隠れた名作6本を収録、1/22発売『テレネットふくぶくろ』

日本テレネットの隠れた名作をひと箱に ― 『テレネットふくぶくろ』の概要

株式会社エディアは2025年10月20日12時00分に、Nintendo Switch用ソフト『テレネットふくぶくろ』のパッケージ版を2026年1月22日（木）に発売すると発表し、同日より予約受付を開始しました。発表文によれば本作は、エディアが2022年から進めるプロジェクト「テレネットリバイバル」の最新作に位置づけられ、過去に家庭用機向けに発売された日本テレネットの隠れた名作6タイトルをひとつにまとめたコレクションです。

発表リリースには、発行元として株式会社エディア（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：賀島 義成）の社名とともに、予約受付開始日や発売予定日、収録タイトルの詳細、収録時に追加された機能などが明記されています。ダウンロード版および英語版の詳細は別途発表されるとの注記もあり、今回の案内はあくまでパッケージ版の発売決定と予約開始の告知にあたります。

収録タイトルのラインナップと個別紹介

『テレネットふくぶくろ』には、1990年代初頭にPCエンジンで発売された個性豊かな6作品が収録されています。各タイトルはオリジナル版の雰囲気を保ちつつ、現行機で遊びやすくするための機能追加が施されています。

以下に収録される6タイトルの概要を、オリジナル発売日やジャンルとともに詳しく紹介します。各作品の特徴や遊びどころ、当該リリースの当時のアピールポイントも含めて整理します。

『レディファントム』（1991年11月29日・PCエンジン）

5人の少女たちが“ファントム・メディア”と呼ばれる人型兵器を操る近未来ファンタジー型SLGです。部隊出撃を描くストーリーを土台に、戦術性の高いシステムを備えている点が特徴です。

オリジナル版当時は、テンポの悪さを解消したフリーシークエンス・システムや、業界初採用とされた射界・照準線処理により、よりリアリティのある戦闘表現を実現していました。本作ではそうした原作の手触りを再現しつつ、Switch上で快適に遊べるよう最適化されています。

ジャンル

近未来ファンタジーSLG

オリジナル発売日

1991年11月29日（PCエンジン）

『TRAVEL・エプル』（1992年9月4日・PCエンジン）

南極生まれの女の子「エプル」がペンギンのぬいぐるみを着て冒険するコミカルアクションです。対戦モードもあり、幅広い遊び方ができる点が魅力のひとつです。

世界観は「不思議ワールド」と称される独特の設定で、「白クマ王」打倒の旅を描くというコミカルな物語性と、スーパービジュアルで楽しめるニューアクション性がうたわれていました。本作は2人同時プレイに対応します。

ジャンル

コミカルアクション（対戦モードあり）

オリジナル発売日

1992年9月4日（PCエンジン）

『デコボコ伝説』（1990年11月2日・PCエンジン）

山あり谷あり、モンスターありのヘンテコワールドを舞台にした“何でもあり”のレースゲームです。ミサイル、煙幕、爆弾、地雷などのアイテムを使って妨害し合う要素が前面に出ています。

ボディーやタイヤのパワーアップ要素もあり、最終ステージを目指してさまざまな障害を乗り越える構成です。最大5人プレイに対応しており、マルチプレイでの騒がしい駆け引きが想定されています。

ジャンル

レースゲーム（アイテムによる妨害要素あり）

オリジナル発売日

1990年11月2日（PCエンジン）

『ぽっぷ’n まじっく』（1992年7月24日・PCエンジン）

風を操る見習い魔法使いのアニスとレスターが主人公のポップなアクションゲームです。ステージの千変万化と二人同時プレイ対応が特徴で、2人協力プレイでの攻略が可能です。

敵を「スピリットボール」に封じて武器にするなど独自のシステムを持ち、不思議な世界「クオ・パオ」を舞台にしたアクション性と謎解き要素が楽しめます。オリジナルは1992年7月24日発売です。

ジャンル

2人同時プレイ対応アクション

オリジナル発売日

1992年7月24日（PCエンジン）

『なりトレ』（1991年12月20日・PCエンジン）

すごろく形式で展開する「成り上がり・トレンディ」こと出世ゲームです。プレイヤーは業績を上げ、株や派閥を集め、ライバルの妨害を交わしつつ社長のイスを目指します。

運と知力を問うイベントが多数用意されており、出世の道を爆進するというゲームデザインです。最大4人プレイに対応しており、対戦と協力の入り交じる駆け引きが本作の中心です。

ジャンル

すごろく型ボードゲーム（4人プレイ対応）

オリジナル発売日

1991年12月20日（PCエンジン）

『ハイグレネーダー』（1991年4月12日・PCエンジン）

荒廃した近未来を舞台に、無人兵器軍に対して戦う戦略シミュレーションゲームです。53種のユニット、12人の個性ある部下、プレイごとに変化するマップといった要素で高いリプレイ性を担保していました。

戦闘のリアルさと面白さを追求したSLGであり、プレイヤーの戦略によって地球の命運が左右されるという重めのテーマも持っています。オリジナル発売は1991年4月12日です。

ジャンル

近未来SLG（ターン制戦略）

オリジナル発売日

1991年4月12日（PCエンジン）

追加機能、仕様、価格・販売情報

本作はオリジナル版の雰囲気や手触りを再現することを前提に、現行ハードで遊びやすくするためのいくつかの追加機能が用意されています。発表文で明記された追加機能には「サウンドモード」「ビジュアルモード」「巻き戻し機能」があり、当時の音源や表示を切り替えて楽しめる仕様になっています。

パッケージ版の取り扱いは全国のゲームショップ、家電量販店、主要オンラインショップなどでの予約受付が開始されています。ダウンロード版および英語版については別途案内される予定です。

• タイトル：テレネットふくぶくろ
• メーカー：株式会社エディア
• 発売日：2026年1月22日（木）発売予定
• ジャンル：バラエティ
• プレー人数：1人〜5人（タイトルにより異なる）
• CEROレーティング：C（15才以上対象）
• 対応機種：Nintendo Switch
• 希望小売価格：7,800円（税込 8,580円）
• 著作権表記：©Edia Co., Ltd.

1. プレイ人数の詳細：『ぽっぷ’n まじっく』『TRAVEL・エプル』は2人プレイ対応。
2. 『なりトレ』は4人プレイ対応。
3. 『デコボコ伝説』は5人プレイ対応。

プロジェクトの背景として、エディアは2022年から「テレネットリバイバル」を進めており、過去にはシューティングゲームや『天使の詩』シリーズ、『アーネスト・エバンス』シリーズなどの移植を行ってきた旨がリリースで述べられています。今回の『テレネットふくぶくろ』は、その流れを汲むコレクションタイトルです。

トレーラー映像や公式情報の参照先も公開されています。トレーラーは指定のURLから視聴でき、詳細や継続的な情報はプロジェクト公式サイトおよび公式X（旧Twitter）で案内されます。ダウンロード版や英語版の公開に関する続報は公式経路での発表待ちとなります。

関連情報と権利表記、確認事項

公式情報に含まれる参考リンクは以下の通りです。商品の仕様や価格は予告なく変更される可能性があること、掲載画面が実際の表示と異なる場合があることにも注意が促されています。

トレーラーやプロジェクトの公式アカウントは発売情報の補完に利用されるため、最新情報はそれらを参照する形になります。また、各種商標表記についての注意書きも提供されています。

トレーラー

https://youtu.be/b7CP7kULLZI

テレネットリバイバル公式サイト

https://www.telenet-revive.com/

テレネットリバイバル公式X（旧Twitter）

https://twitter.com/telenetrevive

商標注意

Nintendo Switchは任天堂の商標です。PCエンジン、PCEngineは株式会社コナミデジタルエンタテインメントとビッグローブ株式会社の登録商標または商標です。

その他の注意

仕様・希望小売価格は予告なしに変更される場合があります。掲載画面は実際の表示と異なる場合があります。

発表元の株式会社エディアは本リリースで、同社が手掛ける「テレネットリバイバル」プロジェクトの流れを示すとともに、パッケージ版の発売と予約開始を告知しています。今後のダウンロード版や英語版のアナウンスにより、対応プラットフォームや販路が拡張される可能性があります。

本件の要点まとめ

ここまでの内容をわかりやすく整理して表でまとめます。主要な日付、収録作品、価格、対応機種など発表された情報をまとめたものです。

以上が発表時点で開示されたすべての情報の整理です。パッケージ版の発売日は2026年1月22日（木）を予定しており、予約は既に開始されています。ダウンロード版や英語版に関する情報は別途の案内があるため、最新版の情報は公式サイトおよび公式Xで確認する必要があります。