ハンズ渋谷「生活編集図鑑」体験レポ:トークとさんぽで発見
ベストカレンダー編集部
2025年10月22日 13:49
生活編集図鑑イベント
開催期間:10月18日〜10月19日
渋谷で展開した「生活編集図鑑」体験型イベントの全体像
株式会社ハンズは2025年10月18日(土)・19日(日)に、ハンズ渋谷店を会場に「生活編集図鑑」をテーマとした体験型イベントを開催しました。本リリースは株式会社ハンズ(本社:東京都新宿区)からの告知であり、発表日時は2025年10月22日11時40分です。今回の企画は「モノ・コト・文化」を切り口に、日常のなかにある「好き」や「偏愛」を再発見することを目的として実施されました。
イベントは大きく二つの柱で構成されました。ひとつはモノの背景にある文化やストーリーを深掘りするトークイベント「ハンズトーク」、もうひとつは渋谷のまちを実際に歩きながらテーマに沿って発見を重ねる街歩き企画「ハンズさんぽ」です。両プログラムは売場と街の風景を横断的に結びつける構成となっており、多くの来場者を迎えて実施されました。
運営と基本情報
主催は株式会社ハンズ。会場はハンズ渋谷店で、開催日は上記の通り2025年10月18日と19日です。期間中は屋内のトークセッションと屋外のフィールドワークが組み合わされ、渋谷の街とハンズの売場を結ぶ形でプログラムが展開されました。
当日の様子や撮影については、撮影クレジットが明記されており、撮影者として長澤紘斗の名前が示されています。関連情報や同社の公式情報はハンズ公式サイト(https://hands.net/)にて参照が可能です。
多彩なテーマで深掘りした「ハンズトーク」詳細
「ハンズトーク」ではアナログ家電、推し活、銭湯・サウナ文化、ソフビアートといった多様なテーマを設定し、各分野の第一人者がゲストとして参加しました。各回ともにモノの背景にある歴史や文化、現代的な受容のされ方、体験型の要素を取り入れた構成となり、参加者が実際に触れたり聴いたりできるプログラムが用意されました。
以下に開催された各セッションの詳細を時間とゲスト名、内容を含めて整理します。
アナログヴィンテージ編(松崎順一さん)
開催日時は10月18日(土)11:00-12:30です。ラジカセを中心に5000台を収集する人物である松崎順一氏を招き、アナログ家電の魅力をテーマに行われました。講演ではデザインや技術の背景を時代別に整理し、参加者が1970年代、1980年代、1990年代のラジカセを実際に聴き分ける体験を行いました。
体験パートでは音の違いを耳で確認する実演が行われ、各年代の設計思想やサウンドの特徴を解説。参加者は実物に触れることで、単なる製品としての家電を超えた文化的な価値を再認識しました。
推し活編(西村咲希さん/株式会社Oshicoco)
開催日時は10月18日(土)14:00-15:30です。Oshicocoのコンテンツプロデューサーである西村咲希さんがゲストとして登壇し、現代カルチャーとしての「推し活」を分析しました。講演では個人の「好き」がコミュニティや市場に与える影響、ライフスタイルとしての推し活の位置づけが示されました。
セッション内では推し活におすすめのグッズ紹介や商品開発の裏話も紹介され、参加者が実際のアイテムに触れながら推し活の多様な楽しみ方を具体的に学べる内容でした。
サウナ・お風呂編(塩谷歩波さん/SENTO FOREVER)
開催日時は10月18日(土)17:00-18:30です。SENTO FOREVERの塩谷歩波さんが登壇し、銭湯とサウナをデザインやアートの観点から再解釈する講演を行いました。銭湯文化の歴史や現代における再評価、コミュニティ形成に果たす役割などが語られました。
また、家庭でも導入可能な「おうちサウナ」の体験や、おすすめの銭湯・サウナグッズ、オリジナルの「どすこいサウナハット」の紹介といった実践的な内容も含まれ、入浴体験を文化として捉え直す構成になっていました。
ソフビ編(いちみや忠義さん/SUNGUTS)
開催日時は10月19日(日)15:00-16:30です。SUNGUTSのいちみや忠義さんがソフビ(ソフトビニール製フィギュア)をテーマに、愛のルーツからアートとしての可能性までを語りました。造形文化としてのソフビの位置づけやコレクション文化の広がりが紹介されました。
トーク終了後には数量限定のソフビの抽選販売が行われ、店内での盛り上がりも確認されました。実物展示や販売を通じて、参加者は造形表現としてのソフビに触れられる内容でした。
街を歩いて体感する「ハンズさんぽ」の実施内容
