11/19開店|東京駅に生バター菓子店FONDAN誕生

フォンダン大丸東京開店

開催日:11月19日

フォンダン大丸東京開店
いつオープンするの?
2025年11月19日(水)に東京駅直結の大丸東京店1階に常設店がオープンします。営業時間は10:00〜20:00、店舗面積は12㎡です。
どんな商品が買えるの?
自家製生バターを使った「フォンダンサンド」と「フォンダンガレット」の2種。フォンダンサンドは5個入1,350円/10個入2,646円、フォンダンガレットは4個入1,458円です。

東京駅・大丸東京店に登場する「とろける新体験」——FONDANの出店概要

2025年11月19日(水)、東京駅直結の大丸東京店1階に、新しい洋菓子ブランド「FONDAN(フォンダン)」の常設店がオープンします。今回の出店は、北海道で酪農・原料生産から菓子企画・製造までを手がけるグループが、東京発の新ブランドとして仕立てたものです。

プレスリリースは2025年11月6日14時30分に発表されており、発表元は北海道コンフェクトグループ株式会社。ブランドを立ち上げ商品を販売するのは株式会社COC(本社:東京都品川区、代表取締役:長沼真太郎)です。出店場所は大丸東京店1階(〒100-6701 東京都千代田区丸の内1丁目9-1)、店舗面積は12㎡、営業時間は10:00〜20:00となります。

【バターの常識を覆す】放牧牛乳から仕立てた自家製「生バター」。とろけるお菓子の専門店『FONDAN』誕生、生バターキャラメルを香ばしく包む「フォンダンサンド」など新発売 画像 2

ブランドコンセプトと自家製「生バター」に込めたこだわり

ブランド名「FONDAN(フォンダン)」はフランス語のFONDANT(溶ける)に由来する造語で、コンセプトは「とろける新体験」。口に入れた瞬間にほどける食感と、繊細なバター風味の余韻を軸に商品が設計されています。

中心となるのは独自製法による自家製の「生バター」です。フランスの生バターに着想を得て、搾りたての放牧牛乳を用い、必要最低限の殺菌処理とノンホモジナイズ製法で仕上げることで、生乳のやわらかな風味と長く続くコクの余韻を保持しています。

【バターの常識を覆す】放牧牛乳から仕立てた自家製「生バター」。とろけるお菓子の専門店『FONDAN』誕生、生バターキャラメルを香ばしく包む「フォンダンサンド」など新発売 画像 3

生バターの特徴と開発背景

開発の発端は「放牧牛乳からお菓子までを一貫製造している当社なら、フランスの生バターに匹敵する味わいを作れるのではないか」という発想でした。得られた生バターは、一般的なバターや発酵バターとは異なる、口当たりの軽さと後から広がる深いコクが特徴です。

  • 生バターの魅力:口当たりはすっきり、後からじんわり濃厚さが広がる。食べ終わっても口の中に心地よい深みが残る。
  • 製法の要点:搾りたて放牧牛乳を必要最低限の殺菌処理で処理、ノンホモジナイズにより乳の繊細な風味を保持。
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商品詳細:フォンダンサンドとフォンダンガレットの設計と価格

FONDANは自家製生バターを核に、2種類の商品を用意しました。いずれも“とろける”食感を追求し、焼き菓子とバターのコントラストを明確にすることで、新たな食体験を目指しています。

販売商品は「フォンダンサンド」と「フォンダンガレット」。以下に各商品の特徴と価格を示します。

フォンダンサンド(FONDANSAND)

とろける生バターキャラメルを薄焼きのラングドシャで挟んだサンド菓子。キャラメルは炊き上げた余熱で自家製生バターをそっと溶かし込む独自の仕上げで、深いコクの余韻を実現しています。

ラングドシャは薄く焼き上げることでかりっとした食感を出し、生キャラメルのとろける口どけと対比させています。香りと食感のバランスを重視した設計です。

  • 商品名:フォンダンサンド
  • 価格:5個入 1,350円(税込)/10個入 2,646円(税込)
  • おいしさのポイント:生キャラメルに生バターを溶かし込み、ラングドシャの繊細な食感と組み合わせることで軽やかな余韻を形成。
フォンダンガレット(FONDANGALETTE)

香ばしく焼き上げたガレットに、なめらかな生バターフォンダンをとろりとかけた商品。ガレットのざくっとほろっとした食感と、フォンダンのなめらかな口どけが同居します。

ガレットの風味がまず広がり、その後にフォンダンのやわらかなバター香と深いコクがやさしく追いかける構成になっており、ひと口ごとに記憶に残る余韻を狙っています。

  • 商品名:フォンダンガレット
  • 価格:4個入 1,458円(税込)
  • おいしさのポイント:生バターの溶け込みによる長いコクの余韻と、ガレットの香ばしさ・食感の対比。
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原材料から店舗デザインまで:サステナビリティと空間設計

FONDANの原材料づくりは、単に味を追求するだけでなく、地球環境や動物福祉を意識した取り組みと結びついています。地球環境を再生させる考え方である「リジェネラティブ・アグリカルチャー(環境再生型農業)」に基づき、放牧酪農や平飼い養鶏を実践しています。

具体的には牛が草を食べ自由に動き回ることで土壌が豊かになり、牧草によるCO2吸収が促進される循環を目指しています。放牧酪農は日高町、平飼い養鶏は新冠町、山地酪農と平飼い養鶏は札幌市で行われています。

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循環型の飼育と廃棄物削減の工夫

養鶏では、グループの菓子工場から出る商品にならないクッキーや、ケーキ作りで発生するイチゴのヘタなどを鶏の飼料として与えています(食事の20%以内)。これにより風味豊かな卵を生み出すと同時に、食品廃棄物の削減にもつながっています。

店舗デザインはブランドイメージに合わせ、バターを連想させる柔らかな黄色を基調に統一。壁や什器には質感と風合いにこだわった素材を選び、ミニマルな空間にフォンダンサンドのオブジェをアクセントとして設置することで、視覚的にもブランドのこだわりが伝わる構成になっています。

FONDAN(フォンダン)主要情報まとめ
項目 内容
ブランド名 FONDAN(フォンダン)
由来・コンセプト フランス語FONDANT(とろける)に由来する造語。コンセプトは「とろける新体験」
オープン日 2025年11月19日(水)
発表日・発表元 2025年11月6日 14:30、北海道コンフェクトグループ株式会社(発表)/株式会社COC(運営・代表 長沼真太郎)
店舗所在地 大丸東京店1階(〒100-6701 東京都千代田区丸の内1丁目9-1)
営業時間・面積 10:00〜20:00、店舗面積12㎡
販売商品・価格 フォンダンサンド:5個入1,350円/10個入2,646円、フォンダンガレット:4個入1,458円(いずれも税込)
公式情報 WEB:https://fondan.jp Instagram:https://www.instagram.com/fondan_jp
原材料・生産 放牧酪農の生乳を使用、最低限の熱処理・ノンホモジナイズで製造した自家製生バター。放牧(北海道 日高町)、平飼い養鶏(新冠町・札幌市)

本稿ではFONDANに関するプレスリリースの全情報を整理して紹介した。ブランドの中心となる自家製生バターの背景、商品設計の技術的なポイント、サステナブルな原材料生産の取り組み、出店に関する実務的な情報(場所・日時・価格・営業時間・面積・公式サイト)を網羅している。これらの情報は、大丸東京店での販売開始にあたって公表された公式の内容に基づくものである。

参考リンク: