2026年3月開業 宮島口にHOTEL FORK & KNIFE誕生
ベストカレンダー編集部
2025年11月6日 16:44
ホテルフォーク宮島開業
開催日:3月1日
宮島口に生まれる新たなカルチャー・リトリート ― コンセプトと開業の要点
fav hospitality group株式会社(東京都千代田区、代表取締役:緒方秀和)と株式会社GREENING(東京都渋谷区、取締役CEO:関口正人)は、新ブランドHOTEL FORK & KNIFEを広島・宮島口に開業します。開業は2026年3月、予約受付は2025年11月6日(木)より公式サイトにて開始されます。プレスリリースは2025年11月6日10時00分に発表されました。
ブランドコンセプトは「Tradition Served Quietly.」です。文化や感性に寄り添い、静かに差し出される一口のような滞在体験を目指します。総敷地面積は2,400平米、客室数は34室で、上質さと洗練が調和した空間を提供します。館内には日本の職人技や自然素材が生かされ、瀬戸内の食材を薪火で仕上げるレストラン、天然温泉、アート展示、セレクトショップなどが配されます。
建築と空間デザイン ― 佐野文彦による和の現代解釈
館内の設計デザインを担当するのは、建築家・美術家の佐野文彦氏です。佐野氏は数寄屋建築の伝統を踏まえつつ、現代的な解釈を行う設計手法で知られます。素材としては杉や檜などの木材や石が多用され、職人の技を活かしたディテールにより奥行きのある空間が構成されます。
エントランスには厳島神社の能舞台を着想源としたギャラリースペースが設けられ、広島県製の提灯照明が柔らかな光を放ちます。館内随所に地域文化を感じられる仕掛けが施され、日本の美意識を現代に引き継ぐ空間デザインが特徴です。
客室構成とスイートの仕様
客室は、基本タイプとスイートで構成されます。基本の客室タイプには30〜45㎡のキングベッドルーム(2〜3名向け)と、43〜50㎡のツインベッドルーム(2〜4名向け)を用意しています。各客室タイプには地名や自然の情景を冠した名称が付けられており、例として「朝凪 – Asanagi」「潮騒 – Shiosai」「檜香 – Hinoka」「竹影 – Chikuei」「宵月 – Yoizuki」「水鏡 – Mizukagami」などがあります。
室内は小上がりや障子を用いることで日本らしい趣を表現しつつ、現代的な素材やアートを組み合わせて伝統とモダンの調和を図っています。客室は素材の質感や表情を丁寧に活かすことで、心地よい安らぎを提供します。
180㎡スイートの特徴
スイートルームは180㎡の広さを備え、掘り込み式のマット敷きリビング、プライベートサウナ、天然温泉の露天風呂が設えられています。専用キッチンカウンターを活用し、シェフを招いてのプライベートケータリングを行うことも可能で、特別な食事体験が演出できます。
このスイートは贅を尽くした設えで、滞在者に対してプライベートで落ち着いた時間を提供するよう設計されています。設計の背景には佐野氏の数寄屋建築での経験と、現代的な表現を掛け合わせる試みが反映されています。
食・温泉・アート――館内で体験するローカルガストロノミーと文化
本ホテルの大きな魅力は「食」にあります。瀬戸内の食材を薪火で仕上げるレストランでは、薪火の香ばしさやライブ感を活かした「ローカルガストロノミー」を追求します。店内で精米し、土鍋で炊き上げるご飯も提供され、朝食では土鍋ごはんと地元食材を組み合わせた御膳が用意されます。
レストランの監修はシェフの石浜 綾(いしはま あや)氏が務めます。石浜氏はミシュラン一つ星の魚介フレンチ「abysse」でスーシェフを務めた経歴があり、現在はビストロ「PEZ」のシェフ兼店主として活躍しています。広島の地で地元食材の魅力を引き出す表現を監修します。
温泉とサウナ
最上階には天然温泉とサウナを備えた温浴施設が設けられます。宮浜温泉から運ばれる天然温泉を使用し、内湯・露天風呂を完備。水着着用で利用できる男女混浴の設定です。宮島・厳島を望む景色の中で心身を整えるウェルネス体験が提供されます。
サウナや露天からの眺望も計画の要素となっており、温泉とサウナを通じた滞在価値の向上が図られています。
バーラウンジ、ショップ、アートキュレーション
館内のバーラウンジは囲炉裏を中心に据えた空間が用意され、広島が生んだ日本酒や、国内外のインポーターを通じて選び抜かれたワインを取り揃えます。地元蔵元の酒を紹介し、造り手の想いや地域の個性を伝えるキュレーションを重視します。
ショップは広島発のセレクトショップ「ref.」が出店するref. Miyajimaです。ファッションや道具を含む国内外の職人によるプロダクトを厳選し、ここでしか出会えない品揃えを目指します。出店にあたりディレクターは中本 健吾氏が関わり、ソフトコンテンツ企画にも参画します。
館内アートは「繋泊(けいはく)」をコンセプトに選定され、書・水墨画・日本画・陶芸など伝統美術を現代的に表現する作品を展示します。展示作家には新城 大地郎、水津 達大、丹羽優太、アンティーク・アートMasa、亀川果野、かみ添 他(順不同)が名を連ねます。アートキュレーションはLandscape Productsが担当します。
運営体制・アクセス・開業記念プランと施設情報
本施設の運営・開発にはfav hospitality group、株式会社GREENING、及び出資・運営母体である霞ヶ関キャピタルグループが関わります。fav hospitality groupは複数ブランドを展開し、FHG HOTELSとして全国で施設運営を進めている企業です。会社の公式サイトはhttps://favhospitalitygroup.com/です。
GREENINGは「CULTURE SCAPING」をキーワードに文化的景観を創ることを目指す企業で、商業施設・飲食店のプロデュースやPRを手掛けています。霞ヶ関キャピタルは不動産・事業開発を行う企業で、2011年から事業を拡大してきた経緯があります。
アクセス・施設概要
所在地は広島県廿日市市宮島口3丁目3-15です。最寄り駅はJR山陽本線「宮島口駅」で、徒歩約7分の距離。宮島へはフェリーで短時間のアクセスが可能で、広島市内や近隣観光地へのアクセスも良好な立地です。ホテルは「宮島口駅」より送迎車を運行予定です。
駐車場は宿泊者専用で無料、最大26台分が確保されています。館内の付帯施設としてはレストラン、バー、天然温泉、サウナ、ヘリテージライブラリー、セレクトショップ、フィットネスジム、ランドリーを備えます。公式サイトはhttps://hotelforkandknife.com/、公式Instagramはhttps://www.instagram.com/hotelforkandknife/です。
開業記念特別プラン
開業を記念して、公式サイト経由の予約にて通常価格から最大30%OFFとなるキャンペーンが実施されます。宿泊対象期間は2026年3月28日(土)~2026年9月30日(水)で、予約受付は2025年11月6日(木)から公式サイトで開始されます。
予約に関する詳細は公式サイト上の案内に従ってください。プレスリリースでは画像素材のダウンロードが可能である旨も記載されています。
要点の整理
ここまでに示された重要な情報をまとめ、主要事項が一目で確認できるように表に整理します。以下の表は施設名、開業時期、予約開始日、所在地、客室数、主要施設、開業記念キャンペーンの要点を含みます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名称 | HOTEL FORK & KNIFE Miyajima(ホテルフォーク アンド ナイフ ミヤジマ) |
| 開業時期 | 2026年3月(開業) |
| 予約受付開始 | 2025年11月6日(木)より公式サイトで受付開始 |
| 所在地 | 広島県廿日市市宮島口3丁目3-15 |
| アクセス | JR山陽本線「宮島口駅」徒歩7分、送迎車運行予定 |
| 総敷地面積・客室数 | 総敷地面積2,400平米/客室数34室(基本客室、180㎡スイート含む) |
| 主要施設 | レストラン(薪火・土鍋ご飯)、バーラウンジ(囲炉裏)、天然温泉(宮浜温泉使用)・サウナ、セレクトショップ(ref.Miyajima)、ヘリテージライブラリー、フィットネス、ランドリー |
| 監修・設計等 | 設計・デザイン:佐野文彦/監修シェフ:石浜 綾/アートキュレーション:Landscape Products/ロゴ:平林奈緒美/ショップディレクション:中本 健吾(ref.) |
| 開業記念プラン | 公式サイト経由予約で最大30%OFF(宿泊期間:2026年3月28日〜2026年9月30日) |
| 駐車場 | 宿泊者専用 無料 最大26台 |
| 公式リンク | https://hotelforkandknife.com/ https://www.instagram.com/hotelforkandknife/ |
以上がプレスリリースの全情報を整理した内容です。施設の設計や食、アートの構成要素、関係企業や主要な担当者、開業・予約・キャンペーンの時期など、発表された情報を網羅的にまとめました。
参考リンク: