10/26埼玉先行発売 Nobody Brewingが日常向け3種を投入
ベストカレンダー編集部
2025年10月25日 05:52
Nobody Brewing始動
開催日：10月26日
「Nobody Brewing」誕生 — クラフトを日常へ持ち込む新たなムーブメント
2025年10月24日、株式会社キルク傘下のTeenage Brewing（代表取締役：森 大地、所在地：埼玉県ときがわ町）は、セカンドブランドNobody Brewing（ノーバディー・ブルーイング）を発表しました。プレスリリースは同日21時00分に発表され、ブランドは「つくるのは誰かじゃない。みんなでだ」という合言葉のもと、クラフトビールをより身近で開かれた文化にすることを目的としています。
Teenage Brewingはこれまで音楽・アート・カルチャーと共鳴する多彩なビールづくりで独自の世界観を築いてきました。Nobody BrewingはそのDNAを受け継ぎながら、クラフトビールを日常の選択肢として溶け込ませることを目指すブランドです。まずは埼玉県限定で3商品を350ml缶で発売し、手の届きやすい価格帯で提供します。
- 発表日
- 2025年10月24日 21:00（株式会社キルク発表）
- 販売開始日（第1弾）
- 2025年10月26日（埼玉県限定発売）
- 代表
- 森 大地（代表取締役社長）
- 所在地
- 埼玉県比企郡ときがわ町馬場435番1
第1弾ラインナップの詳細 — 日常に寄り添う3種の設計
Nobody Brewingの第1弾は、Pilsnerの「The Minimal」、Hinoki Yuzu Aleの「The Folk」、IPLの「The Glitch」の3種類です。いずれも350ml缶で冷蔵流通を前提とした製品で、日常の食卓や持ち寄りに合うよう設計されています。
各製品は〈要冷蔵（5℃以下推奨）〉で保存が必要です。参考小売価格は税抜で提示されており、メーカーの想定として350ml缶で600〜700円台を意識した価格帯が中心です。
The Minimal（ザ・ミニマル）
シンプルさを研ぎ澄ましたPilsner。日常に寄り添いつつも飲みごたえと飲み飽きないバランスを重視した設計です。麦芽の柔らかな旨みと、ホップのほのかな苦みが調和します。
以下は製品スペックです。冷蔵保管を前提に、軽やかな飲み口を目指した仕上がりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | The Minimal（ザ・ミニマル） |
| スタイル | Pilsner |
| 酒税区分 | ビール |
| アルコール度数 | 4.5% |
| 容量 | 350ml |
| 参考小売価格 | 650円（税抜）※オープン価格 |
| 保存方法 | 要冷蔵（5℃以下推奨） |
The Folk（ザ・フォーク）
埼玉県ときがわ町のヒノキと柚子を活かしたHinoki Yuzu Ale。日本的な素材とエールスタイルの融合を目指した一本で、ヒノキの清々しい香りと柚子の爽快感が特徴です。
製造上は麦芽使用率50%以上の発泡酒区分での設定となっており、やわらかな飲み心地が意図されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | The Folk（ザ・フォーク） |
| スタイル | Hinoki Yuzu Ale |
| 酒税区分 | 発泡酒（麦芽使用率50%以上） |
| アルコール度数 | 5.0% |
| 容量 | 350ml |
| 参考小売価格 | 730円（税抜）※オープン価格 |
| 保存方法 | 要冷蔵（5℃以下推奨） |
The Glitch（ザ・グリッチ）
IPL（インディア・ペール・ラガー）に位置付けられる「The Glitch」は、ラガーのクリアさとIPAのホップ香を融合させた設計です。ホップ由来の柑橘香とドライな後味で次の一口を誘います。
香りと切れ味を両立させることを意図した製品で、やや高めのアルコール度数で存在感を確保しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | The Glitch（ザ・グリッチ） |
| スタイル | IPL |
| 酒税区分 | ビール |
| アルコール度数 | 5.0% |
| 容量 | 350ml |
| 参考小売価格 | 780円（税抜）※オープン価格 |
| 保存方法 | 要冷蔵（5℃以下推奨） |
ブランド戦略と流通計画 — 地元発、全国へ拡張する設計
Nobody Brewingは当面、埼玉県限定で第1弾3製品を2025年10月26日より販売開始します。価格設定は350ml缶でおおむね650〜780円（税抜）を目安とし、クラフトビールを手に取りやすくすることが狙いです。
ブランドの中長期戦略には、年末に向けた全国展開の新シリーズリリースや、常温保存が可能な製品の開発・販売検討が含まれています。冷蔵流通が前提となってきたクラフトビールの枠を超え、より多様な販売チャネルでの展開を視野に入れています。
