12月下旬、羽田第3ターミナルに全長40mゴジラ登場
ベストカレンダー編集部
2025年10月23日 18:00
羽田ゴジラ設置計画
開催期間:12月25日〜12月25日
羽田空港で新たに展開する“ゴジラ”の圧倒的スケール
東宝株式会社、日本空港ビルデング株式会社、東京国際空港ターミナル株式会社の3社が連携して始動した「HANEDA GODZILLA GLOBAL PROJECT」は、2025年12月下旬に羽田空港第3ターミナルに設置されるゴジラモニュメントを中心に据えた大型プロジェクトです。発表は2025年10月23日 15時00分付のプレスリリースで公表されました。
本プロジェクトの核となるのは、屋内設置のゴジラモニュメントとしては世界最大※となる規模の展示物です。具体的には全長約40m、高さ約9mという巨大な立体造形が、第3ターミナル3階出発ロビーに設置され、国内外の旅客を迎え、出発時には見送る役割を担います。※屋内に設置のゴジラモニュメントとして
展示がもたらす視覚的・動線上の効果
出発ロビーに配された全長約40mのモニュメントは、到着・出発の動線に寄り添うように配置され、旅の高揚感や余韻を生み出すことが意図されています。空港という多国籍な空間において、日本発のポップカルチャーアイコンが旅の入口と出口で機能することになります。
大型モニュメントが視覚的に占める存在感は、単なるフォトスポットにとどまらず、空港利用者の記憶に残るランドマークとしての役割を果たします。来訪者は到着時と出発時の双方で異なる演出を体験する設計がされています。
展示の具体的構成と設置場所・公開期間
設置場所は明確に示されており、羽田空港第3ターミナルの3階出発ロビー階および2階到着ロビー階に展開されます。3階には全長約40m・高さ約9mのゴジラモニュメントが据えられ、2階には到着客を歓迎するための各種展示・グラフィックが配置されます。
公開期間は2025年12月下旬完成予定〜2026年12月下旬(予定)とされ、約1年間の常設展示として運営される見込みです。公開開始は2025年12月下旬の完成を待って開始されます。
2階到着ロビーの演出と展示物
2階到着ロビーのインフォメーションカウンター上部は、歴代怪獣が描かれたグラフィックで演出されます。グラフィックは歴史的なキャラクター群を通じてゴジラシリーズの変遷と文化的背景を視覚的に示す意図があります。
同フロアには、映画『ゴジラ−1.0』で世界的評価を得たゴジラ立像を展示します。到着した人々を迎える象徴的な展示として位置づけられ、空港を利用する国内外の旅行者に対して、日本を訪れる第一印象を強化する狙いがあります。
プロジェクトの狙いと協働企業の役割
本プロジェクトのテーマは「日本を訪れるすべての人々をゴジラが出迎え、そして、日本を出発する際にはゴジラが見送る」です。到着では“ようこそ”を、出発では“また会おう”を伝えることにより、旅の開始と終わりを一貫した物語性で演出します。
この取り組みは、ゴジラという日本発の世界的アイコンを通じて観光体験と日本文化の魅力を融合させることを目的としています。空港を訪れる海外からの旅行者に対する文化的発信拠点としての羽田空港の機能強化が意図されています。
参加企業と代表者
本プロジェクトには次の3社が連携しています。
- 東宝株式会社
- 所在地:東京都千代田区、代表取締役 松岡宏泰
- 日本空港ビルデング株式会社
- 所在地:東京都大田区、代表取締役 田中一仁
- 東京国際空港ターミナル株式会社
- 所在地:東京都大田区、代表取締役 赤堀正俊
これら3社は、それぞれの強みを活かして展示の企画・制作・運用を行うことが想定されます。東宝はコンテンツと権利管理、空港ビルディングとターミナル運営会社は施設運用と旅客動線設計を担当する連携体制がとられています。
展示の特徴・演出と関連表記の詳細
今回のゴジラモニュメントと周辺演出は、以下の特徴が挙げられます。規模、動線、文化発信という三点を軸に据え、空港としての来訪者体験に寄与する設計がなされています。
- 唯一性とスケール:初代ゴジラをベースに、羽田空港第3ターミナル出発ロビー専用に制作された全長約40m・高さ約9mの大型モニュメント。屋内設置のゴジラモニュメントとして世界で唯一の規模をうたいます。
- 動線に寄り添う演出:到着と出発の動線上に配置された演出により、旅の高揚と余韻を創出する設計です。
- 文化・観光の発信価値:羽田空港という国際的玄関口で、ゴジラという日本の文化的象徴を通じて観光体験と日本文化の魅力を発信します。
また、展示物や演出に関する著作権表記は明記されており、TM & © TOHO CO., LTD.とされています。これは展示に関わる知的財産の帰属と利用範囲を示す重要な情報です。
要点の整理
以下の表は、本プレスリリースに記載された主要な情報を整理したものです。日時、場所、展示の仕様、参加企業など、プロジェクトの核心となる要素をまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレスリリース発表日 | 2025年10月23日 15時00分 |
| プロジェクト名 | HANEDA GODZILLA GLOBAL PROJECT |
| 参加企業 | 東宝株式会社(代表取締役 松岡宏泰)、日本空港ビルデング株式会社(代表取締役 田中一仁)、東京国際空港ターミナル株式会社(代表取締役 赤堀正俊) |
| 設置場所 | 羽田空港 第3ターミナル 3階出発ロビー階、2階到着ロビー階 |
| 展示内容 | 3階:全長約40m・高さ約9mのゴジラモニュメント(初代ゴジラをベース、出発ロビー専用制作)/2階:歴代怪獣グラフィック、映画『ゴジラ−1.0』のゴジラ立像展示 |
| 公開期間 | 2025年12月下旬完成予定〜2026年12月下旬(予定) |
| テーマ | 「日本を訪れるすべての人々をゴジラが出迎え、そして、日本を出発する際にはゴジラが見送る」 |
| 特徴 | 屋内で世界最大※のゴジラモニュメント、動線に寄り添う演出、羽田空港を通じた日本文化・観光の発信 |
| 権利表記 | TM & © TOHO CO., LTD. |
本記事では、プレスリリースに記載されたすべての情報を具体的に整理してお伝えしました。プロジェクトは羽田空港を舞台に、到着と出発の両方でゴジラを核とした演出を展開し、訪れる人々に記憶に残る旅の体験を提供することを目的としています。