11月29日オープン 大宮・線路脇の複合アウトドア施設「リトデポ」
ベストカレンダー編集部
2025年10月21日 18:47
リトデポ大宮オープン
開催日:11月29日
大宮の線路脇に出現する「都市のリトリート」──リトルリトリートデポが11月29日オープン
東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:喜㔟 陽一)と株式会社ジェイアール東日本都市開発(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:根本 英紀)は、JR東日本グループの経営ビジョン「勇翔2034」に基づき、2025年11月29日(土)に複合アウトドア施設『リトルリトリートデポ(通称:リトデポ)』を開業します。開業は大宮駅西口から徒歩約7分、旧・大宮運転区の線路敷地を活用した暫定活用プロジェクトとして位置づけられます。
発表日は2025年10月21日15時00分で、同日よりキャンプ・BBQの予約受付が開始されています。開業当日のスケジュールは、セレモニーが10:00から、一般営業は11:00から21:00までとなります(2026年3月以降のアウトドアサウナは8:30~21:00の予定)。
施設の位置と目的
リトデポの住所は埼玉県さいたま市中央区上落合9丁目7番3号です。大宮は在来線・新幹線が乗り入れる交通結節点であり、都心からのアクセスが良好な立地にあります。施設は、通勤や都市生活で蓄積した疲労を、線路の横という非日常的な風景の中で気軽にリフレッシュする場として設計されています。
コンセプトは「リトルリトリート」。車両整備を行っていたデポ(整備車庫)を、人のココロとカラダのメンテナンススポットに転換するという趣旨のもと、廃レールや点検設備を景観に活かしたユニークな空間を提供します。写真は工事着工前の旧・大宮運転区のイメージとして提示されています(※画像はすべてイメージです)。
多様な体験を提供するアウトドアサウナエリア
リトデポの目玉の一つは、屋外に設置される7種類のサウナ小屋を核としたアウトドアサウナエリアです。日本全国から集められたバリエーション豊かなサウナ小屋を一度に体験できる点が特徴で、ストーブは薪・電気・スチームと多様な仕様が揃います。
このエリアの監修は、株式会社スキーマの橋本健太郎氏が担当。水風呂やととのいスペースの整備などを含め、サウナ初心者から愛好家まで幅広く楽しめる設計が施されています。なお、2026年春ごろまでは6種類での運営予定で、7棟目は2026年春ごろオープン予定です。
利用条件と利用方法
利用はふらっと立ち寄れる「フリー」と、エリア全体を独占できる「全体貸切(※2026年春以降提供予定)」の2形態が用意されます(予定)。サウナの利用は水着着用による男女共用で、中学生以上が対象です。支払方法は施設内すべてキャッシュレス決済のみとなります。
サウナ小屋は販売可能な商品として展示されるため、展示場的な役割も果たします。具体的な小屋のメーカーや製品例は別紙の一覧に記載されており、以下に主要な提供者の例を紹介します。
- サウナ小屋(別紙掲載例)
- ・サウナトレーラー(https://www.trailer-house.co.jp/)
- ・PIONEERI(ピオネーリ/https://saunea.jp/)
- ・Kivana NEST(https://kivana.biz/)
- ・KUUMA RC(https://kuuma-sauna.com/)
- ・Vulkaani(ヴァルカーニ/https://www.saunahax.com/)
- ・ドライスチームカルダイア(https://inn-ov-is.com/)
デイキャンプ・BBQとイベントエリア──線路脇ならではの非日常
キャンプ・BBQエリアは、秋葉原で展開している「キャンプ練習場campass」の2号店として大宮に展開します。campassは「新たな日常の入り口」を掲げ、アウトドア未経験者でも気軽に試せる“練習場”として機能しています。1号店は秋葉原の高架下で運営され、利用者層は初心者からタイムパフォーマンス重視のキャンパー、BBQ利用者まで幅広い実績があります。
大宮店は線路脇の廃線跡地という特有のロケーションを活かし、炭火や焚火を自由に楽しめる場を提供します。サウナの後のBBQや飲食の組み合わせを想定した導線や施設設計とし、「失敗しても楽しめる」練習場としての性格を重視しています。なお、秋葉原店はリニューアルに向け、11月9日(日)を最後に一時休業する予定です。
イベントスペースと運用
施設入口近くの機関車庫前には約600㎡のイベントスペースを整備します。ここはリトデポの主催イベントのみならず、貸出可能なスペースとして外部にも提供され、キッチンカー出店や鉄道関連の企画など、多様な催しの開催を想定しています。
駐車場・駐輪場は設置されており、現地での利便性を確保しています。加えて、事業主体は分かれており、アウトドアサウナは東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)、キャンプ・BBQは株式会社ジェイアール東日本都市開発が担当します。
運営・予約情報、監修者と関連リンク
運営会社は株式会社ジェイアール東日本都市開発、事業主体はアウトドアサウナが東日本旅客鉄道株式会社、キャンプ・BBQが株式会社ジェイアール東日本都市開発です。開業日は2025年11月29日(土)で、開業イベント(セレモニー)は10:00から開催、一般営業は11:00~21:00となります(2026年3月以降のアウトドアサウナは8:30~21:00予定)。
予約は本日(2025年10月21日)より受付開始。キャンプ・BBQの予約ページは以下のとおりです。
監修者プロフィールと企業パートナー
アウトドアサウナエリアの監修は、株式会社スキーマの橋本健太郎氏が担当しました。橋本氏はスキーマ代表取締役であり、埼玉県官民連携アドバイザーとして地域プロジェクトやサウナ関連の多数の事業に携わってきた実績があります。氏は本プロジェクトを「都市生活のリセットと地域との新たな関わりをつくる社会実験」と位置づけ、ウェルビーイングの入口としての役割を強調しています。
株式会社スキーマの概要は以下のとおりです。社名:株式会社スキーマ(英名:SCHEMA, Inc.)、代表:志連 博彦、所在地:東京都渋谷区渋谷三丁目-17-4 山口ビル5F。Webサイトの紹介も行われています(http://www.llschema.com、https://tate-lab.com)。
要点整理(表)と締めの案内
以下に本記事で触れた主要情報を表形式で整理します。開業日、所在地、提供サービス、運営体制、利用条件、予約・問い合わせ先など、利用を検討する際に必要なデータを網羅しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | リトルリトリートデポ(通称:リトデポ) |
| 開業日 | 2025年11月29日(土) セレモニー10:00~ / 営業11:00~21:00 |
| 住所 | 埼玉県さいたま市中央区上落合9丁目7番3号(大宮駅西口から徒歩約7分) |
| 提供サービス | アウトドアサウナ(屋外7種のサウナ小屋)、デイキャンプ、BBQ、イベントスペース(約600㎡) |
| 運営・事業主体 | 運営:株式会社ジェイアール東日本都市開発 / アウトドアサウナ事業主体:東日本旅客鉄道株式会社 / キャンプ・BBQ事業主体:株式会社ジェイアール東日本都市開発 |
| 利用条件 | サウナは水着着用の男女共用、中学生以上利用可。支払はキャッシュレス決済のみ。駐車場・駐輪場あり。 |
| サウナ棟数 | 7種類(※2026年春ごろまでは6種類で営業予定、7棟目は2026年春オープン予定) |
| 予約開始日 | 2025年10月21日(本日)よりキャンプ・BBQの予約受付開始 |
| ウェブサイト/予約 | https://www.jreast.co.jp/lrd/ / https://www.jrtk.jp/campass/ / https://www.tablecheck.com/campass-omiya/reserve/service-categories |
| 監修 | 株式会社スキーマ(橋本健太郎氏) |
| 備考 | 写真はイメージ。記載情報は2025年10月21日現在のもので、予告なく変更される場合あり。 |
上記は発表資料に基づく要点の整理です。施設の運用時間や提供サービスの細部、貸切や席種の追加等については、公式サイトや予約ページで最新情報を確認することが推奨されます。
参考リンク: