2/13開始|『二人藤娘/日本振袖始』シネマ歌舞伎一週間限定上映

二人藤娘/日本振袖始

開催期間:2月13日〜2月19日

二人藤娘/日本振袖始
いつ上映するの?
2026年2月13日(金)〜2月19日(木)の1週間、全国の上映館で順次上映されます。『月イチ歌舞伎』2025のフィナーレ上映で、チケットは一般2,200円、学生・小児1,500円です。
出演は誰なの?どんな作品?
主要キャストは坂東玉三郎、中村七之助、中村勘九郎、中村米吉。二本立てで舞踊『二人藤娘』と近松門左衛門作の『日本振袖始』を収録し、舞台裏映像も含まれます。

観客投票で選ばれた、2026年2月の《月イチ歌舞伎》上映作品

松竹株式会社が実施した「シネマ歌舞伎20周年記念リクエスト上映」の投票結果により、2026年2月13日(金)から1週間限定で上映される《月イチ歌舞伎》2025フィナーレ作品が決定しました。投票の結果、上映作品は『二人藤娘/日本振袖始(ににんふじむすめ/にほんふりそではじめ)』に決定しています。

本件は松竹株式会社のプレスリリース(発表日:2025年11月4日 12:00)で公表されました。今回の選考は来場者の投票を基に行われ、2月13日(金)~19日(木)の1週間、全国の上映館で順次上映される予定です。

発表元
松竹株式会社
プレスリリース日
2025年11月4日 12:00
上映期間(予定)
2026年2月13日(金)~2月19日(木)
上映作品
『二人藤娘/日本振袖始』
シネマ歌舞伎20周年記念リクエスト上映作品は『二人藤娘/日本振袖始』に決定! 画像 2

二つの演目――演出と見どころの詳細

上映は二本立て構成で、いずれも舞踊と演劇の美と躍動をスクリーンに収めた作品です。両演目ともに坂東玉三郎を中心に豪華俳優陣が出演しており、舞台での見どころや映像ならではの演出が盛り込まれています。

本章では各演目のあらすじ、主要な見どころ、キャストを具体的に紹介します。舞台装置や衣裳、演技の特徴など、シネマ歌舞伎で観る価値が伝わるよう記述します。

シネマ歌舞伎20周年記念リクエスト上映作品は『二人藤娘/日本振袖始』に決定! 画像 3

「二人藤娘」:藤の精を二人で描く舞踊の新演出

「藤娘」は舞踊の人気演目です。その代表演目を坂東玉三郎と中村七之助の二人で演じるという新たな演出で2014年(平成26年)1月に大阪松竹座で初演され、大きな話題となりました。続いて同年3月には歌舞伎座で再演されています。

舞台上いっぱいの藤の花、複数回にわたり変化する衣裳、そして玉三郎と七之助による華やかで美しい舞いが見所です。映像では舞踊の細部や表情、衣裳の動きがクローズアップされ、舞台とは異なる視点で鑑賞できます。

  • 出演:坂東玉三郎、中村七之助
  • 主な見どころ:藤の花を用いた舞台装置、変化する衣裳、二役による舞踊表現の対比
  • 撮影クレジット(撮影者):岡本隆史(シネマ歌舞伎「二人藤娘」撮影)

「日本振袖始」:近松門左衛門作、八岐大蛇伝説を題材にしたドラマ

「日本振袖始」は、古事記・日本書紀の出雲の八岐大蛇(やまたのおろち)伝説をベースに、近松門左衛門が脚色した作品です。本作では玉三郎が妖艶な姫から恐ろしい大蛇へと変貌する役を務め、中村勘九郎(素盞嗚尊)との大立廻りがダイナミックな見せ場となります。

物語は生贄としてささげられた稲田姫(出演:中村米吉)を救うために素盞嗚尊が立ち向かい、大蛇退治のクライマックスへ至るという構成です。舞台の迫力ある演技と、変身や立廻りの動的なシーンが映像で効果的に表現されています。

  • 作:近松門左衛門
  • 出演:坂東玉三郎、中村米吉、中村勘九郎
  • 主な見どころ:姫から大蛇への変貌、素盞嗚尊との大立廻り、物語性と舞台美の融合
  • 撮影クレジット(撮影者):岡本隆史(シネマ歌舞伎「日本振袖始」撮影)および松竹の撮影協力

上映スケジュール、料金、関連情報

本上映は《月イチ歌舞伎》2025のフィナーレを飾る上映として、2026年2月13日(金)から2月19日(木)まで全国の上映館で1週間限定の公開が予定されています。上映劇場の詳細は松竹の公式サイトにて案内されています。

チケット料金は税込表示で、一般が2,200円、学生・小児が1,500円です。また、作品ページや予告編のリンクも公開されていますので、事前に内容を確認することが可能です。

《月イチ歌舞伎》2025のこれまでと今後のラインナップ

《月イチ歌舞伎》2025ではシネマ歌舞伎20周年イヤーを記念したラインナップが組まれており、フィナーレの二本立て上映に先立ち各月に注目作の上映が行われます。以下は発表されている各回の詳細日程です。

日程は松竹の発表を基に記載しています。各回の上映館や回数は公式の上映劇場一覧で確認する必要があります。

期間 上映作品
11/14 (金)~11/20 (木) 京鹿子娘五人道成寺/二人椀久
12/5 (金)~12/11 (木) 歌舞伎NEXT 阿弖流為〈アテルイ〉
2026年1/2 (金)~1/22 (木) 歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼 幸四郎版
2026年1/23 (金)~2/12 (木) 歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼 松也版
2026年2/13 (金)~2/19 (木) 二人藤娘/日本振袖始

映像特典、制作情報、関連リンク

シネマ歌舞伎版では本編に加えて、舞台裏の貴重な映像も収録されています。化粧をして舞台に臨む俳優の表情、開演直前の幕内の緊張感、舞台袖での所作など、劇場では見えにくい場面を映像で確認できます。

これらの特典映像は、舞台と映画の両方に関心を持つ鑑賞者にとって重要な資料性を備えており、出演者の仕草や衣裳の細部をじっくりと観察することができます。

収録内容(主な項目)
本編(『二人藤娘』『日本振袖始』)+舞台裏映像(化粧、幕内の様子、開演直前の様子等)
撮影
岡本隆史、松竹(撮影クレジットが作品により記載されています)
配信・配給
松竹(シネマ歌舞伎ラインナップとして劇場上映)

関連リンクとプレス資料

公式のニュースページやプレスリリース資料、予告編へのリンクが公開されています。上映館一覧や上映スケジュールの最新情報は公式ページで確認してください。

要点の整理

以下の表に本記事で触れた主要情報を整理します。上映日程、作品名、出演、料金、関連リンクなどを一目で確認できるようにまとめています。

項目 内容
発表元 松竹株式会社(プレスリリース日:2025年11月4日 12:00)
上映期間 2026年2月13日(金)~2月19日(木)
上映作品 『二人藤娘/日本振袖始』
出演 坂東玉三郎、中村七之助、中村米吉、中村勘九郎
チケット料金(税込) 一般 2,200円/学生・小児 1,500円
収録内容 本編二本立て+舞台裏映像(化粧、幕内の様子等)
撮影クレジット 岡本隆史、松竹(作品ごとに撮影者表記)
関連リンク 作品詳細上映劇場一覧予告編

本稿は松竹株式会社のプレスリリースを基に、上映作品の内容、キャスト、上映情報、関連資料を整理して伝えることを目的としています。上映の詳細や劇場別のスケジュールは公式サイトの案内を参照してください。

参考リンク: