11月11日発売：Mode1 Pocket　ポケットに収まる高性能スマホ

手のひらに収まる設計思想と発売スケジュール

株式会社P-UP World（本社：東京都足立区千住1-4-1、代表取締役 中込 正典）は、自社ブランドの新型スマートフォンMode1 Pocket（モデル名 MD-07P）を2025年11月11日（火）より発売します。プレスリリースは2025年10月31日 15時13分に発表されており、予約は2025年11月1日（土）から一部量販店のECサイトで開始されます。

Mode1 Pocketは「ポケットにすっきり収まる本体サイズ」をコンセプトに開発されました。毎日使う端末としての携行性や片手操作のしやすさを重視し、一般的な350ml缶に近い縦横比と程よい厚みを実現しています。販売は全国のケータイショップ「テルル」店舗および正規取扱販売店、Mode1公式サイトを通じて行われます。

発売日・価格・販売チャネルの詳細

発売日は2025年11月11日（火）です。メーカー希望小売価格は以下の通りです。

128GBモデル：32,000円（税別、35,200円 税込）／256GBモデル：34,800円（税別、38,280円 税込）。256GBモデルは一部販売店のみの取り扱いとなります。2025年11月1日（土）から一部量販店のECサイトで予約販売が開始されます。

購入方法としては、全国のケータイショップ「テルル」店舗（https://www.teluru.jp/）およびMode1公式ホームページ（https://mode1.jp/）ならびに正規取扱販売店での販売が予定されています。なお、詳細な販売店リストや在庫状況は各販売店の案内を参照してください。

外観・ディスプレイ・カラーバリエーションの特徴

Mode1 Pocketはコンパクトながら視認性や操作性を考慮した設計がなされています。ディスプレイはベゼルを抑えたパンチホール型フロントカメラを採用し、表示領域を拡大しています。画面サイズは約5.3インチのTFT液晶を採用し、解像度は720×1560、最大リフレッシュレートは120Hzです（デフォルトは60Hz設定）。

本体背面にはMode1シリーズ伝統のカーボン調パターンを採用し、ガラス越しに角度によって見え方が変わる質感を持たせています。カラーはKURO（ブラック）とSHIRO（ホワイト）の2色展開です。背面のカーボン調はガラスパネル越しの仕上げで、見た目と手触りの両方に配慮されています。

本体サイズと携帯性の具体数値

本体サイズは高さ 約132.5mm × 幅 約63.4mm × 厚さ 約10.8mmで、質量は約152gです。これらの数値は生産過程や計測方法により多少の変動が生じる可能性がある旨の注記があります（※1）。

コンパクト設計はポケット収まりや片手操作を重視するユーザーを想定しており、厚みや幅のバランスを考慮した設計になっています。片手での操作感や携帯時の収まり具合は、日常の使い勝手に直結する要素です。

撮影機能・性能面・バッテリーと充電方式

カメラ構成はアウト側が2眼で、メインカメラに約6,400万画素（f1.8）の標準レンズ、サブにマクロ撮影用の約2,000万画素（f2.0）レンズを搭載しています。LEDフラッシュを備え、細部の撮影や接写での画質表現を重視しています。フロントカメラは約2,500万画素（f2.0）でセルフィーやビデオ通話にも対応します。

プロセッサはMode1シリーズで最小製造プロセスを採用した6nmのMediaTek Helio G99を搭載。CPU構成はCortex-A76 x2 + Cortex-A55 x6のオクタコアで、最大周波数は2.2GHz×2および2.0GHz×6、GPUはMali-G57です。処理効率と消費電力のバランスを重視した構成です。

メモリ・ストレージ・外部メディア

メモリとストレージは用途に合わせて2種類が用意されています。128GBモデルはRAM 6GB / ROM 128GB、256GBモデルはRAM 8GB / ROM 256GBです。外部メモリとしてmicroSDXCカードを利用でき、最大1TBまで対応します。ただし、デバイスにプリインストールされるOSやソフトウェア分は実際に利用可能な容量より小さくなる旨の注記があります（※2）。

OSはAndroid™15を搭載しています。アプリや写真、動画などの保存容量を重視するユーザーには256GBモデルが推奨されていますが、256GBモデルは一部販売店のみの取り扱いとなる点に注意が必要です。

バッテリー容量は2900mAh（標準値）で、日常使いに十分な持続時間を狙った設計です。充電はUSB-C（USB Type-C 2.0）による有線充電とQiワイヤレス充電の両方に対応しています。AC充電は5V 2Aまたは9V 2Aに対応し、ワイヤレス充電は最大15Wでの対応をうたっていますが、7.5Wで充電される旨の注記やQi2.0対応の明記もあります。

通信・操作性・付帯機能、取り扱い上の注意

Mode1 PocketはSIM構成としてnanoSIM×1とeSIM×1のデュアルSIM（DSDV）に対応しています。ただしeSIMに関する制限があり、Docomo/au系の通信網のeSIMは利用できない旨の注記があります（※5）。また、DSDV仕様であるためau回線2回線での併用は出来ません（※4）。

5Gには非対応で、対応通信規格は4Gおよび3G、2Gの各バンドが明記されています。具体的には4G：Band 1/3/5/8/11/19/21/26/28/41、3G：Band 1/6/8/19、2G：Band 2/3/5/8です。なお、2026年3月に国内の全てのキャリアで3G通話サービスが終了する旨の情報が含まれます（※6）。

接続・セキュリティ・センサー類

無線接続はWi‑Fi（2.4GHz / 5.0GHz、Wi‑Fi 5、IEEE802.11 a/b/g/n/ac）、Bluetooth Ver.5.2、NFC（a/b、FeliCa非対応）をサポートします。GPSはGPS、Glonass、Beidou、Galileo、QZSSに対応し、FM（ワイドFM）も搭載されています。ただしFM受信は3.5mmイヤホンを装着した場合のみ利用可能です（※11）。

セキュリティは指紋認証（電源ボタン一体型）、顔認証、PINロックなど複数の方法で端末のロック解除が可能です。センサー類は重力センサー、距離センサー、光センサー、磁気センサー、方位センサー、ジャイロスコープなどを搭載しています。物理キーは音量上下キーと電源ボタン（指紋センサー一体型）を備えます。

さらに3.5mmイヤホンジャックを装備しており、有線イヤホンでの高音質再生やラジオ利用が可能です。ストラップホールも設けられており、首掛けストラップやキーホルダーの取り付けに対応しています。

同梱物・保証・注意事項

製品には本体、取扱説明書兼保証書、クイックマニュアル、SIM取り出しピンが同梱されます。試供品としてUSB‑TypeCケーブル（USB‑A to USB‑C）および本体専用ケースが付属します。バッテリーはお客様自身で交換することはできず、交換が必要な場合はサポートセンターへの問い合わせが案内されています。

製品は品質向上のため予告無しに仕様を変更する場合がある旨が記載されています。画面はイメージであり、実機と異なる場合がある点、各種商標表示や第三者の権利表記（Google、Android、Wi‑Fi、Qi等）が記載されている点も明記されています。

主要仕様とポイントの整理

ここまでの内容をポイントごとに整理します。以下の表はMode1 Pocket（MD-07P）の主要スペック、発売情報、販売チャネル、注意事項を分かりやすくまとめたものです。

上表はMode1 Pocketの主要な仕様、発売情報および注意点を整理したものです。販売方法や対応バンド、eSIMの利用可否など通信に関する制約は重要な選択要素になりますので、購入前に販売店や通信事業者の案内を確認することが推奨されます。

本稿では発表資料に基づき製品の仕様、発売日、価格、販売チャネル、同梱物、注意事項などを網羅して整理しました。製品の詳細や最新情報はMode1公式サイト（https://mode1.jp/）および発売元である株式会社P-UP Worldの案内を確認してください。