11月6日開幕 岡本肇『七福神道中旅』川越展
ベストカレンダー編集部
2025年11月4日 05:50
七福神道中旅展
開催期間:11月6日〜11月18日
七福神が辿る東海道──岡本肇「七福神道中旅」展の意図と背景
2025年11月6日(木)から11月18日(水)まで、まるひろ川越店3階=丸善文具内グラフィックステーションにて、岡本肇氏による新作展『七福神道中旅 ~歌川広重「東海道五拾三次」へのオマージュ』が開催されます。主催は株式会社アートプリントジャパン。プレスリリースは同社より2025年11月4日 02時23分に発表されました。
本展は、江戸期の浮世絵師・歌川広重が手がけた名作『東海道五拾三次』への敬意を表して制作されたシリーズを中心に構成されています。日本の伝統的な美意識に注目が集まる状況下、作者は七福神を主役に据え、東海道の各宿場や風景をモチーフとした新たな視点で描き直しました。
作品群の構成と制作の特徴
シリーズは55枚の初描き下ろし原画で構成されています。各図は歌川広重の画面構成や視点に敬意を示しつつ、七福神ご一行が旅するという独自の物語性を付与しています。代表作としてリリース文で挙げられている作品には、「起点日本橋 朝之景」、「箱根 湖水図」、「三島 朝霧」、「蒲原 夜の雪」などがあり、いずれも風景描写と人物描写を同居させた構成です。
加えて、原画とは別に広重の原画とほぼ同サイズのジクレー版画も制作されています。ジクレーは高精細で原画の質感や色調を再現できるため、55枚を揃える収集の楽しみが想定されています。
制作意図と時代背景
2025年NHK大河ドラマ『べらぼう』の放送によって、浮世絵や江戸の美意識に再び注目が集まっていることが制作背景として挙げられています。岡本氏はこの潮流を受けつつ、自身の作風である和テイストや縁起物的な要素を取り入れ、現代的な見立てで東海道を再構築しました。
七福神をモチーフにしたことで、図像自体が持つ縁起性や福のイメージを明確化し、鑑賞者にとって視覚的にも概念的にも親しみやすいシリーズとなっています。
川越会場の展示詳細と販売情報
会期・会場は以下の通りです。2025年11月6日(木)〜11月18日(水)、まるひろ川越店3階 グラフィックステーション(丸善文具内)にて開催されます。連絡先は049-223-5051です。
展示内容は55枚の初描き下ろし原画と、同サイズのジクレー版画の展示販売です。プレスリリースでは一部作品が既に売約済である旨が明記されています。購入を検討する際はその点に留意が必要です。
購入特典と注意事項
会期中に東海道五拾三次の原画をお買い上げいただいたお客様には、裏板に岡本肇先生の直筆サインをお入れします(サインは後日納品されます)。この特典は該当する原画の購入者のみに適用されます。
その他の縁起物等の原画や版画を購入されたお客様にはサインの付与はありません。サイン付き納品の対象範囲を明確にした上で、購入手続きや納品時期については会場にて確認する必要があります。
巡回スケジュールの全容(開催地と日程)
本展は川越での開催のほか、全国で巡回される予定です。以下に主催発表の巡回スケジュールを開始順に漏れなく掲載します。各会場の連絡先も併記しています。
日程は一部が年を跨いでの開催となるため、会期終了日や展示形態については各会場へ事前確認を推奨します。ここでは発表された全スケジュールと会場情報を記載します。
- 2025年9月3日(水)〜9月16日(火) 新宿高島屋 10F インテリアアートギャラリー(03-5361-1452)
- 2025年9月19日(金)〜9月30日(火) 浜松遠鉄 特集(会場内)
- 2025年10月22日(水)〜10月27日(月) 名古屋栄三越 3階 特設会場
- 2025年11月5日(水)〜11月18日(火) 横浜髙島屋 7F インテリアアートギャラリー(045-312-9014)
- 2025年11月6日(木)〜11月18日(火) 川越丸広 3F グラフィックステーション(049-223-5051)
- 2025年11月21日(金)〜12月11日(木) 長崎浜屋 6F アートステーション(095-823-2382)
- 2025年11月26日(水)〜12月9日(火) 新潟伊勢丹 5F アートステーション(025-256-8558)
- 2025年12月4日(木)〜12月17日(水) 福屋広島 7F アートステーション(082-246-6714)
- 2025年12月17日(水)〜2026年1月6日(火) 日本橋髙島屋 本館5階 インテリアアートギャラリー(03-6262-3173)
- 2025年12月17日(水)〜2026年1月6日(火) 鶴屋百貨店 本館5階 グラフィックステーション(096-327-3924)
- 2025年12月25日(木)〜2026年1月14日(水) 水戸京成百貨店 6階 アート&フレーム(029-303-8880)
- 2025年12月20日(土)〜2026年1月12日(月) 池袋ロフト 9階 グラフィックス(03-5992-8539)
- 2025年12月24日(水)〜2026年1月20日(火) 日本橋三越 6階 アートフレーム&ソリューションズ(03-3279-1503)
- 2025年12月24日(水)〜2026年1月13日(火) 浦和伊勢丹 6階 アート&フレーム(048-833-8130)
- 2025年12月26日(水)〜2026年1月20日(火) 高崎高島屋 5F インテリアアートギャラリー(0273-30-3973)
- 2026年1月7日(水)〜1月20日(火) 町田小田急 4F インテリアアート売り場(042-727-2101)
- 2026年1月13日(火)〜1月27日(火) 鹿児島山形屋 1号館5階 アートステーション(099-227-6671)
- 2026年1月14日(水)〜1月27日(火) 米子高島屋 本館4階 インテリアアートギャラリー(0859-31-8341)
- 2026年1月22日(木)〜2月4日(水) 池袋東武 6階1番地 サロン・ド・デコール(03-5950-3520)
- 2026年3月4日(水)〜3月17日(火) 岡山高島屋 6階 インテリアアートギャラリー(086-222-0100)
- 2026年3月6日(金)〜3月11日(水) 京急上大岡 催事場(045-848-7319)
岡本肇の略歴と問い合わせ先、展示関連情報
岡本肇氏は1942年大阪生まれ。空間プロデューサーとしての活動を基盤に、多岐にわたる創作活動・商品企画・展覧会を通じて和テイストを発信してきました。1986年に中国・吉林省で篆刻や書を学び、1991年に(有)和味文化研究所を設立しています。
1998年に猫のキャラクター「Kabamaru」をデビューさせ、2007年にはエッセイ『猫だより 笑ったぶんだけ楽しくなれる』(小学館)を刊行。以降、水墨書画作品展を全国で開催し、水墨書画教室「墨童の会」を主宰するなど、表現と教育の両面で活動しています。
主催者情報と問い合わせ
主催は株式会社アートプリントジャパンです。所在地や連絡先は以下の通りです。取材や問い合わせは平日(ただし土日祝は休)を中心に受け付けています。
- 住所
- 〒177-8503 東京都練馬区谷原2-1-26
- TEL
- 03-5923-1362(受付は土日祝休)
- @apj_exhibitions
- 展示会情報(ブログ)
- apj-exhibition.blogspot.com
発表にはハッシュタグ等で関連ワードが併記されています。プレスリリース内のタグは #岡本肇、#東海道五拾三次、#歌川広重、#べらぼう、#江戸、#浮世絵、#UKIYOE、#富士山、#縁起物、#七福神、#株式会社アートプリントジャパン、#川越丸広 です。
要点の整理
本章ではこの記事で触れた主要事項を表形式で整理します。展覧会の会期・会場、展示点数、購入特典、主催者・問い合わせ先、巡回スケジュールの概略をまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 展覧会名 | 岡本肇作品展『七福神道中旅 ~歌川広重「東海道五拾三次」へのオマージュ』 |
| 川越会場 会期 | 2025年11月6日(木)〜11月18日(水) |
| 川越会場 会場 | まるひろ川越店3階=丸善文具内 グラフィックステーション(049-223-5051) |
| 展示内容 | 初描き下ろし原画55点、同サイズジクレー版画の展示販売。原画の一部は既に売約済。 |
| 購入特典 | 東海道五拾三次の原画購入者にのみ裏板へ岡本肇直筆サイン(後日納品) |
| 主催 | 株式会社アートプリントジャパン |
| 主催者 連絡先 | 〒177-8503 東京都練馬区谷原2-1-26 / TEL:03-5923-1362(平日・土日祝休) / Instagram: @apj_exhibitions / 展示会情報: apj-exhibition.blogspot.com |
| 関連キーワード | 東海道五拾三次、歌川広重、七福神、浮世絵、べらぼう(NHK大河)、ジクレー、縁起物 |
| 発表日時 | 2025年11月4日 02時23分(株式会社アートプリントジャパン発表) |
以上が展覧会の主要事項と巡回スケジュールの全容、ならびに作者の略歴と主催者情報の整理です。会期や在庫状況、購入特典の適用範囲は各会場での確認が推奨されます。