10月24日公開 上島珈琲店が映画の舞台に
ベストカレンダー編集部
2025年10月22日 16:24
上島珈琲店が映画舞台に
開催日:10月24日
上島珈琲店 虎ノ門店が映画の重要な舞台に
UCCグループの主力カフェ業態である上島珈琲店虎ノ門店が、映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』(2025年10月24日公開)のロケ地として採用されました。制作側は店内の雰囲気や実際のオペレーションを活かした撮影を行い、作品の中で主要な舞台として描かれています。
本作は主演に豆原一成さん(JO1)と市毛良枝さんのW主演で、ほか出演者には酒井美紀、八木莉可子、市川笑三郎、福田歩汰(DXTEEN)、藤田玲、星田英利、長塚京三らが名を連ねます。監督は中西健二、主題歌はJO1の「ひらく」、配給はギャガです(©2025「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」)。
ロケ地の基本情報
撮影に協力した上島珈琲店 虎ノ門店の所在地や営業情報は以下の通りです。ロケ地としての選定理由には、実営業店ならではのリアリティや客席配置、照明や什器の佇まいが挙げられます。
- 所在地:〒105-0003 東京都港区西新橋1-7-14 京阪神虎ノ門ビル 1F
- 営業時間:平日 7:00~19:00 / 土日祝 11:00~18:00
- 作品内での役割:拓磨(豆原一成)と紗季(八木莉可子)がアルバイトをするコーヒー店として登場
ロケ地としての使用は、物語の生活感とコーヒーの繊細な描写を支える重要な要素となっています。
UCCコーヒーアカデミーが担った実務的サポート
UCCグループのコーヒー教育機関であるUCCコーヒーアカデミーが、コーヒーにまつわる表現全般をサポートしました。映画の主人公である拓磨(豆原一成)が実際にバリスタとして振る舞う場面に対して、抽出技術の指導やセリフ監修など、専門的な助言を提供しています。
UCCコーヒーアカデミーは2007年に神戸校、2015年に東京校を開校し、累計約19万人(※2024年末時点)に受講実績があります。東京校・神戸校・オンラインで各種セミナーを行っており、初心者向けの「ベーシックコース」から専門資格取得まで幅広くカバーします。
担当講師とその役割
今回、技術指導を担当したのはUCCコーヒーアカデミー東京校の専任講師である早川契史(はやかわ ひさし)と川口雅也(かわぐち まさや)です。両氏は撮影現場および東京校で豆原一成さんに対して指導を行い、作品内でのコーヒー表現の正確性を担保しました。
- 早川契史(講師)
- 2007年UCC入社、UCCコーヒーアドバイザー、UCCコーヒー抽出士、SCA認定Qグレーダー、SCA認定トレーナー等の資格を保有。2015年より現職。焙煎やコーヒーマシンに精通。
- 川口雅也(講師)
- 1993年入社後、20年以上の営業経験を経て2015年から講師。東京校の責任者を務め、UCCコーヒーアドバイザー、コーヒー抽出士、コーヒー鑑定士、SCA認定Qグレーダー等の資格を有する。
講師陣は単に抽出技術を教えるだけでなく、焙煎機の扱い方、器具配置、セリフの言い回しに至るまで、映像表現として自然で説得力のある描写になるよう幅広い助言を行いました。
撮影現場で行われた具体的な技術指導と表現の調整
指導の中心はコーヒー抽出における基礎から実践的なポイントで、特に「豆の挽き方」「器具のセッティング」「抽出方法」は撮影で繰り返し確認された項目です。実際の撮影では、画面に映る動作の一つ一つが作品の信頼性を左右するため、細部まで注意を払ったレクチャーが行われました。
さらに、焙煎機の使い方に関するレクチャーや、撮影で使用する器具の配置(動線やカメラアングルに応じたセッティング)、そしてコーヒーの味わいに関する表現を補強するためのセリフ選びまで、幅広い助言が提供されました。
指導の具体項目(抜粋せず全て伝達)
- 豆の挽き方の調整(粒度の違いと抽出時間の関連)
- ドリッパー・サーバー等器具の正しいセッティング
- 注ぎ始めから注ぎ終わりまでの注ぎ方と湯温の管理
- 焙煎機の基本的な操作と安全上の注意点
- カメラ映りを意識した所作(手の位置、持ち方、注ぎのリズム)
- セリフの言い回しに応じた味の描写や表現の監修
これらは撮影現場で逐一確認され、メイキング映像(下記リンク)でも講師・川口が技術指導を行っている様子が確認できます。該当シーンは1:35以降です。
メイキング映像:https://youtu.be/_5-EI2Mj294?si=usrg3T7op7MmJH7e
作品情報とUCC側のコメント、学びの機会の案内
映画のストーリーは、祖母・文子(市毛良枝)と孫・拓磨(豆原一成)が偶然同じ大学で学ぶことになり、夢を見つける過程が描かれます。拓磨の成長とコーヒーとの関わりが物語の軸の一つです。原案は島田依史子の作品に基づき、脚本はまなべゆきこ、音楽は安川午朗が担当しています。
主演の豆原一成さんは「講師の方々がいなかったらこの映画の役は演じられませんでした。いろいろな知識を教えていただき、ありがとうございました。」とコメントしています。監督の中西健二氏も「UCCコーヒーアカデミー講師の方々のプロとしてのコーヒーに対するリスペクトがこの映画をとても豊かにしてくれたと思います」と述べています。
UCCコーヒーアカデミーの概要と学べる内容
UCCコーヒーアカデミーは、初心者からプロ志向の方まで学べる総合的な教育機関です。公式サイトはhttps://www.ucc.co.jp/academy/で、東京校・神戸校・オンラインで開催されています。
初心者向けの「ベーシックコース」はコーヒーのルーツ、抽出、おいしい淹れ方、テイスティング、フードペアリングなどを含むカリキュラムです。以下にカリキュラムの例を示します。
- コーヒーのルーツ
- コーヒーの抽出メカニズム
- おいしいコーヒーの淹れ方(実践)
- テイスティングと風味表現
- コーヒーの楽しみ方(フードペアリング等)
受講実績は累計約19万人(2024年末時点)で、多くの受講者が基礎から応用まで段階的にスキルを習得しています。
本件の要点まとめ
以下の表に、本記事で触れた主要な事柄を整理してまとめます。映画の公開日、ロケ地、UCCアカデミーの関与、講師情報、参考リンクなどを網羅しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 映画タイトル | 『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』 |
| 公開日 | 2025年10月24日 |
| 主演 | 豆原一成(JO1)、市毛良枝 |
| その他キャスト | 酒井美紀、八木莉可子、市川笑三郎、福田歩汰(DXTEEN)、藤田玲、星田英利、長塚京三 |
| 監督 | 中西健二 |
| ロケ地(協力店舗) | 上島珈琲店 虎ノ門店(〒105-0003 東京都港区西新橋1-7-14 京阪神虎ノ門ビル 1F) |
| 店舗営業時間 | 平日 7:00~19:00 / 土日祝 11:00~18:00 |
| UCC側の関与 | UCCコーヒーアカデミーによる撮影現場での技術指導、セリフ監修、器具・焙煎機の操作指導など |
| 担当講師 | 早川契史(UCCコーヒーアカデミー講師)、川口雅也(UCCコーヒーアカデミー講師) |
| アカデミー実績 | 神戸校(2007年開校)、東京校(2015年開校)、累計受講者数 約19万人(2024年末時点) |
| メイキング映像 | https://youtu.be/_5-EI2Mj294?si=usrg3T7op7MmJH7e(1:35~川口講師の技術指導シーン) |
| 公式サイト(アカデミー) | https://www.ucc.co.jp/academy/ |
| 配給・公式情報 | 配給:ギャガ / 公式HP:https://gaga.ne.jp/fujisan_and_coffee / 公式X:@MtFujiMovie1024 / 公式Instagram:@MtFujiMovie1024 |
この記事では、上島珈琲店虎ノ門店が映画のロケ地として採用された経緯、UCCコーヒーアカデミーが行った具体的な指導内容、担当講師のプロフィールやコメント、そして作品の基本情報を整理しました。公開日である2025年10月24日には、画面の中で丁寧に淹れられるコーヒーの描写と、それを支えた専門家の支援がどのように反映されているかを確認できるはずです。
参考リンク: