜60代のミドル層が多い点に配慮した設計が行われています。2階の衣料品売場が、イオンリテールの最新の「専門店モデル」へと刷新されることで、生活様式や年代・シーンに応じた6つの専門店カテゴリーで構成されます。
6つの専門店構成と主な取り扱いブランド
新しい専門店モデルは“楽しさと心地よさが叶うライフスタイルへ”をコンセプトに、シーン別・年齢別で商品を分類した6つの専門店で構成されます。以下に各専門店の特徴と出店ブランドを詳細に整理します。
各専門店は売場環境や商品企画の工夫により、地域のお客さまの日常ニーズに応えることを目的としています。具体的な取り扱い商品やブランド、ターゲット層を明記します。
1. デイリーカジュアル(ファミリー向け)
ターゲットは30〜40代のファミリー層。レディス・メンズのカジュアルウェアに加え、インナーウェア(例:トップバリュ ピースフィット)を揃えます。環境配慮型商品を拡大する「SELF+SERVICE(セルフサービス)」の展開や、毎日にフィットする服を目指すカジュアルブランド「TVC(ティーヴィシー)」が中核となります。
また、トレンドを意識したフェミニンカジュアルの「ESSEME(エシーム)」、ぽっちゃりサイズを想定した「noannu(ノアンヌ)」「グレイテス」など多様なサイズ展開も行います。セルフサービス売場では、サステナブル・エシカルな商品を最新の売場環境で提供します。
倉敷地域フィット企画として、「倉敷アイビースクエア」と「両備バス」とのコラボレーションデザインTシャツを当店限定で販売します。色柄は控えめで日常使いがしやすいシンプルなデザインが特徴です。
さらに、岡山県産にこだわった本格ジーンズシリーズもデイリーカジュアルで展開します。暖かみのある裏起毛と吸湿発熱機能を備えた「裏起毛オカヤマデニム」や、伝統的な製法による「オカヤマデニム」シリーズを幅広く用意します。
2. オケージョン(ビジネス・フォーマル)
ターゲットは30〜40代のファミリー世代から50代のミドル世代。紳士・婦人のビジネスウェアやフォーマルウェアを中心に、外出時の装いを意識したアイテムを揃えます。
オシャレなお出かけ着に加え、韓国のダンスウェアブランド「DAUSPICE(ディオスピス)」のイオン限定商品も展開されます。接客を重視する売場作りで、採寸やコーディネート提案に対応します。
3. セカンドライフ(アクティブシニア向け)
旅行や趣味などアクティブに過ごす中高年層向けに、デザイン性・機能性・着心地にこだわった商品を取り揃える専門店です。流行にとらわれない“自分らしいオシャレ”を求める顧客のニーズに応えます。
代表的なブランドとして、女性向けに「PART2 BY JUNKO SHIMADA」、ユニバーサルデザインの服「着楽美(きらび)」、メンズではアメリカントラッドの「POLO」を展開します。居心地の良い売場設計でじっくり選べる環境を提供します。
4. ネクストエイジ(Z世代・若年層)
Z世代を主ターゲットに、カジュアルアイテムにトレンドを融合した新しさと楽しさを提案する専門店です。ブランド例として「Doublefocus(ダブルフォーカス)」がトータルコーディネートを発信します。
新たな取り組みとして10代後半をメインに、Y2K文化とK-POPファッションの甘さを融合したリアルトレンドスタイル、古着風に韓国ストリートを加えたビンテージスタイルを提案します。Z世代向けのインナーコーナー新設や、トリンプの「AMOSTYLE(アモスタイル)」を導入します。
また、サンリオやディズニー中心のキャラクターショップでは、スクールバッグ用アクセサリーやスマホケース用シールなど、Z世代・α世代に人気のグッズを幅広く揃えます。
5. スポーツライフ(ウェルネススポーツ)
「美と健康」をキーワードに、エクササイズやフィットネスに適したスポーツウェアとグッズを提案する専門店です。日常的な運動習慣の支援を目的とした品ぞろえに重点を置きます。
今回、新たに「UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)」を展開し、機能性の高いウェアやギアを導入することで、ウェルネス志向の顧客ニーズに対応します。
6. 雑貨(バッグ・靴・トラベル等)
バッグ、ハット、レイン、ギフトの4つの雑貨コーナーとトラベル・靴の専門店で構成されます。人気ブランドの最新モデルとオリジナルブランドを組み合わせ、ファッションとライフスタイルを提案します。
出店ブランドとショップには、シューズショップ「ASBee(アスビー)」、トラベル用品の「+MOOVE(プラスモーヴ)」、トレンド寄りのファッションを扱う「MARCHE rouge(マルシェルージュ)」などがあります。さらに、フランス・パリ発の「Lipault(リポー)」、トートバッグ専門の「ROOTOTE(ルートート)」、ハットブランド「estää(エスタ)」、米国プロスポーツと連携する「’47(フォーティーセブン)」、雨具を提案する「because(ビコーズ)」など幅広く取り揃えます。
ジュエリーショップ「ヴェリシア」、アクセサリーショップ「JUNO(ジュノ)」を新規出店するほか、アメリカンライフスタイルをテーマにした機能性重視のメンズ服飾雑貨を扱う「SQUAREFIELD(スクエアフィールド)」も導入されます。
運営効率化と接客の両立を図るレジ導入
今回の専門店モデル導入に合わせて、セルフレジとタブレット型レジ(クラウドPOSレジ)を導入し、オペレーションの効率化と接客品質の向上を図ります。
具体的には、デイリーカジュアル売場でセルフレジを導入することで、レジ業務の効率化を実現し、従業員が接客や売場メンテナンスに時間を割けるようにします。これにより顧客対応の密度向上が期待されます。
一方、接客販売を中心とするオケージョン売場にはタブレット型レジを導入し、接客・採寸・精算・見送りまでを一貫して行える体制を整えます。クラウドPOSの導入は、販売データの集約や在庫管理の迅速化にも寄与します。
地域連携と商品企画のポイント
地域に根ざした商品企画として、倉敷の観光・交通資源と連携した限定商品を展開します。具体的には「倉敷アイビースクエア」および「両備バス」とコラボレーションしたデザインTシャツを当店限定で販売します。日常使いしやすい抑えた色柄が特徴です。
さらに、岡山県でのジーンズ生産の歴史性に着目した「オカヤマデニム」シリーズや、寒い季節に適した裏起毛と吸湿発熱機能を備えた「裏起毛オカヤマデニム」を展開します。地場産業の技術を生かした商品群は地域性を活かした差別化要素です。
Z世代向けには、キャラクター商品やトレンド寄りのインナーを充実させるなど年齢層別の接点強化を図ります。サステナブル志向の拡大に合わせ、SELF+SERVICEのようなエシカル商品ラインの導入も重要な柱となっています。
要点の整理
以下の
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| リリース発行者 | イオン株式会社(2025年11月7日 17:40) |
| 施設名 | 旧:イオン倉敷店 → 新:イオンスタイル倉敷(2025年11月7日リニューアルオープン) |
| 歴史 | 1999年開業(ジャスコイオン倉敷店)、2011年にイオン倉敷店へ名称変更、2023年に1階大規模改装、今回が衣料品フロア刷新の最終章 |
| ターゲット層 | 30〜40代ファミリー、α・Z世代、50〜60代の地域住民 |
| 新構成(専門店モデル) | 1.デイリーカジュアル 2.オケージョン 3.セカンドライフ 4.ネクストエイジ 5.スポーツライフ 6.雑貨 |
| 主要ブランド・ショップ例 | TVC(トップバリュコレクション)、ESSEME、noannu、PART2 BY JUNKO SHIMADA、POLO、Doublefocus、AMOSTYLE、UNDER ARMOUR、ASBee、+MOOVE、MARCHE rouge、Lipault、ROOTOTE、estää、’47、because、ヴェリシア、JUNO、SQUAREFIELD 等 |
| 地域連携商品 | 倉敷アイビースクエア×両備バス コラボTシャツ(当店限定) |
| 特徴的商品 | 裏起毛オカヤマデニム(岡山縫製、吸湿発熱機能)およびオカヤマデニムシリーズ |
| レジ導入 | セルフレジ(デイリーカジュアル)、タブレット型クラウドPOS(オケージョン) |
| カテゴリ・キーワード | 商品サービス / 百貨店・スーパー・コンビニ・ストア / キーワード:イオン、イオンスタイル、倉敷、イオンモール |
以上のとおり、今回のリニューアルは売場構成の再編、地域特性に応じた商品企画、店舗運営のデジタル化を組み合わせることで、年代やライフステージに応じた買物体験の向上を図るものです。プレスリリース内の画像素材はダウンロード可能とされており、詳細な商品写真や売場イメージは提供されています。