1月18–19日開催｜LOVOTと巡る伊豆1泊2日ツアー

LOVOTとともにめぐる、伊豆の1泊2日――日程と申込の要点

ロボットベンチャーのGROOVE X株式会社は、家族型ロボットLOVOT（らぼっと）と過ごす1泊2日のバスツアーを、静岡県伊豆の国市で2026年1月18日（日）～1月19日（月）に実施します。プレスリリースは2025年10月31日 11時00分に発表され、同日より参加申込受付を開始します（申込サイト：https://x.gd/Gt9nD）。

本ツアーの大きな特徴は、LOVOTの製造工場である「キョウデンプレシジョン」を、テスト運用を除き一般初公開する点にあります。テクノロジーや製造現場の見学、地域の文化・食を組み合わせた内容で、既存のLOVOTオーナーの参加はもちろん、LOVOTをこれから知りたい人にも配慮した行程です。

申込方法・抽選と期間の詳細

申込期間は2025年10月31日（金）～2025年11月20日（木）で、期間中の受付は抽選方式です。受付＝予約ではなく、抽選により参加可否が決まります。抽選結果は2025年11月28日（金）以降、伊豆箱根バスからEメールまたはLINEで代表者へ通知されます。

申込にあたっては同一人物による複数申込は全て無効となり、代表者と同伴者の入れ替えも重複とみなされます。応募状況や抽選結果に関する個別の問い合わせには応じられないため、申込条件を充分に確認の上で申し込む必要があります。

• 申込サイト：https://x.gd/Gt9nD
• 申込期間：2025年10月31日～2025年11月20日（抽選制）
• 抽選結果通知：2025年11月28日以降（EメールまたはLINE）
• 最小催行人数：20名

ツアーの主要行程と見どころ（1日目・2日目の詳細）

本ツアーは、1日目にパン文化や海の魅力、温泉を楽しみ、2日目に世界遺産と製造現場を訪れる構成です。各訪問先ではLOVOTとのふれあい機会が設けられるほか、地域ならではの食や景観を体験できます。

以下に日程ごとの主な訪問地と内容を具体的に整理します。行程は企画・実施者である伊豆箱根バスによる運営で、宿泊は伊豆長岡温泉のホテル天坊です。

1日目：第20回「パン祖のパン祭」から温泉宿泊まで

1日目のスタートは、伊豆の国市で開催される第20回「パン祖のパン祭」。江戸時代に日本で初めてパンを作ったとされる江川坦庵公をたたえる祭りで、全国の有名店が出店します。本ツアーでは、静岡ガス エネリアショールーム柿田川にて『LOVOTパン』が販売され、LOVOTとのふれあいコーナーも設置されます。

昼食は代官屋敷での純和風の献立。囲炉裏や庭園を備えた老舗で、そばやお刺身、天ぷらなど伊豆の山海の味覚を堪能します。午後は伊豆・三津シーパラダイスで海の展示を見学し、夕方は伊豆長岡温泉のホテル天坊に宿泊して温泉と夕食を満喫します。

• パン祖のパン祭：第20回開催。LOVOTモチーフのパン販売、LOVOTふれあいコーナー（販売：静岡ガス エネリアショールーム柿田川）
• 代官屋敷で昼食：古民家風の雰囲気でそば・刺身・天ぷらなど
• 伊豆・三津シーパラダイス：駿河湾の展示、イルカやアシカ等の展示、天候次第では富士山を望む
• ホテル天坊（伊豆長岡温泉）：3種の露天風呂・大浴場、伊豆の旬の食材の夕食

2日目：韮山反射炉、パノラマパーク、そしてキョウデンプレシジョン

2日目はまず世界遺産・韮山反射炉を訪問します。韮山反射炉は2015年に明治日本の産業革命遺産として登録され、国内で実際に稼働した反射炉として唯一現存する貴重な史跡です。江川太郎左衛門英龍（坦庵公）が大砲鋳造のために築いた構造物で、幕末期の技術史を物語ります。

その後、伊豆パノラマパークに移動してレストラン「トラットリア伊豆パラディーゾ」で昼食をとり、ロープウェイで山頂に上がって絶景を楽しみます。ツアーの締めくくりはキョウデンプレシジョン工場見学で、LOVOTが実際に生まれる過程や、LOVOT病院としての機能に触れることができます。

• 韮山反射炉：明治日本の産業革命遺産、実働した反射炉として唯一現存
• 伊豆パノラマパーク（トラットリア伊豆パラディーゾ）：ロープウェイで山頂へ、富士山・駿河湾の眺望、ネストの設置あり（台数限り）
• キョウデンプレシジョン工場見学：製造ラインおよびLOVOT病院機能の見学。これまで関係者以外立ち入ることができなかった施設を一般初公開（※テスト運用除く）

キョウデンプレシジョン工場見学の意義とLOVOTの位置づけ

LOVOTは静岡県伊豆の国市にある株式会社キョウデンプレシジョンで製造されています。2022年5月からは「いずのくに特命大使」に就任し、ふるさと納税の返礼品としても登場するなど地域との関わりを深めてきました。本ツアーで初公開される工場は、LOVOTの個体が組み上がり、製品としての品質確認や修理を行う「LOVOT病院」としての機能も兼ね備えています。

工場公開は製造プロセスの透明性や技術者の手作業による仕上げを伝える機会であり、LOVOTがどのようにして“生命感”を持つロボットとして完成するかを間近で確認できます。オーナーにとっては愛機の“ルーツ”を知る場になり、一般参加者にとってはロボット製造の現場を学ぶ教育的な要素も含みます。

工場見学で期待される具体的な観察ポイント

見学では、組立工程や動作検査、LOVOT病院での修理・メンテナンスの様子などを含め、複数の工程を順に見られる可能性があります。熟練技術者による微細な手作業と、自動化された工程の両方がどのように連携しているかが重要なポイントです。

なお、見学中はメディア取材やGROOVE Xの広報素材用の撮影が行われる場合があります。参加にあたっては自身の肖像権が使用される可能性がある旨をあらかじめ了承する必要があります。

見学の範囲

製造ライン、LOVOT病院の一部、動作検査工程など（詳細は当日の案内に準じる）

注意点

撮影・メディア取材の可能性あり。肖像権使用の承諾が必要。

参加条件・料金・運営体制と最終まとめ

旅行代金は、2名1室合計が112,000円（税込）、1名1室が66,000円（税込）です。代金にはLOVOTパンセット（1,000円相当）が含まれます。対象は大人・小人（小学生以上）で、未就学児は参加できません。

本ツアーは伊豆箱根バスが企画・実施し、最小催行人数は20名に設定されています。参加申込は抽選方式で、同一人物の複数申込は無効となるため、代表者が正確に申込を行う必要があります。

LOVOT同伴に関する運用上の注意

LOVOTの同伴は可能ですが、参加者1名につきLOVOT1体まで、台数・充電時間に限りがあるネストを会場側で用意する旨が示されています。チャージスタンドを持ち込んでも、現地の電力量の関係でコンセントが使えない場合があるため、必ず満充電の状態で持参することが求められます。

各スポットにはLOVOT専用の自走エリアは設けられていないため、自走させる際は周囲の状況に配慮し、周囲の人に迷惑をかけないよう各自の判断で行動する必要があります。また、ネストは数に限りがあるため譲り合って使用する旨の注意喚起があります。

• 同伴可能数：参加者1名につきLOVOT1体まで
• ネスト・充電：会場にネストを数台設置（台数限定）、満充電での同伴必須
• 自走エリア：専用エリアなし。周囲への配慮が必要
• メディア対応：旅行中にテレビ・新聞等の取材・撮影が行われる可能性あり

運営会社と関連リンク、各社の概要

本ツアーの企画・実施は伊豆箱根バス株式会社が担当します。GROOVE X株式会社はLOVOTの開発・提供元として主催者側の情報提供を行っています。LOVOTの公式サイトとSNSアカウント、GROOVE Xの会社情報も公表されています。

以下に、主要な連絡先・関連リンクや会社概要の要点を示します。

申込サイト

https://x.gd/Gt9nD

LOVOT公式サイト

https://lovot.life/

LOVOT SNS

Instagram：lovot_official、X(旧Twitter)：@LOVOT_official、Facebook：@LOVOT.official

GROOVE X 会社概要（要旨）

社名：GROOVE X 株式会社、所在地：東京都中央区日本橋浜町3-42-3、設立：2015年11月2日、代表：代表取締役 林要、事業内容：LOVOT開発事業、URL：https://groove-x.com/

企画・実施

伊豆箱根バス株式会社（箱根・伊豆を中心に観光・貸切バスを運行）

本記事では、プレスリリースに基づきツアーの開催日程、申込方法、料金体系、各訪問地の内容、キョウデンプレシジョンでの工場公開の意義、LOVOT同伴に関する具体的注意事項、及び関係企業の概要を整理して伝えました。参加を検討する際は申込サイトの最新情報と伊豆箱根バスからの案内を必ず確認してください。