11月5日開幕 岡本肇『七福神道中旅』横浜髙島屋で55点展示

七福神道中旅展

開催期間:11月5日〜11月18日

七福神道中旅展
開催はいつどこでやるの?
横浜髙島屋7階インテリアアートギャラリーA.P.J.で、2025年11月5日〜11月18日(最終日17時閉場)に開催。巡回は2025年9月〜2026年3月まで全国で順次行われます。
作品って買えるの?サインは入るの?
原画55点を含む原画・版画・ジクレーを会場で販売。会期中に『東海道五拾三次』の原画を購入すると裏板へ岡本肇氏の直筆サインが入り後日納品。ただし既に売約の作品もあります。

七福神が東海道を行く――岡本肇による『東海道五拾三次』へのオマージュ

2025年に発表された岡本肇氏の最新シリーズは、江戸の名所絵で知られる歌川広重の『東海道五拾三次』に敬意を表した、オリジナルの描き下ろし作品群です。本展はその中から55枚に及ぶ初描き下ろし原画を中心に、版画やジクレー作品を含めて展示・販売します。NHK大河ドラマ『べらぼう』の放送により浮世絵や江戸の美意識に再び注目が集まる状況下で、古典のモチーフを現代的な感覚で再解釈したシリーズは、日本の伝統美と現代作家の感性が交差する試みとして位置づけられます。

作品群では、旅の主役が七福神ご一行様である点が特徴です。七福神を描いた図像が、東海道の宿場や名所を巡りながら笑顔と温もりを届けるというコンセプトは、各図に独自の物語性を与えています。既に一部の原画は売約済みである旨も公表されていますが、会場では引き続き原画および版画の販売を行います。

岡本肇作品展『七福神道中旅 ~歌川広重「東海道五拾三次」へのオマージュ』@横浜高島屋7階。11/5~11/18まで。原画、版画を展示販売。七福神ご一行様が日本中に笑顔と温もりを届ける旅が始まる。 画像 2

代表作と収録の一部

シリーズの中からプレスリリースに明記された作品名は、制作意図や画面構成をうかがう手がかりとなります。作品は〈東海道五拾三次〉の各宿場をモチーフにしつつ、七福神が主役として登場するユニークな構成です。

  • 1. 起点 日本橋 朝之景 — 東海道の起点、日本橋を描いた朝景の一図。
  • 11. 箱根 湖水図 — 箱根の湖や山並みを背景にした一幅。
  • 12. 三島 朝霧 — 朝霧に包まれた三島の風景を表現。
  • 16. 蒲原 夜の雪 — 夜に降る雪景を描いた静謐な一図。

これらはシリーズの一部に過ぎませんが、全55点の世界観を感じるうえで代表的な例として挙げられます。55点すべてが初描き下ろしであり、横浜会場を含む巡回展で順次公開されます。

岡本肇作品展『七福神道中旅 ~歌川広重「東海道五拾三次」へのオマージュ』@横浜高島屋7階。11/5~11/18まで。原画、版画を展示販売。七福神ご一行様が日本中に笑顔と温もりを届ける旅が始まる。 画像 3

横浜髙島屋での展示詳細と購入特典

横浜髙島屋での開催は、会期が2025年11月5日(水)から11月18日(火)まで、会場は7階のインテリアアートギャラリーA.P.J.です。最終日は午後5時に閉場します。会場の電話番号は045-312-9014です。会期中は原画・版画の展示販売を行い、会場で実際の作品を確認したうえで購入することができます。

当展では原画55点のほか、歌川広重の原画とほぼ同サイズに合わせたジクレー(高精細プリント)も制作・販売します。ジクレーは原画の雰囲気を保持しつつ、コレクションしやすい版として提案されます。55枚をコンプリートすることを楽しむ趣味的な側面も強調されています。

