佐賀駅前に『忍たま』大豆モニュメント設置、豆腐文化を発信
ベストカレンダー編集部
2025年10月20日 15:12
福きたる大豆くじ除幕式
開催日:10月20日
忍たまと佐賀県がつくる「豆腐のくに」の物語
佐賀県は、情報発信プロジェクト「サガプライズ!」の一環として、アニメ『忍たま乱太郎』とコラボレーションする新プロジェクト「忍たま乱太郎×佐賀県~豆腐のくにを求めての段~」を、“豆腐の日”である2025年10月2日(木曜日)から開始しました。プロジェクトでは県内の豆腐店等を巡るスタンプラリーなどを実施し、佐賀県の大豆・豆腐に関する文化と特産品を幅広く発信します。
コラボレーションの象徴として、佐賀駅前交流広場に桝に入った大豆を模したモニュメント「福きたる大豆くじ」が設置され、2025年10月20日(月曜日)に除幕式が行われました。モニュメントはフォトスポットとしても機能し、来訪者が参加して楽しめる仕掛けが施されています。
除幕式の模様と知事の言葉
2025年10月20日(月曜日)11時00分から11時20分(報道受付は10時30分開始)に佐賀駅前交流広場で行われた除幕式には、山口祥義佐賀県知事が登壇しました。式典では知事による主催挨拶、除幕、PRアトラクション、フォトセッションが実施されました。
山口知事は冒頭で「全国の『忍たま乱太郎』のファン、そして久々知兵助ファンの皆さん、おはようございます!」と述べ、五年生のカラーに合わせたネクタイで会場を和ませました。知事は自身の体験に触れながら「私自身も家族で肩を組みながら、テーマ曲の『勇気100%』を歌ってきました。子どもだけでなく大人まで勇気をもらえるすばらしい作品です。もしかすると、私が今こうして佐賀県知事を務めているのも作品から勇気をもらったおかげかもしれません。」と語り、佐賀県の豆腐文化を全国に発信したいという意気込みを示しました。
知事の体験:くじ挑戦とコラボ商品の試飲
除幕式では、知事が実際に「福きたる大豆くじ」のハンドル(台座についている手裏剣形のハンドル)を回してデモンストレーションを行いました。ハンドルを回すと一粒の大豆風カプセルが出てくる仕組みで、参加者に向けた遊び心あふれる仕掛けです。
デモで知事は当たりを引き、景品のひとつであるコラボ商品「豆腐小僧の豆乳ブルーベリースムージー」を試飲。知事は「最高ですね。豆乳の豊かさがふわっと広がって、とてもおいしいです」と感想を述べ、「ブルーベリーの色も本当にきれいですね。誰でも美味しく飲めるドリンクだと思います。」と評価しました。
来場者とのフォトセッション
除幕式には『忍たま乱太郎』のファンをはじめ多くの来場者が訪れ、先着50名に配布された「忍たま乱太郎×佐賀県~豆腐のくにを求めての段~」限定デザインTシャツを着用した来場者と共に、知事も含めた記念撮影が行われました。参加者と一緒に「佐賀さいこう!」の掛け声で撮影する場面もありました。
除幕式の会場情報は以下の通りです。
- 日時:2025年10月20日(月曜日)11時00分~11時20分(報道受付 10時30分~)
- 会場:佐賀駅前交流広場(〒840-0801 佐賀県佐賀市駅前中央1丁目79)
- 登壇者:佐賀県知事 山口祥義(やまぐち よしのり)
- 内容:主催挨拶、除幕、PRアトラクション、フォトセッション
「福きたる大豆くじ」モニュメントの詳細と参加方法
モニュメント「福きたる大豆くじ」は桝に入った大豆を模したデザインで、フォトスポットとしての利用に加え、台座に設けられた手裏剣形のハンドルを回して遊ぶことができる仕掛けが特徴です。ハンドルを回すと一粒の大豆風カプセルが出てきます。
カプセルの中にはコラボステッカーが入り、さらに当たりを引いた場合は忍たまコラボTシャツや佐賀県産大豆加工商品などの景品が用意されています。画像はイメージで、著作権表記は次の通りです。©尼子騒兵衛/NHK・NEP
設置期間と場所
モニュメントの設置期間は2025年10月20日(月曜日)~2025年12月7日(日曜日)です。設置場所は佐賀駅前交流広場(佐賀市中央駅前1丁目79、佐賀駅佐賀城口・南口)になります。
フォトスポットとして自由に撮影できるほか、特定日に「くじ引きチャンス」が設けられます。
くじ引きチャンスの開催日程と参加条件
「くじ引きチャンス」はモニュメントの遊び心あふれる仕掛けを体験できるイベントで、以下の日程で開催されます。各回とも参加は無料ですが、先着50名が対象です。
| 開催日 | 開催時間 |
|---|---|
| 2025年10月26日(日曜日) | 11時00分~ / 14時00分~ |
| 2025年11月2日(日曜日) | 11時00分~ / 14時00分~ |
| 2025年11月8日(土曜日) | 11時00分~ / 14時00分~ |
| 2025年11月16日(日曜日) | 11時00分~ / 14時00分~ |
| 2025年11月23日(日曜日・祝日) | 11時00分~ / 14時00分~ |
| 2025年12月7日(日曜日) | 11時00分~ / 14時00分~ |
各回の参加条件は、サガプライズ!公式Xアカウント(旧Twitter)のフォローおよび投稿のリポスト、または公式Instagramアカウントのフォローが必要です。先着50名まで参加無料で、カプセル内のステッカーのほか、当たりに応じてコラボグッズや佐賀県産大豆加工商品が贈られます。
作品とキャラクター、プロジェクトの背景
アニメ『忍たま乱太郎』は戦国時代を舞台に、忍術学園に通う生徒たちの明るく愉快な日常を描く作品です。主人公の乱太郎を中心に、しんベヱ、きり丸らの三人組が授業や試験で騒動を起こしながら成長していく様子が描かれます。学園にはユニークな先生や上級生、忍犬ヘムヘムなどが登場し、作品全体に温かさと笑いがあるのが特徴です。
今回のコラボで特にフィーチャーされたキャラクターは久々知兵助(くくち へいすけ)です。久々知は五年生、年齢14歳、五年い組の火薬委員会委員長代理で、頭が良く成績優秀。豆腐が大好物で豆腐に詳しいことから「豆腐小僧」と呼ばれています。家は山守で、豆腐を落とさないように鍛練するなど体幹を鍛えるエピソードもあります。
一方で、佐賀県側の情報発信プロジェクト「サガプライズ!」は2013年に情報発信による地方創生プロジェクトとして始動し、2017年から現在の名称で展開しています。企業や既存コンテンツとのコラボレーションで地域資源を磨き上げ、活性化につなげる取り組みを重ねてきました。これまでに「佐賀県副知事 島耕作」「ゴジラ対サガ」「ベルサイユのさが」など計41のプロジェクトを実施しており、今回の「忍たま乱太郎×佐賀県~豆腐のくにを求めての段~」は第42弾となります。
プロジェクトの詳細や最新情報は公式サイトで確認できます:https://sagaprise.jp/nintamasaga/
要点の一覧とまとめ
以下に本記事で触れた主要な情報を表形式で整理します。モニュメントの設置期間やイベント日程、参加方法などをひと目で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プロジェクト名 | 忍たま乱太郎×佐賀県~豆腐のくにを求めての段~ |
| 開始日 | 2025年10月2日(木曜日)※豆腐の日より開始 |
| 除幕式 | 2025年10月20日(月曜日)11:00~11:20(報道受付 10:30~) 会場:佐賀駅前交流広場 |
| モニュメント名 | 福きたる大豆くじ(桝に入った大豆を模したモニュメント、フォトスポット) |
| 設置期間 | 2025年10月20日(月曜日)~2025年12月7日(日曜日) |
| 設置場所 | 佐賀駅前交流広場(佐賀市中央駅前1丁目79) |
| くじ引き開催日 | 2025年10月26日 / 11月2日 / 11月8日 / 11月16日 / 11月23日 / 12月7日(各日 11:00~、14:00~) |
| 参加条件 | 各回先着50名/無料。サガプライズ!公式Xアカウントのフォローおよび投稿リポスト、または公式Instagramアカウントのフォローが必要。 |
| 景品 | コラボステッカー、忍たまコラボTシャツ、佐賀県産大豆加工商品、コラボ商品(例:豆腐小僧の豆乳ブルーベリースムージー) |
| 除幕式登壇者 | 佐賀県知事 山口祥義(やまぐち よしのり) |
| 関連情報 | サガプライズ!公式サイト:https://sagaprise.jp/nintamasaga/ |
本件は佐賀県が地域資源である大豆・豆腐に着目し、アニメコンテンツと連携して観光・地域振興を図る取り組みの一環です。除幕式での発言や参加型のモニュメント、特典や開催日程など、具体的な施策が示されているため、関心のある方は上記の開催日程と参加条件を確認のうえ訪れることが可能です。
参考リンク: