11/20開催 写真集『THE GUARDIANS』が刻む発電所の守護者

発電所の現場で働く「守護者」たちを湿板写真で刻む

岡野バルブ製造株式会社は、発電プラントのメンテナンス部隊を被写体とした写真集「THE GUARDIANS」を発刊しました。プレスリリースは2025年10月31日14時02分に発表され、本社は福岡県北九州市にあります。写真集は発電インフラを支える現場作業者の存在意義を記録し、現場で働く人材の価値がAIでは代替できないことを示すことを目的としています。

会社は1926年創業とし、創業以来の蓄積を背景に発電プラント用高温高圧バルブの製造とメンテナンスを通して日本の発電インフラを支えてきました。プレスリリース本文は、メンテナンス事業部の活動範囲や使命感、そして現場の実情を丁寧に伝えています。

守護者たちの現場と役割

メンテナンス事業部は全国9カ所の拠点から発電所の現場へ速やかに駆けつけ、原子力発電所や最新鋭火力発電所など、想定外のトラブルが起こり得る極限の環境で修繕に当たります。発電所が停止すれば工場や家庭への電力供給が途絶えるため、不退転の覚悟で臨む必要があります。

同社は彼らを『特殊部隊』に例え、目立たないが先頭に立つ攻めのフィールドエンジニアチームとして紹介しています。どのような状況でも最後までやり遂げる姿勢が厚い信頼を生み、『岡野バルブに任せたい』という評価を全国の発電所から得ています。

主な活動拠点

全国9カ所の拠点から迅速に現場へ向かう体制

主な対応現場

原子力発電所、最新鋭火力発電所、極限状況でのトラブル対応

写真表現と制作チーム：湿板写真が伝える重厚な証

写真集では19世紀に生まれた湿板写真というガラス板を用いる技法を一部に採用しています。湿板写真の独特の重厚感と渋みが、被写体である作業者の姿を単なる記録にとどめず、時代を超えて残る“証”として際立たせます。

作業服のしわ、力強く動く手、真剣な眼差し。湿板写真と現代の撮影技術を併用することで、一枚一枚に宿る緊張感と責任感が明瞭に描かれています。

撮影チームと写真家のプロフィール

写真撮影はFU.photo&designの木寺一路（きでら・かずみち）氏が担当しています。木寺氏は佐賀県有田町出身、25歳で写真の世界に入り7年の修行を経て独立。FU.photo&designを設立し、記念写真やコマーシャル撮影で福岡・広島・東京を中心に活動してきました。2013年から本格的に写真家として活動し、国内外で多くの展覧会を開催。2016年からは湿板写真技法を用いた作品撮影も行っています。

撮影ディレクションには岡野バルブ製造株式会社の代表取締役社長・岡野武治が関わり、現場のリアリティと被写体の誇りを引き出す構成が取られました。作品にはメンテナンス事業部の精鋭たちが被写体として収められています。

刊行情報とリリースイベント、SNS連動企画

写真集の書誌情報と販売情報、さらに発刊を記念したリリースイベントおよびSNS連動の参加型企画について、具体的なスケジュールと参加方法を含めて発表されています。

以下に書誌情報、イベント開催概要、SNSキャンペーンの詳細を整理します。

書誌・販売情報

• 書名：『THE GUARDIANS』
• 企画：岡野バルブ製造株式会社
• 撮影：FU.photo&design　木寺一路（きでら・かずみち）
• 定価：2,860円（税込）
• ISBN-10 : 499140570X
• ISBN-13 : 978-4991405709
• 寸法：24 x 0.8 x 30 cm
• 販売先（主なリンク）: https://amzn.asia/d/7ptjHq4

書誌情報には制作スタッフと作品の目的が明記されており、販売はオンラインを中心に展開されます。

リリースイベントの内容・参加方法

発刊を記念してリリースイベントを開催します。イベントでは代表取締役社長・岡野、メンテナンス事業部長・丹野、写真家・木寺一路氏によるトークセッションが行われます。大型写真の展示、湿板写真の撮影工程の披露、実際に使用されたガラス板の展示などを通して19世紀の撮影技術と現場の世界観を体感できる構成です。

開催概要は次の通りです。

日時

2025年11月20日（木）17:30会場、18:00開始～20:30終了

場所

ブリックホール（福岡県北九州市門司区大里本町3丁目6-1）

参加費

トークセッション：無料（事前予約制）／懇親会：有料（希望者のみ）

事前予約

https://theguardians-event.peatix.com/view

SNS連動企画「わたしの#隠れガーディアンズ」

写真集リリースを記念してX（旧Twitter）上で参加型キャンペーンを実施します。テーマは「あなたの身近な守護者＝ガーディアン」で、エピソードとともにハッシュタグ「#隠れガーディアンズ」を付けて投稿します。写真の有無は問いません。

投稿期間、当選発表、特典の内容は以下の通りです。

1. 投稿期間：2025年11月4日～2025年12月31日
2. 当選発表：2026年1月6日、OKANO公式Xアカウント（@okanovalve）で発表
3. 特典：上位“いいね数”の13名に以下の特典
   • 写真家・木寺一路氏による湿板写真撮影券（計3名）※FU.Photo&Design Studio（福岡県北九州市門司区）に来られる方限定
   • 写真集またはオリジナルノベルティ（特製カレンダー・スマホスタンド）（10名）

関係者コメント、公式アカウント、会社情報と問い合わせ先

発刊に際し、代表や関連企業の代表らからのコメントが掲載されています。制作意図や期待、受け止め方が丁寧に述べられており、作品の位置づけが明確です。

また、公式SNSの開設情報や会社の基本情報、問い合わせ先も明記されています。

主要コメント

代表取締役・岡野武治のコメントでは、発電所のメンテナンスに従事する人々の存在は多くが意識されにくいが、その仕事がなければ社会は成り立たないとし、湿板写真を選んだ理由を「時を超えて残る証として未来に伝えたい」と述べています。作品の無骨な手や真剣な眼差しに暮らしを守り抜く覚悟が宿っていると語っています。

外部からは株式会社COTEN代表・深井龍之介の言葉として「この‘かっこよさ’が、僕たちの暮らしを動かしてきた。この背中が、僕らの生活を動かしている。」、株式会社CNC代表・矢田明子の言葉として「ちょっとまって、これが自分の家族だったらと想像し、興奮した。参観日に来れなかった父が、この写真の人だったら。寂しいより、まじカッコイイが勝って、誇らしい。そう思いませんか？私も頑張るわ。」が紹介されています。

公式アカウントと会社概要、問い合わせ

本写真集の世界観と連動して公式Instagramアカウントが開設されました。アカウント名は @okanovalve で、湿板写真によるポートレートや現場記録、舞台裏を発信します。

岡野バルブ製造株式会社の会社情報と問い合わせ先は次の通りです。

写真集の購入、イベント予約、SNSキャンペーン参加は上記のリンクおよび記載手順に従ってください。

この記事の要点まとめ

以下の表に本記事で伝えた主要事項を整理します。写真集の内容、制作チーム、刊行情報、イベント、SNS企画、会社情報、問い合わせ先など、発表されたすべての情報を一覧化しています。

本記事は、岡野バルブ製造株式会社の公表したプレスリリースの内容を基に、写真集『THE GUARDIANS』の趣旨、制作背景、刊行・イベント・SNS企画、会社情報を整理して伝えています。現場で働く人々の役割や技術、そしてその記録方法まで具体的に示すことで、発電インフラを支える現場の実像が理解できる構成になっています。