11月8・9日開催 東美濃の五平餅を土岐で食べ比べ

東美濃五平餅まつり

開催期間:11月8日〜11月9日

東美濃五平餅まつり
開催日はいつで場所はどこ?
2025年11月8日(土)・9日(日)10:00〜16:00、土岐プレミアム・アウトレットのGAP前広場で開催。売り切れ次第終了で入場に特別料金は明記されていません(主催:東美濃歴史街道協議会、土岐プレミアム・アウトレット)。
どんな五平餅が食べ比べできるの?
東美濃の選りすぐり9店が出店。団子型やわらじ型、しょうゆ・みそベース、胡麻・胡桃・落花生入り、揚げタイプや地元米使用など店ごとの個性を比較できる(みのりは9日のみ出店)。

土岐プレミアム・アウトレットで東美濃の「本場の五平餅」が一堂に

東美濃歴史街道協議会と土岐プレミアム・アウトレットが共催する「第三回東美濃五平餅まつりin土岐プレミアム・アウトレット」が、令和7年11月8日(土)・9日(日)の2日間、土岐プレミアム・アウトレットのGAP前広場で開催される。開催時間は両日とも10:00~16:00で、売り切れ次第終了となる。

本イベントは、地域の郷土食である五平餅の味を掘り起こし、観光誘客につなげる取り組みの一環として実施されるものだ。会場では五平餅の実演販売に加え、東美濃地域の物販・観光PRブースが出展し、食を通じた地域の魅力紹介が行われる。

岐阜を代表するソウルフード「五平餅」東濃エリアが誇る本場の味が集結し、“推し五平餅”が見つかる「第三回東美濃五平餅まつりin土岐プレミアム・アウトレット」11月8日・9日開催! 画像 2

開催情報の要点

日時:令和7年11月8日(土)、9日(日) 10:00~16:00(売り切れ次第終了)

場所:土岐プレミアム・アウトレット GAP前広場(岐阜県土岐市土岐ヶ丘1-2)

主催:東美濃歴史街道協議会、土岐プレミアム・アウトレット

内容:五平餅の実演販売、東美濃地域の物販・観光PRブース出展

岐阜を代表するソウルフード「五平餅」東濃エリアが誇る本場の味が集結し、“推し五平餅”が見つかる「第三回東美濃五平餅まつりin土岐プレミアム・アウトレット」11月8日・9日開催! 画像 3

個性豊かな9店が並ぶ、食べ比べで見つかる「推し五平餅」

東美濃地域から選りすぐりの五平餅店舗9店が出店する。各店は味付け、形、焼き加減、使用する米などに独自のこだわりを持ち、来場者はその違いを比較しながら“推し”を見つけることができる。東美濃地域内だけでも約120店舗で販売されている郷土食であり、地域ごとの味の幅が広いことが特徴である。

五平餅は形としては団子型やわらじ型に分かれ、たれのベースはしょうゆ系やみそ系がある。さらに胡麻・胡桃・落花生といったナッツ類を加える店や、地元産の米や味噌を使う店、揚げるなど調理法で差別化を図る店など、その表情はさまざまである。

岐阜を代表するソウルフード「五平餅」東濃エリアが誇る本場の味が集結し、“推し五平餅”が見つかる「第三回東美濃五平餅まつりin土岐プレミアム・アウトレット」11月8日・9日開催! 画像 4

出店店舗と各店の特徴

  • あまから恵那本店(恵那市)

    中山道大井宿で創業65年の五平餅専門店。団子型の餅に合わせた秘伝のたれは砂糖醤油をベースに胡麻と胡桃を加え、栄養価も高い構成になっている。

  • 喜楽(中津川市)

    昭和18年創業、四代続く五平餅専門店。胡麻・胡桃・落花生を甘辛しょうゆで丹念に擦り込み、無添加のたれで団子型の餅を焼き上げる。

  • こなもん屋(御嵩町)

    御嵩産の「御嵩米」と「みたけ味噌」を使用し、「みたけのええもん」認定を受けた五平餅を提供。こく深い味噌だれが香ばしい味わいを生む。

  • 茶屋 木曽馬(多治見市)

    創業半世紀以上の老舗。地元多治見のお米を使い、秘伝の醤油ベースのたれを用いた団子型の五平餅を提供する。

  • どうだん(中津川市)

    醤油ベースの秘伝のたれに砂糖・胡麻・落花生・クルミを加え、モチモチした食感の団子型の餅に絡める。クセになる味わいが特徴。

  • 御食事処 正盛(可児市)

    半潰しにした美濃ハツシモ一等米に可児市特産の里芋を蒸して練り込み、五平餅を揚げてクルミだれを絡める揚げ五平餅がオリジナルの一品となっている。

  • まつやのおやつ(御嵩町)

    自家栽培のうるち米ともち米を使用。あまからたれにはクルミと落花生が入り、串にも店のこだわりが見られる。

  • みのり(中津川市/9日のみ出店)

    昭和43年以来、変わらぬ自家製落花生・胡麻・くるみたっぷりの甘口醤油だれが決め手。地元のお米を使った団子型の五平餅を提供する(9日のみの出店)。

  • ロトさん家(土岐市)

    道の駅志野・織部に所在。わらじ型の餅に醤油ベースのたれへくるみ・ごま・落花生を加えたクルミだれを合わせ、香ばしい風味が際立つ。

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五平餅と東美濃地域の食文化、物販・観光PR

五平餅は東美濃地域の郷土の味として広く親しまれている。東美濃地域だけでも約120店舗で販売され、各店が代々受け継いできた味や調理法が存在する。今回のイベントでは、そうした多様な味を一度に体験できる場が提供される。

また、会場には土岐市、瑞浪市、多治見市による自治体観光PR・特産品販売ブースが出展する。五平餅と合わせて地域の特産品や観光情報が手に入るため、食と地域理解を同時に深めることが可能である。

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出展される物販・観光プロモーションの主な内容

多治見市観光協会

栗菓子、かりんとうドーナツ、うながっぱの水などを取り揃え、地域の味と関連商品の紹介を行う。

土岐市観光協会(もとてらす東美濃)

栗菓子、和菓子、ひがしみの茶など、土岐ならではの特産品を販売・紹介する。

瑞浪市

ボーノポークカレー、ジャーキー、お米など、瑞浪の食材を活かした商品を提供する。

これらの出展は、五平餅という郷土食を軸に、東美濃全体の食文化や観光資源を結びつける試みになっている。地域産品を通じて東美濃の季節感や産業を知る良い機会となる。

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東美濃エリアの背景と取り組み

東美濃は岐阜県美濃地方の東側に位置し、多治見市、中津川市、瑞浪市、恵那市、土岐市、可児市、御嵩町の6市1町で構成される地域である。中山道の宿場町や地歌舞伎、陶磁器や木工といった地場産業など、歴史と暮らしが彩る地域性を持つ。

東美濃歴史街道協議会は、リニア開業を見据えて南北・東西の観光軸を「東美濃歴史街道」として位置づけ、観光協会や市町、県が一体となって観光振興に取り組んでいる。今回の五平餅まつりは、その取り組みの一部であり、地域の食文化を通じて交流人口の拡大を図る施策の一環である。

東美濃の食文化としては、五平餅のほか栗きんとんや地酒といった山里の恵みを活かした素朴な味覚が挙げられる。地域の職人・生産者が守り続けてきた味と技が、若い世代や観光客にも関心を呼んでいる。

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開催情報の整理とポイント

以下に、本記事で取り上げたイベントの主要項目を表で整理する。開催日時や場所、出店内容などを一目で確認できるよう配列している。

項目 内容
イベント名 第三回東美濃五平餅まつり in 土岐プレミアム・アウトレット
開催日時 令和7年11月8日(土)、9日(日) 10:00~16:00(売り切れ次第終了)
会場 土岐プレミアム・アウトレット GAP前広場(岐阜県土岐市土岐ヶ丘1-2)
主催 東美濃歴史街道協議会、土岐プレミアム・アウトレット
主な内容 五平餅の実演販売、東美濃地域の物販・観光PRブース
出店五平餅店舗(9店) あまから恵那本店(恵那市)、喜楽(中津川市)、こなもん屋(御嵩町)、茶屋 木曽馬(多治見市)、どうだん(中津川市)、御食事処 正盛(可児市)、まつやのおやつ(御嵩町)、みのり(中津川市※9日のみ)、ロトさん家(土岐市)
物販・観光PR出展 多治見市観光協会(栗菓子、かりんとうドーナツ等)、土岐市観光協会(栗菓子、和菓子、ひがしみの茶等)、瑞浪市(ボーノポークカレー、ジャーキー、お米等)
地域構成 東美濃は多治見市・中津川市・瑞浪市・恵那市・土岐市・可児市・御嵩町(6市1町)で構成

本イベントは、郷土食である五平餅を中心に東美濃の食文化と観光情報を広く伝える場となる。複数の店舗による味の違いを直接比較できる機会は地域性を理解するうえで有益であり、物販ブースを通じて地域の特産品にも触れられる内容となっている。

(情報提供:岐阜県観光資源活用課 発表日時:2025年10月27日 15時30分)