11月23日開催|CGWORLD 2025 全12セッション公開 ガンダムやNIO登壇
ベストカレンダー編集部
2025年11月7日 18:11
CGWORLD 2025開催
開催日:11月23日
国内外のクリエイターが一堂に会するセッション構成
株式会社ボーンデジタルは、2025年11月23日(日)に文京学院大学本郷キャンパスで開催する『CGWORLD 2025 クリエイティブカンファレンス』について、公式サイトの第二弾公開を行い、3つの大会場で実施する全12セッションの情報を公開しました。本イベントはCG・映像制作に関わるプロフェッショナルや学生、業界に関心を持つ方を対象にしたカンファレンスです。
セッションは多様なジャンルとテーマを取りそろえ、国内外の制作プロダクションや個人クリエイターが登壇します。席数には限りがあるため、参加を希望する場合は事前登録が必要です(参加費は無料)。
全12セッションの構成と特徴
公開されたセッションは、アニメーション制作の現場に密着した講演から、ミュージックビデオや映画、ドラマの映像制作に関する実務的な話題、若手育成プログラムの発表まで、幅広い内容で構成されています。各セッションは異なる視点から「制作の現場で求められる技術と表現」を示すことを意図しています。
以下にプレスリリースで明示された主要セッションを列挙します。プレスリリースでは12セッションの全体数を明示していますが、個別セッションの詳細は随時公開される予定です。なお、記載の情報は公開された第二弾内容をすべて反映しています。
- 『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』でのスタジオカラー3Dチームの仕事 — プロジェクト内での3Dチームの立ち位置、スケジュール、外注スタジオや3Dスタッフのアサイン状況、3Dチームが絵作りに与えた影響、Blenderを用いた作画風の3D爆発などを解説(© 創通・サンライズ)。
- クリエイティブユニットNIOの考えるビジュアルのつくり方(Sponsored by マウスコンピューター・intel) — VaundyなどのMVで知られるNIOによる、手触りや質量感を追求する制作フロー、コンテやラフCGを用いた実例解説。
- KASSENの仕事 — 2020年12月設立の映像プロダクションが、ドラマ、映画、MVなどへの取り組みを紹介。紹介予定作品にはドラマ『グラスハート』、映画『この夏の星を見る』、MVではBUMP OF CHICKEN「邂逅」、米津玄師「REDOUT」などが含まれます。
- CG部 ネクストスターズ 受賞者発表&表彰式 — 中高生向け3DCGコンテスト『CG部ネクストスターズ』の受賞者発表と講評。動画部門と画像部門の受賞作品を第一線で活躍する審査員が評価します。
上記以外にも複数のセッションが用意され、参加者は自らの興味とスキルに合わせて選択できます。セッションごとに席数が限られているため、早めの登録が推奨されます。
セッションの時間割や登壇順など、詳細は公式サイトで随時更新されます。イベントの公式情報は株式会社ボーンデジタルの告知を参照してください(URL:https://www.borndigital.co.jp/)。
注目セッションの具体的な内容と登壇者
公開されたセッションのうち、特に注目される講演の内容と、そこで語られる技術的・制作的テーマを整理します。各講演は制作者視点の実務情報や制作プロセスの具体例を提示するため、現場で役立つ情報が得られる構成です。
以下は、プレスリリースで明示された各セッションの内容を正確にまとめたものです。登壇者名まではすべて明示されていない場合があるため、記載は公開されている情報に基づきます。
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』でのスタジオカラー3Dチームの仕事
スタジオカラーの3Dチームがプロジェクト内でどのように機能したかを、スケジュールや人員配置、外注スタジオとの連携を含めて説明します。作品の「絵作り」へ3Dが与えた影響を複数の視点から語る予定です。
技術面では、Blenderを用いた「作画風3D爆発」など、具体的な制作手法も紹介されると明記されています。アニメ制作における3Dの役割や、チーム運営の実例を知る貴重な機会となります(© 創通・サンライズ)。
クリエイティブユニットNIOの考えるビジュアルのつくり方(Sponsored by マウスコンピューター・intel)
NIOはVaundyなどのミュージックビデオを手がけるクリエイティブユニットで、自ら3DCGやイラスト、2Dアニメーションを制作することで理想のルックを追求してきた経験を共有します。制作の第一線で実践されているワークフローやキャリア形成の考え方が中心です。
プレゼンテーションでは、コンテやラフCGを用いてビジュアルコミュニケーションの方法論や、実際の制作過程で考えていることを具体的に解説する予定です。ビジュアル表現に関心のある制作側の聴衆にとって、有益な知見が提供される見込みです。
KASSENの仕事
2020年12月に設立され、設立から5期目を迎える映像プロダクション「KASSEN(カッセン)」が、さまざまな作品に取り組んだ事例を紹介します。実務の紹介を通してプロダクションとしての制作姿勢や手法が共有されます。
紹介予定の作品例として、ドラマ『グラスハート』、映画『この夏の星を見る』、ミュージックビデオではBUMP OF CHICKEN「邂逅」、米津玄師「REDOUT」などが挙げられています。各作品ごとの取り組みや技術的チャレンジが語られる予定です。
CG部 ネクストスターズ 受賞者発表&表彰式
中高生を対象とした3DCGコンテスト『CG部ネクストスターズ』の受賞作品の発表と表彰式が行われます。動画部門と画像部門の2部門で選出され、受賞作には審査員からの講評が付されます。
審査は現在第一線で活動する専門家が担当し、受賞者には今後の活動に役立つフィードバックが提供されます。若手や学生の視点を知るうえで、世代間の表現比較や今後の育成に関する情報が得られる場です。
教室企画とハンズオン — 学生とプロが交差する場
会場の文京学院大学“教室”スペースを活用した特別企画も随時公開されています。これらは最新技術を体験するハンズオンや、学生向け発表・指導的セッションなど、学生からプロまで幅広く利用できる内容が中心です。
教室企画は、参加者同士の交流やスキルの獲得を目的とした実践的なプログラムであり、当日の機材や講師体制を整えて初心者にも配慮した内容が予定されています。以下に各企画の概要を示します。
NEXTクリエイターズ☆ステーション
学生向けの発表プログラム『WHO’S NEXT?2025年第2弾』や『WOW Student Program 2025』の発表会が行われます。これらは学生クリエイターの作品発表とフィードバックを主目的としたセッションです。
加えて、ポートフォリオ添削のコツを共有するセッションも実施され、就職・進路活動を意識する学生にとって実践的なノウハウが得られます。参加者は自作品の改善点や見せ方の工夫について具体的な助言を受けられます。
ハンズオン体験:Marvelous Designer & Houdini
ハンズオン講座ではMarvelous DesignerとHoudiniの初心者向け講座を用意しています。どちらの講座も未経験者が最初の一歩を踏み出せるよう配慮されたカリキュラムです。
参加者はソフトウェアの基礎操作を実際に体験でき、クリエイティブの幅を広げるための基本スキルを身につけることを目的としています。ソフトの導入や初期設定から実践的なワークフローまで、講師の指導の下で学べます。
Houdini Lab
企画部屋で行われるミニセッションでは、inbetweenや東映アニメーションなど現場で活躍する企業が登壇します。東映アニメーションは映画『室町無頼』での活用事例などをもとに、Houdiniの実務利用について語る予定です。
各セッションの詳細は今後公開される予定ですが、Houdiniを現場で用いる際の注意点やパイプラインへの組み込み方など、実務に直結する話題が提供される見込みです。
クリエイターよろず相談所
制作ツールに関する技術相談からキャリアに関する相談まで、現場でよくある「ちょっと聞きたい」疑問に対して専任講師がその場で対応する相談コーナーが設けられます。相談員は通称「仙人」と呼ばれる専門家が担当します。
当日は「ハード仙人」(機材関連)や「キャリア仙人」(進路相談)など専門分野に応じた相談員が参加予定で、初心者からベテランまで幅広く相談できます。短時間で具体的な答えを得やすいのが特徴です。
参加方法、開催概要、協賛・協力一覧
イベントへの参加は無料ですが、事前登録制です。定員やセッションごとの席数に制限があるため、参加希望者は早めに公式サイトから申込手続きを行う必要があります。プレスリリースは2025年11月7日17:18に株式会社ボーンデジタルから出されています。
以下に開催概要および協賛・協力企業の情報を整理します。主催者情報や連絡先の参照先も明記します。
開催概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | CGWORLD 2025 クリエイティブカンファレンス |
| 開催日 | 2025年11月23日(日) |
| 開催時間 | 11:00〜19:00(懇親会 19:00〜20:30)※時間は予定 |
| 開催場所 | 文京学院大学 本郷キャンパス(東京都文京区向丘1丁目19−1) |
| 参加費 | 無料(事前登録制) |
| 対象 | CG制作に関わる業界の方、業界を目指す学生、その他CG業界に興味がある方 |
| 主催 | ボーンデジタル、CGWORLD |
| 発表日(プレスリリース) | 2025年11月7日 17:18(株式会社ボーンデジタル) |
| 公式URL | https://www.borndigital.co.jp/ |
| 主催会社 | 株式会社ボーンデジタル(本社:東京都千代田区、CEO:新和也) |
協賛・協力
本イベントには多くの企業が協賛・協力しています。機材やソフトウェア、サービスを提供する業界の主要プレイヤーが名を連ねており、参加者にとって新たな製品情報やサポートを得る機会にもなります。
以下はプレスリリース掲載の協賛・協力社一覧です。
- 協賛:マウスコンピューター、AMD、Autodesk、Intel、Sycom、Adobe、Foundry、Maxon、SideFX、クレッセント、Deemos、GIGABYTE、Lenovo、Million Edge、ミマキエンジニアリング、オーク、面白法人カヤック、Wacom、XPPen
- 協力:デジタルスケープ、クリ博
参加を考えている方は、公式サイトでセッションごとの定員や申込ページを確認のうえ登録手続きを行ってください。セッションによっては早期に満席となる可能性があります。
イベント情報の要点まとめ
ここまでで紹介した公開情報を表形式で整理します。要点が一目でわかるようにまとめています。
| 項目 | 内容(要点) |
|---|---|
| 開催名 | CGWORLD 2025 クリエイティブカンファレンス |
| 開催日・時間 | 2025年11月23日(日)11:00〜19:00(懇親会 19:00〜20:30)※予定 |
| 会場 | 文京学院大学 本郷キャンパス(東京都文京区向丘1丁目19−1) |
| 参加費 | 無料(事前登録制) |
| セッション数 | 全12セッション(3つの大会場で実施) |
| 公開済みの注目セッション | 『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』スタジオカラー3Dチーム、『NIOの考えるビジュアルのつくり方』(Sponsored by マウスコンピューター・Intel)、KASSENの仕事、CG部ネクストスターズ表彰式 |
| 教室企画 | NEXTクリエイターズ☆ステーション、Marvelous Designer & Houdiniハンズオン、Houdini Lab、クリエイターよろず相談所など |
| 主催 | ボーンデジタル、CGWORLD(株式会社ボーンデジタル:本社 東京都千代田区、CEO 新和也) |
| 協賛・協力 | 協賛:マウスコンピューター、AMD、Autodesk、Intel、Sycom、Adobe、Foundry、Maxon、SideFX、クレッセント、Deemos、GIGABYTE、Lenovo、Million Edge、ミマキエンジニアリング、オーク、面白法人カヤック、Wacom、XPPen / 協力:デジタルスケープ、クリ博 |
| 申込先 | 公式サイト(https://www.borndigital.co.jp/)にてイベント詳細および申込ページを確認 |
以上がプレスリリースに基づく『CGWORLD 2025 クリエイティブカンファレンス』の公開情報の全容です。セッションや教室企画の追加情報は公式サイトで随時更新されますので、参加を予定する方は公式告知を確認のうえ、必要に応じて早めに登録手続きを行ってください。