「ハンズさんぽ」はテーマを掲げて渋谷の街を実際に歩きながら、暮らしと文化の結びつきをフィールドワーク形式で再発見する企画です。今回の開催では「防災」「マンホール」「平成レトロ」がテーマに設定され、10月19日には「防災」編が実施されました。
実施は地域のガイドや専門家を迎えて行われ、雨天の中でも開催されたプログラムでは「ながら防災」を意識した実践的な要素が盛り込まれていました。
防災編:「ながら防災クエスト~散歩してたら防災できた~」
開催日時は10月19日(日)11:00-13:00です。ガイドにはCAMMOCの三沢真実さん・内舘綾子さんが参加し、日常の延長線上で備えを学ぶ散歩形式の防災プログラムが実施されました。参加者は普段何気なく歩く道を防災の視点で観察し、災害時に潜む危険や注意点を学びました。
当日は雨天での開催となりましたが、カッパの使用感や靴のすべりやすさの確認など、実際の着用感を確かめる機会となりました。行程中には小分けで持ち運びやすい防災食品のおやつ配布があり、参加者は散歩しながらエネルギーチャージを兼ねた備えの実践を体験しました。
10月26日開催予定の「ハンズさんぽ」詳細(予告)
次回の「ハンズさんぽ」は2025年10月26日(日)に二本立てで開催予定です。午前は「マンホール」編、午後は「平成レトロ」編がそれぞれ渋谷の街を舞台に行われます。ゲストにはマンホールの観察・鑑賞に造詣の深い白浜さんと「マンホールカード」の仕掛け人・山田秀人(山ぴぃ)さんが登壇します。
「マンホール」編は11:00~13:00開催で、見慣れた足元にあるマンホールのデザインや歴史的背景、地域性を掘り下げます。「平成レトロ」編は15:00~17:00開催で、山下メロさんをガイドに渋谷に残るバブル期・平成期の建築や若者文化の痕跡を巡り、当時のカルチャーを追体験する内容です。
プロジェクトの位置づけと周年に関する情報
「生活編集図鑑」プロジェクトは、日常のモノを文化的視点で再発見することを目的としたハンズ渋谷店の新たな取り組みです。体験を通じてモノ・コト・ヒトが交わる場づくりを進めることを掲げており、今回の体験型イベントはその第一歩としての位置づけが示されています。
また、ハンズは創業49周年を迎えており、50周年に向けた多彩な企画を準備中であることが告知されています。関連リリースとして、2025年9月22日に「ハンズ渋谷店「生活編集図鑑」プロジェクト始動」のリリースが、2025年10月15日には「日本一の品揃えを目指した売場も登場 ハンズ渋谷店「生活編集図鑑」プロジェクト イチオシコーナー発表」というリリースが発表されていることが明記されています。
関連情報と参照先
公式情報や詳細はハンズの公式サイト(https://hands.net/)で確認することができます。今回のイベント情報は本プレスリリースに基づくものであり、開催日時・ゲスト名・プログラム内容などは上記の通り記載されています。
加えて今回のイベント開催中に行われた物販(ソフビの抽選販売など)や体験プログラムの運営情報、写真撮影クレジット(撮影:長澤紘斗)も合わせて報告されています。
今回の主な事実を一覧にしてまとめ
以下の表に、今回の「生活編集図鑑」イベントの主要な情報を整理しました。日付や時間、ゲスト、テーマなどを明確に示しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主催 | 株式会社ハンズ(本社:東京都新宿区) |
| 発表日時 | 2025年10月22日 11時40分 |
| 開催場所 | ハンズ渋谷店(渋谷の街を含む) |
| 開催日(実施済み) | 2025年10月18日(土)、10月19日(日) |
| ハンズトーク各回(日時・ゲスト・概要) |
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| ハンズさんぽ(実施済み・予告) |
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| 撮影クレジット | 長澤紘斗 |
| 関連リリース |
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| 周年情報 | 創業49周年。50周年特設サイト「GO!GO!50TH!!」の準備中(案内あり) |
| 公式サイト | https://hands.net/ |
上記の表は今回のイベントに関する主要な事実を整理したものであり、開催日時、ゲスト、内容、関連リリース、撮影クレジットなどを網羅しています。イベントはハンズ渋谷店を拠点に、売場と街の風景を横断的につなぐ試みとして運営され、体験を通じて生活の中にある文化やモノの背景を再発見することを目的として実施されました。
参考リンク: