12月20日開催　池辺晋一郎企画 クリスマス・プレゼント公演 in 水戸

水戸発・池辺晋一郎が贈る「クリスマス・プレゼント・コンサート2025」について

本プレスリリースは、公益財団法人水戸市芸術振興財団が発表した「クリスマス・プレゼント・コンサート2025」に関する情報を整理・解説したものです。発表日時は2025年11月5日 15:00で、企画・おはなしは水戸出身の作曲家・池辺晋一郎氏が務めます。

本コンサートは毎年恒例となっており、池辺氏の企画とおはなしを軸に、複数の国内有数の演奏家や高校吹奏楽部が出演してクリスマスの時季にふさわしいプログラムを披露します。会場は水戸芸術館コンサートホールATMで、演奏の合間に行われる抽選会「クリスマス・プレゼント・コーナー」も重要な見どころとされています。

出演者構成とステージ構成 — 聴きどころを段階的に解説

出演者はメゾ・ソプラノ、吹奏楽、サクソフォン、ヴァイオリン、パイプオルガンと多彩です。演目は前後に分かれたホール内ステージに加え、エントランスホールでのプレ／アフター演奏が用意されています。企画・おはなしは池辺晋一郎氏が担当します。

以下に各ステージと主要演目、出演者を詳述します。曲目名、作曲者名、出演者名はプレスリリースに基づきすべて記載しています。

プレ演奏（エントランスホール）

エントランスホールでのプレ演奏は大成女子高等学校吹奏楽部が担当します。開場前・開演前の空間に音楽を提供し、聴衆を会場へと導きます。

プレ演奏により会場全体の雰囲気が高まり、本編への期待感が醸成されます。曲目の詳細は当日のプログラムに準じます。

1st Stage：鳥木弥生（メゾ・ソプラノ）

1st Stageでは鳥木弥生（メゾ・ソプラノ）と小埜寺美樹（ピアノ）が登場します。歌唱表現と演技に秀でた鳥木の声で歌曲やオペラの名作を披露します。

演目（抜粋）は以下の通りです。ヘンデル：オンブラ・マイ・フ、ビゼー：歌劇《カルメン》よりハバネラほか。鳥木氏は楽曲解釈の深さと出演活動の多様さで知られ、今回は池辺氏も絶賛する声でのステージが予告されています。

2nd Stage：大成女子高等学校吹奏楽部／船山貴司（指揮）

2nd Stageは大成女子高等学校吹奏楽部（指揮：船山貴司）が中心となり、吹奏楽のアンサンブルで聴衆を包みます。モットーは「奏者と聴衆が共に感動できる音楽」とされます。

演目には池辺晋一郎の胎動の時代―吹奏楽のために、リオのテキーラほかが含まれます。特に池辺作曲の新曲を、作曲者本人が会場にいる状態で聴ける点は稀有な機会です。

クリスマス・プレゼント・コーナー（抽選会）

本コンサート恒例の「クリスマス・プレゼント・コーナー」は座席番号による抽選で豪華プレゼントが当たります。座席番号でくじを引く方式が採られます。

抽選の運営・景品内容の詳細は当日の進行に従いますが、参加にあたっては座席が抽選への参加資格となります。

3rd Stage：上野耕平（サクソフォン）／高橋優介（ピアノ）

3rd Stageには茨城出身のサクソフォニスト上野耕平（サクソフォン）と高橋優介（ピアノ）が出演します。上野氏は水戸や東海村で幼少期を過ごし、吹奏楽部でサクソフォンを始めて以来の多彩なキャリアを有します。

演目（抜粋）には、いずみたく：見上げてごらん夜の星を、ウィリアムズ：エスカペイド（「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」より）ほかが含まれます。4月発売のニューアルバム「eclogue」収録曲を中心に構成され、演奏の合間に上野氏の趣味に関するトークがある可能性も示唆されています。

4th Stage：大谷康子（ヴァイオリン）／佐藤卓史（ピアノ）

4th Stageはヴァイオリニスト大谷康子（ヴァイオリン）と佐藤卓史（ピアノ）による演奏です。大谷氏は2025年にデビュー50周年を迎える実力派で、全国ツアーや記念演奏会が予定されています。

演目にはサラサーテ：ツィゴイネルワイゼン、バッハ：G線上のアリア、池辺晋一郎：うれしいときのうた、かなしいときのうた、かゆいときのうたほかが含まれます。華のあるステージと深い音楽表現がホールに響きます。

アフター演奏（エントランスホール）

コンサート終演後はエントランスホールで黒瀬 恵（パイプオルガン）によるアフター演奏が予定されています。終演後の余韻を残す演奏として位置づけられます。

アフター演奏は来場者が退出を始める時間帯に合わせて行われ、ホール外の空間も音楽で満たします。

企画者・池辺晋一郎の略歴と本公演における役割

企画・おはなしを務める池辺晋一郎（1943年水戸市生まれ）は東京藝術大学卒業・大学院修了。池内友次郎、矢代秋雄、三善晃、島岡譲に師事し、1966年日本音楽コンクール第1位など数々の受賞歴を持ちます。

主な受賞歴・栄典には音楽之友社賞、国際エミー賞、芸術祭優秀賞、毎日映画コンクール音楽賞、日本アカデミー賞優秀音楽賞（9回、うち3回最優秀）などがあり、2004年には紫綬褒章、2018年に文化功労者、2022年に旭日中綬章が挙げられます。

作曲活動は交響曲第1〜11番、オペラ《死神》《鹿鳴館》など多岐にわたり、映画「影武者」「うなぎ」やTV「八代将軍吉宗」「元禄繚乱」などの音楽も手掛けています。水戸芸術館では音楽部門のミュージック・アドヴァイザーとして長年にわたり「クリスマス・プレゼント・コンサート」等の企画に深く関わっています。

公演詳細・チケット・問い合わせ（実務情報）

以下は公演の日時、会場、料金、チケット購入方法、問い合わせ先などの実務的な情報を正確に記載したものです。来場を検討する際の確認に利用できます。

公演の基本情報は次のとおりです。

• 公演日程：2025年12月20日（土）　15:30開場・16:00開演
• 会場：水戸芸術館コンサートホールATM（茨城県水戸市）
• 主催：公益財団法人水戸市芸術振興財団

料金とU-25チケットの取り扱い

料金は全席指定で、一般3,500円、U-25（25歳以下）1,000円です。未就学児は入場不可となります。

U-25チケットに関する注意事項は以下の通りです。

• 25歳以下の方が対象（未就学児不可）
• 購入いただいたご本人様のみ利用可能
• 入場時に年齢を証明する書類の提示が必要
• 取り扱いは水戸芸術館のみ

チケット予約と窓口情報

チケットの購入・予約方法は窓口、電話、WEBの3種類です。窓口と電話は営業時間が設定されており、月曜は休館日となります。

窓口

水戸芸術館 エントランスホール内チケットカウンター（営業時間 9:30〜18:00／月曜休館）

電話

水戸芸術館 チケット予約センター TEL: 029-231-8000（営業時間 9:30〜18:00／月曜休館）

WEB

https://www.arttowermito.or.jp/ticket/

公演に関する問い合わせ先

公演に関する詳細な問い合わせは下記の連絡先へ。所在地も併せて記載します。

水戸芸術館 〒310-0063 茨城県水戸市五軒町 1-6-8（代表電話）TEL: 029-227-8111

情報整理：公演の主要ポイント（表形式）

以下の表は本記事で取り上げた公演情報を一覧にまとめたものです。日程、会場、料金、出演者、公演構成、主催・問い合わせ先などを網羅しています。

以上がプレスリリースに基づく公演情報の全体整理です。演目、出演者、チケットに関する注意事項や問い合わせ先を正確に記載しました。詳細や最新の情報は掲載の公式ページ（上記リンク）でご確認ください。