岡本肇作品展『七福神道中旅 ~歌川広重「東海道五拾三次」へのオマージュ』@横浜高島屋7階。11/5~11/18まで。原画、版画を展示販売。七福神ご一行様が日本中に笑顔と温もりを届ける旅が始まる。 画像 4

購入特典と注意事項

展覧会では購入特典として、会期中に〈東海道五拾三次〉の原画を購入したお客様に限り、裏板へ岡本肇氏の直筆サインを入れて後日納品するサービスが提供されます。これは対象が〈東海道五拾三次〉シリーズの原画に限定されるもので、その他の縁起物などの原画・版画を購入した場合にはサインは付属しない点に留意が必要です。

さらに、一部作品は既に売約済みとの告知がなされており、会期中でも売切れ表示がある可能性があります。購入を検討する場合は会場または主催へ事前に問い合わせることが望ましいでしょう。

岡本肇作品展『七福神道中旅 ~歌川広重「東海道五拾三次」へのオマージュ』@横浜高島屋7階。11/5~11/18まで。原画、版画を展示販売。七福神ご一行様が日本中に笑顔と温もりを届ける旅が始まる。 画像 5

全国巡回スケジュールと会場一覧

本シリーズは横浜髙島屋での展示の前後に全国各地を巡回します。巡回は2025年9月から2026年3月にかけて多数の百貨店・催事場で予定されており、それぞれ会場・日程・連絡先が明示されています。以下にプレスリリースの全スケジュールを漏れなく列挙します。

各会場の連絡先は展覧会に関する問い合わせや在庫確認に利用できます。会期や会場が複数の都市にまたがるため、訪問前には最新情報を主催に確認することが推奨されます。

  • 2025年9月3日(水)→ 9月16日(火): 新宿高島屋 10F インテリアアートギャラリー 03-5361-1452
  • 2025年9月19日(金)→ 9月30日(火): 浜松遠鉄(特集)
  • 2025年10月22日(水)→ 10月27日(月): 名古屋栄三越 3階 特設会場
  • 2025年11月5日(水)→ 11月18日(火): 横浜髙島屋 7F インテリアアートギャラリー 045-312-9014
  • 2025年11月6日(木)→ 11月18日(火): 川越丸広 3F グラフィックステーション 049-223-5051
  • 2025年11月21日(金)→ 12月11日(木): 長崎浜屋 6F アートステーション 095-823-2382
  • 2025年11月26日(水)→ 12月9日(火): 新潟伊勢丹 5F アートステーション 025-256-8558
  • 2025年12月4日(木)→ 12月17日(水): 福屋広島 7F アートステーション 082-246-6714
  • 2025年12月17日(水)→ 2026年1月6日(火): 日本橋髙島屋 本館5階 インテリアアートギャラリー 03-6262-3173
  • 2025年12月17日(水)→ 2026年1月6日(火): 鶴屋百貨店 本館5階 グラフィックステーション 096-327-3924
  • 2025年12月25日(木)→ 2026年1月14日(水): 水戸京成百貨店 6階 アート&フレーム 029-303-8880
  • 2025年12月20日(土)→ 2026年1月12日(月): 池袋ロフト 9階 グラフィックス 03-5992-8539
  • 2025年12月24日(水)→ 2026年1月20日(火): 日本橋三越 6階 アートフレーム&ソリューションズ 03-3279-1503
  • 2025年12月24日(水)→ 2026年1月13日(火): 浦和伊勢丹 6階 アート&フレーム 048-833-8130
  • 2025年12月26日(水)→ 2026年1月20日(火): 高崎高島屋 5F インテリアアートギャラリー 0273-30-3973
  • 2026年1月7日(水)→ 1月20日(火): 町田小田急 4F インテリアアート売り場(グラフィックステーション) 042-727-2101
  • 2026年1月13日(火)→ 1月27日(火): 鹿児島山形屋 1号館5階 アートステーション 099-227-6671
  • 2026年1月14日(水)→ 1月27日(火): 米子高島屋 本館4階 インテリアアートギャラリー 0859-31-8341
  • 2026年1月22日(木)→ 2月4日(水): 池袋東武 6階1番地 サロン・ド・デコール 03-5950-3520
  • 2026年3月4日(水)→ 3月17日(火): 岡山高島屋 6階 インテリアアートギャラリー 086-222-0100
  • 2026年3月6日(金)→ 3月11日(水): 京急上大岡 催事場 045-848-7319

上記はプレスリリースに記載された全会場と日程です。日程は各百貨店の都合や催事スケジュールにより変更される場合があるため、訪問前に各会場へ直接確認することをおすすめします。

岡本肇作品展『七福神道中旅 ~歌川広重「東海道五拾三次」へのオマージュ』@横浜高島屋7階。11/5~11/18まで。原画、版画を展示販売。七福神ご一行様が日本中に笑顔と温もりを届ける旅が始まる。 画像 6

作家・主催者情報と展示に関する問い合わせ

作家の岡本肇氏は1942年大阪生まれ。空間プロデューサーとしての活動をベースに、和テイストを活かした商品企画や水墨書画の制作・発表を続けています。略歴には以下の主要な年譜が明記されています。

1942年
大阪に生まれる。
1986年
中国・吉林省との文化交流で篆刻や書を学ぶ。
1991年
㈲和味文化研究所を設立し、和風感覚の生活雑貨や商品企画を手がける。
1998年
猫キャラクター「Kabamaru」をデビュー。
2007年
エッセイ『猫だより 笑ったぶんだけ楽しくなれる』(小学館)を出版、キャラクター商品が人気に。

岡本氏は水墨書画作品展を全国で開催するほか、墨童の会という水墨書画教室を主宰しています。本シリーズは長年にわたる日本美術への関心と実作経験の集大成とも言える取り組みです。

展覧会および取材、その他問い合わせは主催の株式会社アートプリントジャパンまで。主催者の連絡先は以下のとおりです。

主催
株式会社アートプリントジャパン
住所
〒177-8503 東京都練馬区谷原2-1-26
TEL
03-5923-1362(土日祝休)
Instagram
@apj_exhibitions
展示会情報
apj-exhibition.blogspot.com

主要ポイントの整理

以下の表は本記事で取り上げた展覧会の主要情報を整理したもので、会期・会場・出品内容・購入特典・主催連絡先を一目で確認できます。記事本文では巡回スケジュールや作家略歴など、プレスリリースに含まれる全情報を詳細に記載しています。

表で示した内容を参考に、訪問や購入の際は各会場の連絡先を利用して最新情報を確認してください。

項目 内容
展覧会名 岡本肇作品展『七福神道中旅 ~歌川広重「東海道五拾三次」へのオマージュ』
横浜会期 2025年11月5日(水)~ 11月18日(火)※最終日午後5時閉場
横浜会場 横浜髙島屋 7階 インテリアアートギャラリーA.P.J.(TEL:045-312-9014)
展示内容 初描き下ろし原画55点、版画、ジクレー(広重原画とほぼ同サイズ)
購入特典 会期中に〈東海道五拾三次〉の原画を購入したお客様にのみ、裏板へ岡本肇氏の直筆サインを入れて後日納品(その他の作品は対象外)
巡回期間 2025年9月3日~2026年3月17日(全国複数会場、記事本文に全会場・日程を掲載)
主催/問合せ 株式会社アートプリントジャパン(〒177-8503 東京都練馬区谷原2-1-26 / TEL:03-5923-1362 / Instagram:@apj_exhibitions / 展示会情報: apj-exhibition.blogspot.com)

本稿はプレスリリースに基づき、展覧会の概要、展示内容、購入特典、巡回スケジュール、作家のプロフィールおよび主催者連絡先を網羅的に整理して伝えています。展覧会の詳細確認や作品の状況確認は、各会場または主催者までお問い合わせください。