清水ケ丘公園のキッズコーナーがリニューアル mamaro設置で安心

キッズコーナーリニューアル

開催日:10月21日

キッズコーナーリニューアル
キッズコーナーって誰が使えるの?利用時間は?
未就学児とその保護者が対象で、体育館内キッズコーナーの利用時間は9時〜18時。年末年始など体育館が閉館する日は利用不可で、子どもから目を離さず遊具は譲り合って使ってください。
mamaroってなに?どう使えばいいの?
mamaroは個室型のベビーケアルームで、2025年8月設置。授乳・おむつ交換・着替えに使え、ソファやコンセント、施錠機能・モニター付きでプライバシー確保。基本は誰でも利用でき譲り合いをお願いします。

地域の意見を形にした「キッズコーナー」リニューアルの狙い

横浜市清水ケ丘公園の体育館内にある「キッズコーナー」が、2025年10月21日(火)にリニューアルオープンしました。今回の改修は、公園利用者や近隣の保育園・幼稚園、地元住民から寄せられた声を反映し、公園内で実施したイベントや物販などの収益事業の一部を還元する形で実施されたものです。発表は西武造園株式会社より、2025年10月29日 15時30分に行われています。

リニューアルの目的は、未就学の幼児連れでも安心して利用できる空間の整備と、地域との協働を通じた親しみやすさの向上です。指定管理者である横浜緑地・協栄パートナーズ(代表企業:横浜緑地株式会社/構成員:株式会社協栄)が中心となり、地元利用者のニーズを反映した設計と運営を行っています。横浜緑地株式会社は西武造園株式会社の子会社であり、地域に根差した管理を進めています。

横浜市民の声をもとに公園の「キッズコーナー」を大幅リニューアル!安心・快適性の向上や、地元の子どもたちと一緒に作ったアート装飾も(横浜市清水ケ丘公園) 画像 2

住民参加型の設計プロセス

設計・改修にあたっては「みんなの清水ケ丘公園ミーティング」を定期的に開催し、公園スタッフと来園者が意見交換や情報共有を行いました。近隣小学校の教員や外部専門家も交え、子ども連れの親が求める安全性や使いやすさ、遊具の配置といった具体的な要望を整理した上で設計に反映しています。

このような協働プロセスにより、単なる設備導入にとどまらず、利用者に寄り添った運用ルールやサイン表示の配置など細部にわたる配慮がなされています。設計段階から運用ルールまで一貫して地域の声を取り入れた点が特徴です。

意見交換の場
「みんなの清水ケ丘公園ミーティング」を定期開催
参加者
近隣住民、保育園・幼稚園関係者、小学校教員、外部専門家、園スタッフ
実施日(リニューアル)
2025年10月21日(火)
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子どもたちと作ったマスキングアートで窓が明るく

リニューアルオープンに合わせて実施されたイベントでは、地元の保育園・幼稚園の児童たちが参加して、マスキングテープや折り紙を用いた窓の装飾を行いました。自然光が入る窓面にカラフルな模様や形が配され、室内は明るく楽しい雰囲気になっています。

この装飾は単なる美観向上に留まらず、地域の子どもたち自身が公園づくりに参加する機会を作ることで、利用者の愛着や責任感を高めることを意図しています。装飾に用いた素材や手法は安全性に配慮したもので、長期的に維持管理しやすいよう選定されています。

  • 参加者:地元保育園・幼稚園の児童
  • 使用素材:マスキングテープ、折り紙など安全なクラフト素材
  • 実施目的:親しみやすい空間の創出と地域参加の促進
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授乳・おむつ交換に対応する「mamaro™」設置と利用上のポイント

キッズコーナー前には、設置型ベビーケアルーム「mamaro™」を2025年8月から設置しています。mamaro™は完全個室で、授乳やおむつ交換、着替えなどの赤ちゃんケアを目的に利用可能です。施錠ができるため安心して利用できる設計になっており、ソファ・モニター・コンセントなどが備え付けられています。

この設備はTrim株式会社(神奈川県横浜市中区に本社)との連携によるもので、横浜市内企業と協力して地域に根差したサービスを拡充する取り組みの一環です。mamaro™は誰でも利用できる設備として提供されていますが、他の利用者との譲り合いと安全面の配慮が求められます。

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mamaro™の主な仕様と利用注意

mamaro™の機能や設置の経緯については具体的に次のとおりです。設備は個室型であるため授乳や着替えなどプライバシーを確保した利用が可能です。

  • 設置開始:2025年8月
  • 備え付け:ソファ、モニター、コンセント、施錠機能
  • 利用目的:授乳、オムツ交換、着替えなどのベビーケア
  • 管理連携先:Trim株式会社
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公園全体の概要とイベント情報、アクセス・管理情報

横浜市清水ケ丘公園は、横浜国立大学の移転跡地に整備された約9.5ヘクタールの運動公園です。園内には体育館、屋内温水プール、野球場、テニスコートなどのスポーツ施設が整備され、緑豊かな散策路や見晴しの丘もあります。シンボルツリーとして親しまれるエノキが立つ景観は来園者にも知られています。

公園は入園無料で24時間開放されていますが、各施設や管理事務所は年末年始(12月29日~1月3日)に閉館します。体育館内のキッズコーナー利用時間は9時~18時で、対象は未就学児と保護者そのグループとなっています。利用時はお子さまから目を離さないこと、設置遊具は譲り合ってご利用いただくことが明記されています。

所在地
神奈川県横浜市南区清水ケ丘87-2
指定管理者
横浜緑地・協栄パートナーズ(代表企業:横浜緑地株式会社/構成員:株式会社協栄)
連絡先(体育館事務所)
TEL:045-243-4447
公園WEBサイト
https://www.kanagawaparks.com/shimizugaoka/
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アクセスと駐車場

アクセスは京浜急行「南太田」駅または「井土ヶ谷」駅から徒歩約15分、JR「保土ヶ谷」駅または横浜市営地下鉄「蒔田」駅から徒歩約20分です。公園には有料駐車場があり、車での来園も可能です。公共交通機関からの徒歩圏にありながら広さのある公園として多様な利用シーンに対応しています。

園内の各施設は時間帯や季節による利用制限があるため、詳細は公園WEBサイトや体育館事務所へ確認することが推奨されています。特に年末年始の閉館期間(12月29日~1月3日)には注意が必要です。

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今後予定されている主なイベント

公園では親子で参加できる季節イベントやスポーツイベントを定期的に開催しています。2025年11月29日(土)には園内のコスモス花畑で「無料花摘みイベント」を開催予定です。このほかにも、乳幼児と一緒に楽しめる企画の実施を予定しており、地域の子育て支援に資する活動を継続します。

イベントや催しの詳細は公園WEBサイトで随時案内されます。参加に際しては主催者が示す注意事項や利用ルールを確認の上参加することが必要です。

項目 内容
リリース発表 西武造園株式会社/2025年10月29日 15:30
リニューアル実施日 2025年10月21日(火)
キッズコーナー利用時間 9時~18時(未就学児と保護者が対象)
mamaro™設置 設置開始:2025年8月/個室・ソファ・モニター・コンセント・施錠機能
公園面積 約9.5ヘクタール
所在地・連絡先 神奈川県横浜市南区清水ケ丘87-2/TEL:045-243-4447(体育館事務所)
管理主体 指定管理者:横浜緑地・協栄パートナーズ(代表企業:横浜緑地株式会社)
今後の主な予定イベント 2025年11月29日(土)コスモス花畑での無料花摘みイベント
ウェブ情報 横浜市清水ケ丘公園WEBサイト

今回のリニューアルは、地域の声を反映した設計と、公園の収益を還元する仕組みによる改修という二つの側面を併せ持ちます。安全性や快適性を高めたキッズコーナーと、授乳・おむつ交換に対応するmamaro™の設置により、未就学児連れの利用環境が整備されました。施設利用の詳細やイベント参加については、掲出した連絡先または公園WEBサイトで最新の情報を確認してください。

参考リンク: