ポレーヌ『Numéro Neuf East‑West』横長ショルダー発売

Numéro Neufが横長ショルダーに生まれ変わる — Numéro Neuf East‑Westの登場

フランス・パリ発のレザーグッズブランド Polène（ポレーヌ）から、シグネチャーモデル「Numéro Neuf」が新シルエットでコレクションに加わりました。発表はポレーヌ・ジャパン株式会社によるもので、リリース時刻は2025年11月6日 09時00分に行われています。今回ローンチされたモデル名は Numéro Neuf East‑West（ヌメロ・ヌフ・イーストウェスト） です。

オリジナルの「Numéro Neuf」をモダンに再解釈し、水平線のように伸びるラインが特徴的な横長のフォルムであることが最大のポイントです。ブランドとして初めて“ショルダーバッグ”として設計されており、ハンドルを肩にかけることで現代的で洗練された着用イメージを作ります。新たに採用されたファスナーディテールが全体に現代的なエッセンスを添えています。

デザインの狙いと見た目の印象

本モデルはオリジナルの「Numéro Neuf」が持つなめらかな曲線やドレープ感を受け継ぎつつ、横方向のラインを強調することでのびやかさを出しています。ラインが水平に流れることで、携行した際のシルエットが落ち着きと余白を備えた印象になります。

ハンドルは肩にかけられる長さで設計されており、肩掛け時にバッグが身体に沿う形で安定感を保ちます。外観には新たなファスナーディテールが組み込まれており、伝統的な手仕事の美しさと現代的な利便性を両立する意図が見て取れます。

素材と仕立て — フルグレインカーフレザーと職人の手仕事

Numéro Neuf East‑Westは、なめらかな手触りが特徴のフルグレインカーフレザーを使用しています。革そのものの表情を生かすことで、使用による経年変化やドレープが美しく浮かび上がる仕上がりです。

製作過程では革を丁寧に裁ち、緻密に形を整えたのちにハンドステッチを施して仕立てられています。オリジナルモデルで評価されているドレープの固定方法や有機的なフォルムの再現は、本モデルでも継承されています。

仕立てと技術的背景

素材

フルグレインカーフレザー

仕立て

裁断後、緻密に形を整えたうえでハンドステッチにより縫製

デザイン由来

2020年誕生のオリジナル「Numéro Neuf」のドレープや曲線を継承

ポレーヌの製作背景として、パリのデザインスタジオとスペイン・ウブリケ（Ubrique）の制作アトリエの職人たちによる対話があり、伝統的な技術と現代的センスが融合した結果として生まれたモデルです。

仕様、カラーバリエーション、販売情報

Numéro Neuf East‑Westの具体的な仕様は以下の通りです。サイズ、重量、価格、収納想定などの数値情報は製品選択時の重要な判断材料になりますので、ここで明確に示します。

スペックや販売場所、発表日などは次の節で整理して説明します。

• 発売日：2025年11月4日（※即時解禁可能）
• 発表元：ポレーヌ・ジャパン株式会社。プレスリリース時刻は2025年11月6日 09時00分。
• サイズ：W32 × H37 × D13.5 cm
• 重量：約540g
• 価格：87,000円（税込）
• 収納イメージ：スマートフォン、メガネケース、小さなウォーターボトルなどが入る容量
• ストラップ：本体にストラップは付属していませんが、お好みのチャームを取り付けられる金具が装備されています
• カラーバリエーション：ブラック、キャメル、トープ、チョーク、エボニー、ダークチェリー、サンド（計7色）
• 購入可能場所：ポレーヌ公式オンラインストア、東京・表参道店
• PHOTO CREDIT：Polène

購入前のチェックポイント

購入を検討する際は、実際の革の色味やドレープ感を確認することが望ましいため、可能であれば表参道店での実物確認が推奨されます。オンライン購入の場合は公式オンラインストアの掲載画像と商品説明を参照し、サイズ感（W32×H37×D13.5 cm）と重量（約540g）を確認してください。

ストラップが付属していない点に注意が必要です。肩掛けでの使用を想定したハンドル設計となっており、別途ショルダーストラップが必要な場合は自前での用意やショップへの相談が必要です。

ポレーヌというブランドの立ち位置と製作背景

ポレーヌは2016年に立ち上げられたメゾンで、パリ、ニューヨーク、東京、ソウル、ロンドン、ハンブルクに店舗を展開しています。デザインはパリのスタジオで行われ、製作はスペイン・ウブリケのアトリエの職人たちと連携して進められています。

バッグ製作には2,200名を超える職人が携わっていると明記されており、素材の観察から生まれるデザインや伝統的な作り方を重視する姿勢が特徴です。レザーの木枠成形、手縫いの縫い目で固定されたドレープ、編み込みや折り紙のような複雑なパターンなど、様々な技術がデザインの基盤になっています。

1. 創業年：2016年
2. 主要拠点：パリ発、世界主要都市に展開
3. 製作拠点：スペイン・ウブリケのアトリエとの協業
4. 職人数：2,200名以上がバッグの製作に関与

Numéro Neuf East‑Westは、このようなブランドの技術的背景とデザイン哲学を引き継いだ新作として位置づけられます。

要点の整理（表）と結びの文章

以下に本記事で取り上げた主要情報を表にまとめます。製品選びや比較検討に役立つよう、仕様と販売情報を中心に整理しました。

Numéro Neuf East‑Westは、オリジナルのドレープと曲線美を受け継ぎながら、横長のシルエットと新設計のファスナーディテールによって現代的に再解釈された一品です。公式サイトや表参道店での取り扱いが確認されています。詳細は公式オンラインストアを参照してください。

参考リンク：公式サイト https://jp.polene-paris.com/