- 初動：2025年10月26日 埼玉県限定発売（3品）
- 価格帯：350ml缶で参考小売価格650〜780円（税抜）を中心
- 流通計画：年末に向けた全国展開を予定（新シリーズリリース）
- 製品戦略：将来的な常温保存可能製品の開発・販売を検討
Teenage Brewingとの関係性
Teenage Brewingはこれまで通り最高品質のクラフトビールづくりに注力します。一方でNobody Brewingはクラフトをより開かれた文化へ広げる役割を担い、両ブランドが相互補完的に日本のクラフトビール文化を支える設計です。
この二本柱の構造は、クラフトの頂点を磨く活動と、カルチャーを広げる活動を同時に進めるための戦略的な分業を意味します。
Teenage Brewingの歩み、コラボレーションと企業情報
Teenage Brewingは2023年6月に醸造を開始して以降、短期間で業界内に独自のポジションを築いてきました。リリースのたびに完売するケースや販売先が1,000店を超えるなど、実績を積んでいます。2025年以降は海外輸出も本格化しています。
以下に沿革と主な実績をまとめます。コラボレーションや受賞歴など、ブランドの信頼性を示す具体的な事例が並びます。
- 23.06 Teenage Brewing 醸造開始
- 23.09 BREWDOG主催 “Collabfest2023” にて日本代表ブルワリーに選出
- 23.10 第33回シールラベルコンテスト2023にて(一社)日本印刷産業連合会長賞を受賞
- 24.01 埼玉県新商品AWARD 2023 My Brother Woody (Cypress) 「金賞」受賞
- 24.02 テレビ埼玉「埼玉ビジネスウォッチ」特集放送
- 25.01 BREWDOGのオマージュ商品を日本初で販売（PUNK IPA / HAZY JANE）
- 25.03 埼玉西武ライオンズ応援専用ベースボールビア「Lions ELVIS」醸造
- 25.05 FUJI ROCK FESTIVAL コラボ「FUJI ROCK LAGER」醸造
- 25.06 SATANIC CARNIVAL 2025 コラボ「SATANIC IPA」醸造
- 25.07 渋谷PARCOでクラフトビールメーカー初のPOP-UP「HOP ART」開催
- 23.10 BREWDOG主催 “Collabfest2025” にて日本代表ブルワリーとして2度目の選出（リリース記載の通り）
- 会社名
- 株式会社キルク
- 設立
- 2010年11月10日
- 資本金
- 3,000,000円
- 事業内容
- 飲食店・物販店の経営及びコンサルティング、酒類の製造・輸出入・卸売・小売・通信販売
- URL
- http://teenage.jp
要点の整理（表）および本記事のまとめ
以下の表は、本プレスリリースで提示された主要情報を整理したものです。発売日、製品仕様、価格帯、流通・戦略などが一目で分かるようにまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2025年10月24日（21:00） |
| ブランド名 | Nobody Brewing（ノーバディー・ブルーイング） |
| 初回発売 | 2025年10月26日（埼玉県限定） |
| 第1弾製品 | The Minimal（Pilsner, 350ml, 4.5%, 650円税抜） The Folk（Hinoki Yuzu Ale, 発泡酒, 350ml, 5.0%, 730円税抜） The Glitch（IPL, 350ml, 5.0%, 780円税抜） |
| 保存方法 | 要冷蔵（5℃以下推奨） |
| 価格帯（参考） | おおむね650〜780円（税抜、オープン価格） |
| 流通計画 | 埼玉県限定発売から年末の全国展開に向けた新シリーズリリースを予定。常温保存可能製品の開発検討あり。 |
| ブランドメッセージ | 「何者でもないブルワリーが、みんなとカルチャーをつくる。」クラフトを身近にし、カルチャーとして根づかせることを目指す。 |
| 問い合わせ | 担当：森、小川（株式会社キルク） 電話：080-4201-0025 メール：info@teenage.jp |
| 公式SNS | Instagram: https://www.instagram.com/nobody.brw/ X: https://x.com/nobody_brw |
この記事では、Teenage Brewingによるセカンドブランド「Nobody Brewing」の発表内容を網羅的に整理しました。第1弾の3製品はそれぞれ明確なコンセプトと仕様を持ち、埼玉県を起点とする限定発売から年末に向けた全国展開の計画、そして将来的な常温保存製品の検討まで含めた戦略が示されています。問い合わせ先や企業情報、沿革もあわせて記載していますので、ブランドの位置付けや今後の動きを把握する際の参考としてご利用ください。
