11月8・9日開催 モンパチフェスにSquareが導入
ベストカレンダー編集部
2025年10月31日 13:23
モンパチフェス25
開催期間:11月8日〜11月9日
フェスの現場に持ち込まれるキャッシュレスの新たな形
Square株式会社は、2025年10月31日11時00分付の発表で、沖縄県宜野湾港マリーナ・トロピカルビーチ特設会場で11月8日・9日に開催されるロックフェスティバル「MONGOL800 ga FESTIVAL What a Wonderful World!! 25(以下、What a Wonderful World!! 25)」に決済パートナーとして協賛することを明らかにしました。発表文では、Square日本代表のスティーブン・アダムス氏(代表を含む本社:東京都港区)や、会場に導入する端末の種類、運用体制などが具体的に示されています。
本取り組みは、音楽とテクノロジーの融合を目指す試みであり、フェス体験をよりスムーズかつ自由にすることを目的としたものです。主催である沖縄出身のロックバンドMONGOL800が築いてきた「モンパチフェス」との協業は、ライブエンターテインメントの現場でのデジタル化を象徴しています。
発表の基本情報と関係者
発表日時は2025年10月31日11時00分、発表主体はSquare株式会社(本社:東京都港区、代表:スティーブン・アダムス)です。Squareはグローバルに決済や販売支援ツールを提供する企業で、日本国内でも飲食店・小売店・専門サービス業など多様な業種に向けたソフトウェアやハードウェアを提供しています。
会場は沖縄県の宜野湾港マリーナ・トロピカルビーチの特設会場、開催日は2025年11月8日と9日の二日間です。MONGOL800が2009年に立ち上げた同フェスティバルは「モンパチフェス」としてファンに親しまれており、開催規模や文化的な影響力が大きいことが続けて報告されています。
会場運営を支える具体的な機器と運用体制
Squareはフェス会場内での決済を支援するため、公式グッズ売り場、アーティストブース、飲食・物販ブースなどに端末を配備します。導入する機器は、Square ターミナル、Square ハンディ、Square リーダーを含む約30台のデバイスです。これにより、現金に頼らない統一的なキャッシュレス環境を整備します。
会場ではSquareのスタッフが現地で出店者をサポートし、スムーズで安全なキャッシュレス決済を実現します。結果として、参加者の待ち時間が短縮され、出店者やアーティストは販売・物販に関わるオペレーション負担を減らすことができます。これらの導入は、クレジットカードや各種電子決済に対応し、在庫管理や売上管理とも連携することが可能です。
機器の配置と役割
会場内での機器配置は出店形態・取扱商品に応じて最適化されます。公式グッズ売り場やアーティストブース、飲食ブースそれぞれに適した端末が配置され、決済の種類や操作性を考慮した運用が行われます。
- 公式グッズ売り場:複数の商品の会計に対応する端末を設置し、在庫や売上の連携を想定。
- アーティストブース:アーティスト関連商品の決済、簡易な売上集計のサポート。
- 飲食・物販ブース:回転率が高い決済に適した端末で待ち時間を低減。
| 導入機器 | 想定される役割 |
|---|---|
| Square ターミナル | 対面でのカード決済やレシート発行、複数アイテム管理 |
| Square ハンディ(Square Handheld) | 持ち運び可能な端末で屋外ブースや混雑時の機動的な運用 |
| Square リーダー(Square Reader) | スマートフォン連携の軽量決済端末、クレジットカード対応 |
| 合計台数 | 約30台(上記機器を含む全体台数) |
MONGOL800 ga FESTIVAL What a Wonderful World!! の位置づけと当年の規模
「MONGOL800 ga FESTIVAL What a Wonderful World!!」は2009年にMONGOL800によって立ち上げられた沖縄発の野外ロックフェスティバルです。以来、地元沖縄の文化的要素を保ちながら、国内外から多くのアーティストや観客を集めるイベントへと成長してきました。ファンからは「モンパチフェス」と親しまれています。
2025年の開催では、全国から2万人を超えるファン、アーティスト、クリエイターが集まる見込みです。音楽を通じた創造性や多様性の発信が続く場として、今年も多彩な出演陣や出店が予定されており、フェスティバル全体の運営において効率的で安全な決済基盤が求められています。公式情報は次のサイトで案内されています:www800.asia/2025
歴史と文化的特徴
本フェスは沖縄のローカルカルチャーと結び付きながら、国内の音楽シーンに大きな影響を与えてきました。創造性・多様性・エネルギーを掲げる場として、多数の著名アーティストが参加してきた実績があります。
開催地である宜野湾港マリーナ・トロピカルビーチの特設会場は、野外フェス特有の開放感を持ちながらも運営面での配慮が必要なロケーションです。会場の動線やブース配置、セキュリティや緊急時対応を含め、決済プラットフォームの導入は運営効率化に寄与します。
Squareの提供するサービス群と連携の意義
Squareは単なる決済ハードウェアの提供にとどまらず、販売・在庫管理、スタッフ管理、資金調達など事業運営に必要なツール群を提供しています。発表文では、飲食業・小売業・専門サービス業など各業種向けのソフトウェア、カスタマイズ可能なeコマースツール、資金調達サービス、スタッフ管理ツールなどが挙げられており、これらが連携して事業者の時間や労力を削減すると説明されています。
連携されるツールにより、会場での売上データはリアルタイムで把握可能となり、在庫管理やシフト管理といったバックオフィス業務の効率化に繋がる設計です。クレジットカード決済をはじめとしたキャッシュレスの導入は、運営側だけでなく参加者にとっても利便性の向上をもたらします。詳しい情報はSquareの日本向け公式サイト(www.squareup.com/jp/ja)およびハードウェア製品ページ(https://squareup.com/jp/ja/hardware/handheld)に掲載されています。
- 主な提供機能
- 決済(クレジットカード対応)、在庫管理、スタッフ管理、eコマース連携、資金調達支援
- 対象業種
- 飲食店、小売店、専門サービス業など(フェス会場における物販・飲食ブースなどに適用)
Square日本代表スティーブン・アダムスのコメントも発表文に記載されています。アダムス氏はフェスティバルの価値とSquareの理念との重なりを強調し、アーティストや主催者が本来のパフォーマンスに集中できるようサポートすることを表明しています。
「『What a Wonderful World!! 25』は、創造性・コミュニティ・つながりを祝うフェスティバルであり、これらはSquareの理念とも重なります。日本を代表するフェスがデジタルの未来を受け入れつつ、沖縄らしい独立したスピリットを大切にし続けることをサポートできることをうれしく思います。アーティストや主催者が自分たちの得意分野に集中できるよう、Squareは“誰もがシンプルで、迅速に、自由に商いができる世界”をこれからも目指していきます。」
要点の整理
以下の表は本記事で扱った発表内容を分かりやすく整理したものです。本表は発表日時、開催日時、会場、主催、参加見込み規模、Squareの導入機器・台数、運用体制、関連ウェブリンクなど、読者が把握すべき主要項目を網羅しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表主体 | Square株式会社(本社:東京都港区、代表:スティーブン・アダムス) |
| 発表日時 | 2025年10月31日 11時00分 |
| イベント名 | MONGOL800 ga FESTIVAL What a Wonderful World!! 25 |
| 開催日時 | 2025年11月8日・9日 |
| 会場 | 沖縄県 宜野湾港マリーナ・トロピカルビーチ 特設会場 |
| 主催 | MONGOL800(フェスは2009年に始まる) |
| 参加見込み規模 | 全国から2万人を超えるファン、アーティスト、クリエイター |
| Squareの導入機器 | Square ターミナル、Square ハンディ、Square リーダー 等 |
| 導入台数 | 約30台(上記機器を含む全体) |
| 運用体制 | 会場におけるSquareスタッフによる出店者サポート、決済・売上管理の支援 |
| 関連リンク(公式) | フェス公式:www800.asia/2025 / Square:www.squareup.com/jp/ja / ハードウェア紹介:https://squareup.com/jp/ja/hardware/handheld |
上記は発表資料に基づく整理であり、会場での導入は約30台のデバイスを中心としたキャッシュレス決済基盤の整備、Squareスタッフによる現地サポート、各種ソフトウェアとの連携によって、運営側と参加者双方の利便性向上を目指すものです。
参考リンク: