11月17日開幕｜夢幻紳士×超人ロックが神保町で再現

神保町で記憶がよみがえる──『夢幻紳士』と『超人ロック』が交差する場所

2025年11月17日（月）から11月30日（日）までの14日間、神保町にあるギャラリーBAR「肆（yon）」を舞台に、マンガの名作『夢幻紳士』（高橋葉介）と『超人ロック』（聖悠紀）によるコラボレーションイベント「夢幻ロックBAR」が開催されます。主催・企画運営は書泉（株式会社書泉）で、出版社側からは株式会社早川書房および株式会社少年画報社の協力を得て実施される、出版社と書店が連携した合同企画「BOOK MEETS NEXT」の一環です。

発表元は株式会社アニメイトホールディングスのリリース（2025年11月6日 12時00分配信）で、イベントは出版・書店・読者を結ぶ場として、マンガ文化の魅力を現実空間で体験させる試みとして位置づけられています。入場はギャラリー展示が無料で、会場内のドリンクやグッズ類は別途有料となります。

実施概要の詳細

展示とBARを併設する形で運営される本イベントは、視覚・味覚・空間演出を組み合わせて作品世界を再現することを狙いとしています。展示では両作品の表紙やコミック本文ページを用いたポスター展示が行われ、来場者は幻想的なコマ割りやSF世界の気配を視覚的に追体験できます。また、BARコーナーでは作品イメージのコラボドリンクが期間限定で提供されます。

ドリンク注文者には数量限定のオリジナルコースターが提供され、併せてオリジナル缶バッジ（トイカプセル形式）のガチャガチャ販売も実施されます。これにより、来場者は展示を見るだけでなく、物販や飲食を通じて作品にまつわる物語や記憶を手元に残すことができます。

• イベントタイトル：夢幻ロックBAR
• 実施期間：2025年11月17日（月）～11月30日（日）
• 会場：肆（yon） 東京都千代田区神田神保町1丁目9-23
• 入場料：ギャラリー展示は無料（ドリンク・グッズは別途有料）
• 関連URL：https://www.instagram.com/yon_jimbocho_info?igsh=amNmaGwyMWNyNml5

肆（yon）が描く、建物全体を使った物語体験

会場となる「肆-YON-（ヨン）」は、神保町駅A7出口から徒歩約1分の好立地にあるギャラリー＆バーで、かつて漫画専門店「コミック高岡」が入っていた建物をリノベーションして2024年に誕生したカルチャースポットです。1階はカフェ＆バー、2階は展示ギャラリー、地下は高音質のリスニングルーム“地下肆”を備えており、食・音楽・アートが交差する場として紹介されています。

今回のイベントでは「本の街」神保町という地理的・文化的特性を活かし、建物全体をステージに見立てた展示と演出が行われます。入口やギャラリーへ続く階段、階層ごとの壁面やフロアに至るまで、両作品の印象的なコマや表紙イラストが配置され、来場者が作品の特定シーンと新たに出会える構成です。

空間コンセプトと演出のポイント

空間コンセプトは「マンガそのものの魅力を建物全体で感じてもらう」こと。視覚的展示だけでなく、BARスペースの音楽選曲や照明、内装の色調などを含めて、幻想とSFの交錯する世界観を再現します。来場者は歩きながら場面を思い出し、記憶が刺激されることを想定した設計です。

具体的な演出の例として、エントランスから展示スペースに至る導線に沿って作品のコマを配置し、順路をたどることで物語の断片が断続的に提示される仕組みがあります。地下のリスニングルーム“地下肆”では高音質で選曲を聴きながら、作品世界に没入するための時間が提供される予定です（展示は無料だが、リスニングや一部サービスは有料となる可能性があります）。

展示形式

表紙やコミック本文ページを使った大型ポスター展示（入場無料）

演出要素

階段や通路、壁面へのイラスト配置、照明・音楽による世界観演出

体験要素

コラボドリンク、オリジナルコースター（数量限定）、缶バッジのトイカプセル販売

手に取れる記憶──グッズとコラボドリンクの全容

会場ではコラボドリンクが提供され、注文者にはオリジナルコースターが数量限定で配布されます。コースターはドリンク注文者が対象で、在庫がなくなり次第終了となるため、来場時期によっては受け取れない場合があります。ドリンク自体は有料です。

物販ラインナップはシンプルながら作品ファンの収集心を満たす内容で、トイカプセル形式の缶バッジ（夢幻紳士・超人ロック両作品）を中心に展開されます。ガチャガチャはその場で何が出るかを楽しめる形式で、来場者が手に入れた小物を通じて作品を持ち帰ることができます。

• 注意事項：展示の観覧は無料だが、飲食物・物販は別途有料。コースターは数量限定。
• 販売形式：缶バッジはトイカプセル方式での販売を予定。

参加組織の役割とアクセス情報、記事の整理表

本イベントは出版社と書店、会場運営者がそれぞれの強みを持ち寄って実施されています。株式会社早川書房と株式会社少年画報社は作品の協力・許諾を担当し、株式会社書泉が企画・運営を担っています。会場となる肆（yon）は運営の舞台提供と空間演出の場を提供しています。

以下に今回プレスリリースで明示された参加組織とその要点を整理します。また関連情報として書泉のイベント検索ページも案内されています。

株式会社 早川書房

ミステリ、SF、海外文学、ノンフィクションなど幅広いジャンルを扱う出版社。作家インタビューや電子書籍配信など多彩な読書体験を提供。

株式会社 少年画報社

戦後間もなく創業した老舗出版社。『ワイルド7』『超人ロック』『ねこぱんち』などの刊行を手掛け、漫画文化の歴史に寄与。

株式会社 書泉

「書泉」「芳林堂書店」を屋号に展開する書店運営会社。特定ジャンルの深掘りと関連イベント開催を通じた顧客接点づくりを行う。

会場アクセスと運営に関する補足

会場の肆（yon）は神保町駅A7出口から徒歩約1分、住所は東京都千代田区神田神保町1丁目9-23です。会場の公式Instagram（https://www.instagram.com/yon_jimbocho_info?igsh=amNmaGwyMWNyNml5）では最新の会場情報や展覧の様子が案内されることが想定されます。

また、イベントはBOOK MEETS NEXTの一環として出版社・書店・読者の接点を作る試みであり、書店が企画運営を担う形で開催されます。展示は無料である一方、ドリンクやグッズ類は有料である点が明記されています。

今回のイベントは、神保町という「本の街」において、名作マンガの世界観を建物全体で再現することに重点を置いた展示とBARの複合企画です。展示は無料で観覧でき、コラボドリンクやグッズを通じて作品を持ち帰る形での体験も用意されています。開催期間や会場、主催・協力組織などの詳細は上の表に整理した通りです。