子どもの権利写真展2025が中野で開催中、入場無料

中野 子どもの権利写真展

開催期間:11月1日〜12月25日

中野 子どもの権利写真展
入場は有料?開催期間と場所はどこ?
入場は無料。中野区立中野東図書館で開催中で、期間は2025年11月1日〜12月25日。中野坂上駅A1出口から徒歩1分、写真は階段書架(7〜9階)に展示されています。
子どもも参加できる?展示で何ができるの?
子どもや家族が参加可能。シールで意見表明する参加型コーナーや感想コーナー、新設の「権利ってなんだろう」展示と家庭向けブックレット配布(11月第2週以降予定)があります。

中野東図書館で開催中──「子どもの権利写真展 2025」概要と開催日時

国際 NGO ワールド・ビジョン・ジャパン(以下 WVJ)と中野区が共催する「子どもの権利写真展 2025」が、2025年11月1日(土)から12月25日(木)まで中野区立中野東図書館で開催されています。入場は無料です。本展示は、11月20日の「世界子どもの日」および「中野区子どもの権利の日」を前に、子どもの権利について幅広く関心と理解を深めてもらうことを目的に企画されています。

本プレスリリースは特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパンによるもので、発表日時は2025年11月4日11時57分。WVJは東京都中野区に事務局を置き、事務局長は中島みぎわ氏です。中野区および中野区教育委員会の後援のもと、共催で実施されています。

  • 開催場所:中野区立中野東図書館(〒164-0011 東京都中野区中央1丁目41-2)
  • 展示期間:2025年11月1日(土)〜2025年12月25日(木)
  • 入場:無料
  • アクセス:中野坂上駅(東京メトロ丸ノ内線・都営地下鉄大江戸線)A1出口より徒歩1分
  • 共催:中野区立中野東図書館、特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン
  • 後援:中野区、中野区教育委員会

休館日については中野区立図書館の公式サイトで中野東図書館の休館日情報を確認するよう案内されています(https://library.city.tokyo-nakano.lg.jp/)。

11 月 20 日は「世界子どもの日」「中野区子どもの権利の日」 【子どもの権利写真展】 中野区立中野東図書館で開催中・入場無料 画像 2

展示の構成と今年の新たな工夫

写真展示は中野東図書館の階段書架(7〜9階)に掲示され、写真に写る子どもたちのストーリーもパネルで紹介されています。2012年以降の国際的なテーマと地域性をつなげる形で構成されており、子どもや保護者、地域住民が足を止めて理解を深められるよう工夫されています。

2025年開催のポイントは、これまでの展示を踏まえつつ、子ども自身にも「権利」を身近に感じてもらえるよう工夫が加えられている点です。特に参加型の仕掛けと、子どもの意見を引き出す仕組みの強化に重点が置かれています。

11 月 20 日は「世界子どもの日」「中野区子どもの権利の日」 【子どもの権利写真展】 中野区立中野東図書館で開催中・入場無料 画像 3

参加型コーナーの拡充

2024年に好評だった参加型のシールコーナーを今年も設置し、さらに拡充しています。子どもの権利条約の4つの一般原則(差別の禁止、子どもの最善の利益、子どもの意見の尊重、生命・生存と発達に対する権利)に関して来場者が自分の意見を表明できる仕組みを維持しつつ、より多くの意見が集められる工夫を施しました。

加えて、来館者が自由に感想を残せる新設の感想コーナーを設け、子どもや保護者、地域の方々の声を広く収集する取り組みを行っています。収集された感想は今後の啓発活動や展示改良の参考資料として活用されます。

  • シールコーナー:子どもの権利条約の主要原則ごとにシールで意見表明
  • 感想コーナー:自由記入形式で展示への印象や子どもの権利に関する意見を記録
11 月 20 日は「世界子どもの日」「中野区子どもの権利の日」 【子どもの権利写真展】 中野区立中野東図書館で開催中・入場無料 画像 4

新登場「権利ってなんだろう」展示とブックレット

2025年の新コーナーとして、「権利という概念」について分かりやすく解説する展示を導入しています。ここでは「誰もが生まれながら等しく持つ普遍的な価値」としての権利を、年齢層の低い子どもでも理解できる表現で提示します。

このコーナーでは家庭に持ち帰って見られるブックレットも配布される予定で、ブックレットと関連資料の設置は11月第2週以降に開始される予定です。展示と資料は来場者が家庭で話題にしやすい構成を意識して制作されています。

導入コンテンツ 開始時期
シール参加型コーナー 展示開始(11月1日)
感想コーナー 展示開始(11月1日)
「権利ってなんだろう」展示・ブックレット 11月第2週以降
11 月 20 日は「世界子どもの日」「中野区子どもの権利の日」 【子どもの権利写真展】 中野区立中野東図書館で開催中・入場無料 画像 5

展示の背景と関連する国内外の動き

「世界子どもの日」は1989年11月20日に国連で採択された「子どもの権利条約(児童の権利に関する条約)」を記念する日です。同条約は現在196の国と地域が締約しており、人権関連の条約としては最も多くの参加を得たものの一つです。条約の採択日を機に、世界各地で子どもの権利に関する啓発活動が行われています。

日本国内では、こども政策の整備が進んでおり、2022年6月に「こども基本法」が成立、2023年4月に施行されました。同時に2023年4月にはこども家庭庁が発足し、社会全体で子どもの権利を実現する体制づくりが進められています。

11 月 20 日は「世界子どもの日」「中野区子どもの権利の日」 【子どもの権利写真展】 中野区立中野東図書館で開催中・入場無料 画像 6

中野区の取り組みとWVJの役割

中野区は2022年に「中野区子どもの権利に関する条例」を制定し、11月20日を「中野区子どもの権利の日」と定めました。WVJは区内の市民団体の一員として、国内外での活動経験や知見を生かし、子どもの権利の実現に向けた取り組みを区と連携して進めています。

今回の写真展は2022年の条例制定以降、2022年から続く連携企画であり、2025年は4年目の開催となります。写真展を通じて国内外の子どもたちの現状を提示し、地域での理解促進を図る構成になっています。

WVJについて
ワールド・ビジョン・ジャパンはキリスト教精神に基づき、貧困や紛争、自然災害等で困難な状況にある子どもたちを支援する国際NGOで、国連経済社会理事会に公認・登録されています。約100か国で活動するワールド・ビジョンの日本事務所です(https://www.worldvision.jp/index.html)。
事務所所在地・代表者
事務局:東京都中野区、事務局長:中島みぎわ

関連企画と来場時のポイント、展示の見どころ

写真展はWVJが同期間に実施するクリスマス・キャンペーン「希望を贈ろう」と連動しています。キャンペーンは2025年11月1日からクリスマス期にかけて実施され、世界の子どもたちに希望を届けることを目的に募金や支援を呼びかけています。写真展はその一環として、来場者に子どもの権利について考える契機を提供します。

展示の見どころとしては、写真そのもののビジュアルとともに、写真に写る子どもたちのストーリーをまとめたパネルが並ぶ点が挙げられます。視覚的に伝わる情報と解説を組み合わせることで、子どもや家族、教育関係者にとって理解しやすい構成です。

  • 写真の掲示場所:中野東図書館 階段書架(7〜9階)
  • 写真に添えられた解説:子どもの個別ストーリーを紹介
  • 参加方法:来場してシールコーナーや感想コーナーに参加
  • 資料配布:11月第2週以降に「権利ってなんだろう」ブックレット配布予定

来館の際は図書館の通常の開館・休館日に注意して訪れることが推奨されています。休館日や開館時間の詳細は中野区立図書館の公式ページで必ず確認してください。

見る人に求められる視点

写真を見る際には、被写体である子どもたちの生活背景や権利に関する説明に目を向けることが重要です。写真は状況を伝えると同時に、背景にある社会課題や制度の在り方を問いかけます。来場者は展示を通じて、国内外における子どもの権利の普遍性と地域ごとの課題の両面を考えることが期待されます。

また、感想コーナーやシールコーナーを通じて自身の意見を表明することで、子どもの意見の尊重という原則を体験的に学ぶことができます。

展示内容まとめ

以下の表に、本展示に関する主要情報を整理しました。期間、場所、主催・後援、展示の主な見どころや関連企画などを一覧にしています。来場前の確認や報道・広報用の参考資料として活用ください。

項目 内容
展示名 子どもの権利写真展 2025
開催期間 2025年11月1日(土)〜2025年12月25日(木)
入場料 無料
開催場所 中野区立中野東図書館(〒164-0011 東京都中野区中央1-41-2)
アクセス 中野坂上駅(東京メトロ丸ノ内線・都営大江戸線)A1出口より徒歩1分
共催 中野区立中野東図書館、特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン
後援 中野区、中野区教育委員会
展示場所詳細 中野東図書館 階段書架(7〜9階)に写真掲示。写真の子どものストーリーをパネルで紹介。
主な見どころ 参加型シールコーナー、感想コーナー、新設「権利ってなんだろう」展示とブックレット(11月第2週以降設置予定)
関連企画 WVJクリスマス・キャンペーン「希望を贈ろう」(2025年11月1日〜クリスマス期)と連動
WVJについて キリスト教精神に基づく国際NGO。事務局:東京都中野区、事務局長:中島みぎわ。詳細:https://www.worldvision.jp/index.html
公式情報確認先 中野区立図書館公式サイト(休館日等確認):https://library.city.tokyo-nakano.lg.jp/

本記事は、主催者によるプレスリリースの情報を基に、展示の目的、構成、期間、関連企画、背景にある国内外の法整備や地域条例などの情報を整理して提供しています。展示は子どもの権利について考えるきっかけをつくる場として企画されており、来場者が直接参加できる仕組みが多数設けられている点が特徴です。