2026年開業決定:富士急にサンエックス常設エリア誕生
ベストカレンダー編集部
2025年10月21日 21:52
サンエックス常設エリア開業
開催日:1月1日
富士急ハイランドに常設の「サンエックスエリア(仮称)」が誕生
富士急行株式会社とサンエックス株式会社は、2026年に富士急ハイランド内に常設の新拠点として「サンエックスエリア(仮称)」を開業することを、2025年10月21日13時30分のリリースで発表しました。今回の発表は、サンエックスがテーマパーク内に常設エリアを構えるのが初めてである点が特筆されます。
発表は富士急行株式会社(本社:山梨県富士吉田市、代表取締役社長:堀内 光一郎)と、サンエックス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:千田 洋史)によるもので、富士山を望む立地を活かし「サンエックスユニバース」の世界観を常時楽しめる場をつくることが目的とされています。
プレスリリースの要点と位置付け
本プロジェクトは、遊園地としての“どきどき”とサンエックスの“癒し・かわいさ”を融合させることを狙いにしており、幅広い世代に対応する「新しい体験型パーク」を志向しています。リリースでは、キービジュアルの説明、エリアのコンセプト、具体的な特徴、開業概要、アクセス情報、そして両社のコメントが含まれています。
なお、リリース内には「※続報は後日発表します」との一文があり、詳細は今後順次公開される予定です。初出の情報としては開業年(2026年)、所在地、営業時間の基準など運営面の基本事項が示されています。
コンセプト:「キャラクター×癒し×遊園地=『カワイイ』の化学変化」
本エリアのコンセプトは公式に「キャラクター×癒し×遊園地=『カワイイ』の化学変化」と表現されています。これはサンエックスの多彩なキャラクターが持つ“癒し”と、遊園地が提供する“ワクワク感”を掛け合わせ、訪れる人が没入できる空間を作るという意図を示しています。
キービジュアルは富士山のキャラクターを持つサンエックスの仲間たちが富士急ハイランドでの体験を迎えるアートとして制作されており、視覚的にも「富士山」と「サンエックス」の結びつきを強調しています。
登場キャラクターと世界観
リリースでは具体的に「リラックマ」「すみっコぐらし」といった人気キャラクターに加え、近年登場した新キャラクター、さらに懐かしの「たれぱんだ」「にゃんにゃんにゃんこ」といったキャラクターが登場すると明記されています。これにより、子どもから大人まで幅広い年齢層が親しめる構成になる予定です。
「サンエックスユニバース」と称される世界観は、これまで別々に存在していたキャラクターたちが“魔法”のような設定で一つの場に集まるというデザインで、懐かしさと新鮮さを両立させた演出が予定されています。
体験の中身:3つの柱で構成される新しい体験型パーク
「サンエックスエリア(仮称)」は、リリースに示された3つのポイントを軸に設計されます。以下の要素が主要な体験の柱です。
この章では、それぞれのポイントについて具体的に示された内容を整理します。
- 1. 遊園地ならではのリアルな体験提供
「リラックマ」や「すみっコぐらし」がアトラクションとして登場する計画が明記されています。来場者がキャラクターと一緒に乗車したり、直接触れ合える仕掛けを多数用意するとされています。遊園地の動的な体験とキャラクター交流を組み合わせた仕様が想定されます。
具体的なアトラクション名や遊具の詳細は続報に委ねられていますが、“アトラクション化”の意図が明確に示されています。
- 2. 没入感あふれる空間での多彩な楽しみ方
「サンエックスユニバース」の世界観を再現した空間では、身につけて楽しめるグッズや複数のフォトスポット、キャラクターの世界観に入り込める食事体験などが提供される予定です。世代を問わず自由なスタイルで体験できる点が強調されています。
これにより、写真撮影や物販、飲食といった複合的な楽しみ方が可能となり、単一のアトラクションに留まらない滞在体験が見込まれます。
- 3. 何度でも訪れたくなる仕掛け
常設エリアとして、周年イベントや新作シリーズ、映画との連動企画などを随時展開することで、来訪ごとに新しい発見がある施設を目指すとされています。定期的なコンテンツ更新によるリピーター形成が想定されています。
これらのイベントや連動企画の具体的なスケジュール、提供頻度などは今後の発表で補足される旨が示されています(※続報は後日発表)。
開業情報、所在地、アクセス、運営に関する実務情報
開業時期は「2026年」と明示されています。名称は「サンエックスエリア(仮称)」という暫定名称での発表です。所在地や営業時間、アクセス方法についてもリリースに具体的な案内があります。
運営面に関しては営業時間が「富士急ハイランド営業時間に準ずる」とあり、年間休日は“不定休”であることが示されています。詳細な開業日や営業時間の具体的な時刻、年間スケジュールについては後日発表される見込みです。
所在地・アクセスの詳細
所在地は以下の通りです。〒403-0017 山梨県富士吉田市新西原5丁目6−1。富士急ハイランドの敷地内に設置されます。
アクセスは複数の交通手段が案内されています。車、バス、電車それぞれの目安時間が示され、観光拠点としての利便性も強調されています。
- 車
- 新宿から中央自動車道で約80分、河口湖ICに隣接。東京からは東名高速道路・御殿場IC、東富士五湖道路経由で約90分。
- バス
- 新宿から高速バスで約100分、富士急ハイランド下車。
- 電車
- JR中央本線大月駅で富士急行線に乗り換え、富士急ハイランド駅下車(大月駅から約50分)。
関係者のコメントと企業情報
リリースには富士急行株式会社の常務取締役・堀内基光氏のコメントが掲載されています。コメントでは、富士急ハイランドがこれまで提供してきた“絶叫”を中心とした唯一無二の体験価値に加え、サンエックスの“癒し”や“可愛い”世界観を通じて「撮る」「集める」「味わう」など多様な楽しみ方を提案し、新たなリピーターを創出する意図が述べられています。
同氏はまた、本エリアの誕生が富士急ハイランドを「CULTUREの発信基地」として進化させ、富士山・富士五湖観光のハブとして国内外のお客様に広く楽しんでもらえる施設へとつながる一歩であると位置付けています。発言の最後には、今回の取り組みが両社にとっての新たな一ページになる旨が記されています。
サンエックスとそのキャラクター像
サンエックスは「リラックマ」「すみっコぐらし」「たれぱんだ」など、1,000を超える100%オリジナルキャラクターを生み出してきた企業です。オリジナルプロダクト、ライセンス事業、イベント、映像など多角的にキャラクターを展開し、国内外での人気を確立しています。
リリースでは、サンエックスのキャラクターについて「見た目はかわいいのに、くすっと笑えるシュールさがあり、心に寄り添う優しさを持つ」と表現されており、単なる愛らしさにとどまらない独自の魅力が強調されています。
要点の整理(表形式)
以下に、この記事で触れた主要な情報を表にまとめて整理します。リリース原文の事実を網羅的に反映しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2025年10月21日 13時30分(富士急行発表) |
| 開業予定 | 2026年 |
| 名称(仮称) | サンエックスエリア(仮称) |
| 所在地 | 〒403-0017 山梨県富士吉田市新西原5丁目6−1(富士急ハイランド内) |
| 営業時間 | 富士急ハイランド営業時間に準ずる |
| 年間休日 | 不定休 |
| アクセス(車) | 新宿から中央自動車道で約80分(河口湖IC隣接)/東京から東名・御殿場IC経由約90分 |
| アクセス(バス) | 新宿から高速バスで約100分、富士急ハイランド下車 |
| アクセス(電車) | JR中央本線大月駅で富士急行線に乗換、富士急ハイランド駅下車(大月駅から約50分) |
| 主要キャラクター | リラックマ、すみっコぐらし、たれぱんだ、にゃんにゃんにゃんこ 他(サンエックスの新旧キャラクター) |
| コンセプト | キャラクター×癒し×遊園地=『カワイイ』の化学変化(サンエックスユニバースを常設で表現) |
| 特徴(3点) | 1. アトラクション化によるリアル体験/2. 没入感ある空間と物販・飲食・フォト体験/3. 周年イベントや連動企画で常に新鮮さを維持 |
| 関係企業 | 富士急行株式会社(本社:山梨県富士吉田市、代表取締役社長:堀内 光一郎)、サンエックス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:千田 洋史) |
| 富士急ハイランド 会社概要(抜粋) | 社名:株式会社富士急ハイランド/代表者:上原 厚/設立:1964年6月1日/所在地:山梨県富士吉田市新西原5丁目6番1号/事業内容:遊園地事業/株式上場:非上場 |
| 公式リンク | https://www.fujiq.jp/index.html |
この記事は、富士急行およびサンエックス双方が発表したプレスリリースの内容を基に整理・解説したものです。続報については公式発表を参照してください(※続報は後日発表される旨が公表されています)。
参考リンク: