11/16開幕 たかくらかずき展『キャラクターはことば』
ベストカレンダー編集部
2025年10月28日 16:01
キャラクターはことば展
開催期間:11月16日〜3月1日
デジタルの表現と森の風景が出会う、たかくらかずき展「キャラクターはことば」
メッツァビレッジ内にある現代美術館「HYPER MUSEUM HANNO(ハイパーミュージアム飯能)」は、2025年11月16日(日)から2026年3月1日(日)まで、たかくらかずきの個展「キャラクターはことば」を開催します。発表は株式会社ムーミン物語より2025年10月28日14時00分に行われ、会期・開館時間・チケット情報などの詳細もあわせて公開されました。
本展は、デジタル表現と物理的な展示空間が入り混じる構成を特徴とし、オニやカッパ、十二支に加え、仏教神道や妖怪変化といった東洋のモチーフをキャラクター化した作品群が、館内外のインスタレーションとして展開されます。会場ではPCを用いたゲーム要素を含む体験が可能で、鑑賞者が実際にプレイして楽しめる形式が取り入れられています。
会場構成と見どころ — 巨大守護神「ハイパーマン」と体験型インスタレーション
会場中央には高さ約4mの巨大守護神「ハイパーマン」が鎮座し、森と湖に囲まれた屋外・屋内の空間に対比を生み出します。自然の景観を活用した屋外インスタレーションと、デジタル要素を前面に出した屋内展示が相互に作用する構成です。
たかくらかずきは、ビデオゲームやピクセルアート、VR、NFT、AIなどのデジタル表現を用いて、東洋思想や仏教的モチーフを現代美術の文脈で再構築する作家です。本展では、キャラクター群がそれぞれストーリー性を帯びたコンテンポラリーアート作品として提示され、鑑賞者は視覚的鑑賞だけでなく、インタラクティブな体験として作品世界に参加できます。
展示の具体的要素
展示では以下のような要素が確認できます。展示構成は会場レイアウトに応じて変化し、来場時の順路や体験の流れが設計されています。
- オニ、カッパ、十二支などのキャラクター群のインスタレーション
- 仏教神道、妖怪変化を題材にした物語性のある作品群
- PCを設置したゲーム形式のインタラクティブ展示(来場者がプレイ可能)
- 屋外の自然環境を利用したアート展示と巨大立像(高さ約4mの「ハイパーマン」)
これらは会場の内外を横断する形で配置され、鑑賞者は歩行動線に沿ってデジタル表現と自然景観の差異を体感できます。
チケット・物販・関連プログラムの詳細
開館時間は10:00~17:00(最終入館16:30)で、会期中は通常のミュージアム運営時間に準じた運営が行われます。チケットはオンラインと当日窓口の2種類が用意され、オンラインチケットは来場の前日まで購入可能です。
ミュージアムショップでは、たかくらかずきによる初の絵本「オニカッパと十二支」を先行販売します。展覧会限定の物販や関連グッズにも注目が集まる構成です。
チケット価格と購入方法
- 販売価格(税込)
- ① オンラインチケット:1,000円(4歳~18歳 500円)
- ② 当日チケット:1,200円(4歳~18歳 700円)
- 購入期限・販売場所
- オンラインチケットは来場の前日まで購入可能。
- 当日チケットはミュージアムチケットブースにて販売(販売時間 10:00~16:30)。
オンライン販売サイトは複数用意されており、各チケットサイトで詳細を確認できます。主要な販売サイトのURLは以下の通りです。
- アソビュー!:https://www.asoview.com/channel/ticket/6UpKVvgDWW/ticket0000045144/
- ローチケ:https://l-tike.com/event/mevent/?mid=767733
- ArtSticker:https://artsticker.app/events/102302
物販(ミュージアムショップ)
先行販売される絵本の詳細は以下のとおりです。
| 絵本タイトル | 作者 | 価格(税込) | 出版社 |
|---|---|---|---|
| オニカッパと十二支 | たかくらかずき | 2,420円 | 株式会社サンリード |
ミュージアムショップでは絵本の先行販売のほか、展覧会関連グッズが順次展開される予定です。詳細は会場および公式サイトでの告知を参照してください。
ハイパーミュージアム飯能とたかくらかずきのプロフィール
ハイパーミュージアム飯能は、北欧ライフスタイル体験施設「メッツァビレッジ」を運営する株式会社メッツァが展開する新しい現代美術館で、2025年3月1日に開業しました。館長には篠山紀信の美術館展などでアートプロデュースに関わる後藤繁雄(京都芸術大学教授)が就任しています。
ミュージアムは「自然とデジタル」「キャラクターアート」を組み合わせた展示を軸に、北欧と日本、自然とデジタルを融合させた文化発信を目指しています。今後はAIアーティストの草野絵美、増田セバスチャンなどの個展も予定されています。
たかくらかずき プロフィール(展覧会リリースより)
たかくらかずきは1987年生まれ。東京造形大学大学院修士課程修了後、ビデオゲームやピクセルアート、VR、NFT、AIなどを用いたデジタル表現で制作を行っています。東洋思想や仏教に深く向き合いながら、現代美術の枠組みを更新する試みを続けています。
主な展示は、山梨県立美術館での個展「メカリアル」、BUGでの企画/展示「キャラクター・マトリクス」、足利市立美術館、SusHiTech Square、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]での展示、台北、NY、メキシコでの発表など多岐にわたります。本展では、デジタル技術とキャラクターデザインを通じた新たな表現領域が提示されます。
運営・後援・協力
本展の開催にあたっては、以下の団体が後援・協力を行っています。地域と連携した教育プログラムも含まれており、飯能市内の小中学生を対象とした体験プロジェクトも実施されます。
- 後援:飯能市、飯能市教育委員会、FM NACK5、テレビ埼玉
- 協力:株式会社サインアーテック
運営主体は株式会社メッツァ(代表取締役社長:望月潔)で、同社はフィンテックグローバル株式会社のグループ会社として、メッツァビレッジのマーケティング、イベント企画・運営、新規事業開発を担っています。
情報のまとめ
以下の表は、本記事で紹介した展覧会の主要情報を整理したものです。会期やチケット価格、物販情報、関連リンクなどを一目で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 展覧会名 | たかくらかずき展「キャラクターはことば」 |
| 開催期間 | 2025年11月16日(日)~2026年3月1日(日) |
| 開館時間 | 10:00~17:00(最終入館16:30) |
| チケット価格(税込) | オンライン:1,000円(4歳~18歳 500円)/当日:1,200円(4歳~18歳 700円) |
| オンライン販売サイト | |
| 当日券販売 | ミュージアムチケットブース(販売時間 10:00~16:30) |
| 物販 | 絵本「オニカッパと十二支」先行販売(価格 2,420円/出版社:株式会社サンリード) |
| 会場 | HYPER MUSEUM HANNO(メッツァビレッジ内、埼玉県飯能市) |
| 館長 | 後藤繁雄(京都芸術大学教授) |
| 展覧会の特徴 | デジタル表現と屋外の自然を融合したインスタレーション、PCを用いたゲーム形式の展示、約4mの巨大守護神「ハイパーマン」 |
| 後援・協力 | 後援:飯能市、飯能市教育委員会、FM NACK5、テレビ埼玉/協力:株式会社サインアーテック |
| 公式情報 | 公式サイト:https://metsa-hanno.com/hypermuseumhanno//公式Instagram:@hypermuseumhanno |
発表は株式会社ムーミン物語によるもので、主催・運営は株式会社メッツァです。詳細情報や最新の運営情報、イベントの追加発表などは公式サイトおよび各チケット販売サイトで確認してください。
参考リンク: