11月10日開始:都市伝説解体センターが角川文庫3冊を特別カバー化
ベストカレンダー編集部
2025年11月6日 16:25
都市伝説×角川文庫コラボ
開催期間:11月10日〜2月10日
人気ミステリーゲームの登場人物が角川文庫・角川ホラー文庫の表紙を飾る期間限定コラボ
株式会社KADOKAWAは、角川文庫・角川ホラー文庫の代表作3点に対して、人気ミステリーアドベンチャーゲーム「都市伝説解体センター」(開発:墓場文庫)による描き下ろしコラボカバーを施した特別版を、2025年11月10日(月)頃より期間限定で発売します。プレスリリースは2025年11月6日 12時00分に公開されています。
本コラボは、ゲーム側の開発チーム・墓場文庫が描き下ろしたイラストを採用するもので、ゲーム内で人気のキャラクターたちが各書籍の表紙を飾ります。出荷期間は3か月間を予定しており、在庫がなくなり次第終了となる点に注意が必要です。
コラボ対象作品とキャラクター対応
対象となるのは以下の3作品です。各作品には廻屋渉、福来あざみ、ジャスミンといったゲームの人気キャラクターが描き下ろしで登場します。
- 『巷説百物語』(著:京極夏彦) × 廻屋渉(めぐりや・あゆむ)
- 『ここにひとつの□がある』(著:梨) × 福来あざみ(ふくらい・あざみ)
- 『ゆうずどの結末』(著:滝川さり) × ジャスミン
描き込まれるモチーフは各作品の作中でキーとなる要素を反映しており、作品を読み進めることでその意図が理解できる構成です。カバー・イラストは本コラボでしか入手できない仕様となります。
描き下ろしイラストの特徴と購入特典
本コラボカバーは、ゲームの世界観と各作品のテーマを融合させたデザインが特徴です。ゲーム内の雰囲気や主要キャラクターの個性が反映されており、既存の読者にもゲームファンにも判別しやすい表現になっています。
また、書店でコラボカバー版を購入した人には、描き下ろしイラストを使用した特製しおりが店頭でプレゼントされます。しおりの裏面には角川文庫・角川ホラー文庫のロゴと「都市伝説解体センター」のロゴが入る仕様です。
- しおり配布に関する注意事項
- 配布開始時期および配布方法は店舗によって異なります。配布は在庫がなくなり次第終了となります。
- コラボカバーおよびしおりの取り扱い
- 取り扱いの有無は店舗によって異なります。事前に各書店の案内を確認してください。
描き下ろしイラストの登場キャラクターと意図
描かれるキャラクターは、ゲーム内でプレイヤーに強い印象を与える廻屋渉、福来あざみ、ジャスミンの三名です。いずれも作品の世界観と接続するモチーフがカバーに盛り込まれています。
具体的には、作品の中で重要な道具・符号・場面の断片がイラストに取り入れられており、読者が原作を読むことで「どの要素がモチーフになっているか」を発見できる設計です。これにより読書体験とゲーム世界の接点が生まれます。
収録作品の詳細──あらすじと刊行情報
以下に、本コラボの対象となる三作品について、作品概要と刊行情報を漏れなく記します。各項目には発売日、定価、判型、ページ数、ISBN、発行者の情報を含みます。
『巷説百物語』京極夏彦(角川文庫)
本作は江戸時代を舞台に、妖しや幻術を巡る事件を描く傑作妖怪時代小説です。曲者ぞろいの悪党一味が公権力で裁けない事件を金で請け負い、幻術やからくりを用いて物語が展開します。闇に立ち上るあやかしと、それに対峙する影が描かれます。
刊行情報は次の通りです。
- 発売日:2003年6月25日
- 定価:792円(本体720円+税)
- 判型:文庫判
- ページ数:530ページ
- ISBN:978-4-04-362002-9
- 発行:株式会社KADOKAWA
KADOKAWAの書誌詳細ページへの案内も付されています。
『ここにひとつの□がある』梨(角川ホラー文庫)
本書は連作短編集で、フリマアプリの出品物やクロスワードパズルなど、一見日常的な題材が恐怖へと転じる作品群が収められています。表題作をはじめ、身近な行為に潜む決まりやルールが破られることで恐怖が顕在化する構成です。
刊行情報は次の通りです。
- 発売日:2024年11月25日
- 定価:770円(本体700円+税)
- 判型:文庫判
- ページ数:256ページ
- ISBN:978-4-04-114309-4
- 発行:株式会社KADOKAWA
短編ごとに異なる仕掛けや視点が用意されており、読み手が後戻りできない展開に巻き込まれる構成になっています。
『ゆうずどの結末』滝川さり(角川ホラー文庫)
本作は「絶対に読んではいけない」禁忌の本をめぐる新感覚ホラーです。大学生の菊池斗真が友人の自殺を契機に奇妙な本と呪いに巻き込まれていく物語で、不可解な現象が連鎖的に発生します。読者の想像力を刺激する物語構造が特徴です。
刊行情報は次の通りです。
- 発売日:2024年2月22日
- 定価:814円(本体740円+税)
- 判型:文庫判
- ページ数:304ページ
- ISBN:978-4-04-114205-9
- 発行:株式会社KADOKAWA
作品中の「消えない本」「勝手に進む本文」「紙の化け物」といったイメージは、ホラー表現として強い印象を残します。
『都市伝説解体センター』の概要と関係情報
今回のコラボ元となるゲーム『都市伝説解体センター』は、怪異や呪物、異界の調査・解体を行うミステリーアドベンチャーです。主人公の福来あざみはセンター長として活動し、廻屋渉は国内屈指の能力者として共に依頼を解決していきます。
ゲームは日本ゲーム大賞にて<優秀賞>を受賞した実績があり、その世界観とキャラクターは多言語対応で広く展開されています。今回のコラボは、ゲームの物語性と角川文庫・角川ホラー文庫のホラー/ミステリー性が接続する企画です。
ゲームの基本情報
ゲームの対応機種、ジャンル、対応言語などの基本情報は以下の通りです。
- 対応機種:Steam(R)/Nintendo Switch(TM)/PlayStation(R)5
- ジャンル:ミステリーアドベンチャー
- プレイ人数:1人
- 対応言語:日本語/英語/韓国語/中国語(繁体字/簡体字)/フランス語/イタリア語/ドイツ語/スペイン語/ロシア語/ブラジルポルトガル語/ヒンディー語/アラビア語
- 発売:集英社ゲームズ
- 開発:墓場文庫
- 権利表記:(C)Hakababunko/SHUEISHA, SHUEISHA GAMES
ゲーム内でのキャラクター設定や各種モチーフが今回のカバーイラストに反映されており、読み手とプレイヤー双方にとって手に取りやすいコラボレーションになっています。
販売に関する重要な注意点と問合せ先
発売・流通に関しての重要事項を整理します。販売は書店店頭を中心に行われ、取り扱い状況や配布方法が店舗によって異なる点に留意してください。
出荷期間は3か月間を予定しており、期間中でも在庫がなくなり次第終了します。コラボカバーおよび特製しおりの取り扱い有無は店舗によって異なるため、事前に各書店で確認することが推奨されます。
- 発売予定日:2025年11月10日(月)頃より
- 出荷期間:3か月間予定(在庫がなくなり次第終了)
- 特典:描き下ろしイラストを使用した特製しおり(裏面に角川文庫・角川ホラー文庫ロゴとゲームロゴ)
- 配布方法:店舗により異なる(配布開始時期や配布条件、配布タイミングが異なる)
本件に関する詳細は株式会社KADOKAWAの公式サイト(https://www.kadokawa.co.jp/)に掲載されており、そちらを参照ください。発表元の表記は株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛)となっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表元/発表日時 | 株式会社KADOKAWA/2025年11月6日 12時00分 |
| コラボ開始(予定) | 2025年11月10日(月)頃より |
| 出荷期間 | 3か月間予定(なくなり次第終了) |
| 対象書籍(著者) |
|
| カバー描き下ろし | 墓場文庫(開発チーム)による描き下ろしイラスト(廻屋渉/福来あざみ/ジャスミン) |
| 購入特典 | 描き下ろしイラスト特製しおり(裏面に角川文庫・角川ホラー文庫ロゴ、および「都市伝説解体センター」ロゴ) |
| 取扱注意 | 配布方法・取り扱い有無は店舗によって異なる/在庫がなくなり次第終了 |
| ゲーム情報(概要) | 『都市伝説解体センター』:ミステリーアドベンチャー/対応:Steam、Nintendo Switch、PlayStation5/開発:墓場文庫/発売:集英社ゲームズ |
| 関連リンク | https://www.kadokawa.co.jp/ |
以上がコラボ企画の主要な事項の整理です。書籍の仕様(発売日、定価、ページ数、ISBNなど)は各作品ごとに明記しており、入手を検討する場合は発売予定日以降、各書店の在庫状況および配布方法の確認が必要となります。
参考リンク: