薬剤師が後宮で知恵を巡らせる新連載、Palcyで開始

後宮湯屋がPalcy連載

開催日:10月20日

後宮湯屋がPalcy連載
どこで読めるの?
マンガアプリ「Palcy」で読めます。連載は2025年10月20日から開始で、作品ページ(https://palcy.jp/comics/2453)から閲覧可能です。
どんな話なの?
現代の薬剤師・海里が中華風異世界の後宮で宦官として湯屋に配属。薬学と商才で赤字湯屋を立て直しつつ、宮廷の謀略に巻き込まれる物語です。

薬剤師が後宮で知恵を巡らせる――Palcyで新連載スタート

note株式会社は2025年10月20日11時00分、創作大賞2023のPalcy賞を受賞した優月アカネ氏の漫画原作作品が、マンガアプリ「Palcy」にてコミカライズされ連載を開始したと発表しました。作品名は『後宮湯屋の事件帖~死罪回避したい崖っぷち薬師には謎が舞い込む~』です。

本作は中華風の異世界を舞台に、現代日本で薬剤師として働いていた主人公・海里が、後宮の宦官として湯屋に配属されるという設定を軸に展開します。Palcyでの連載ページは以下のURLから確認できます。

薬剤師が異世界の後宮でサバイブ!?創作大賞発の新感覚ファンタジーが、コミカライズされ連載決定 画像 2

作品の設定と物語の流れ

物語の冒頭で海里は誘拐され、去勢済みの男性と勘違いされた末に後宮の宦官として売られてしまいます。配属先は赤字続きの湯屋処で、1年以内に黒字転換ができなければ死罪になるという厳しい条件が課されます。

海里は薬学の知識と商売人としての才覚を活かして湯屋の経営改善を図り、次々と窮地を脱していきます。やがてその手腕が宮廷内の皇族や妃嬪たちの注目を集め、謀略や人間関係に巻き込まれていくという展開が描かれます。

主要テーマ
薬学知識の応用、商才による経営立て直し、後宮を巡る人間ドラマと陰謀
舞台
中華風の異世界、後宮にある湯屋処
主人公
海里(薬剤師出身の人物、宦官として湯屋に配属)

作品を読む際の見どころ

原作の説明では、「読んでいるあいだ、まるで自分も海里と一緒に宮廷で奮闘している気分に。夜更かしに注意。読み出したら止まらない」という感想が提示されています。ページ構成や作画により物語のテンポ感が強調されていることがうかがえます。

作品の魅力としては、主人公だけでなく脇を固める登場人物それぞれに物語があり、人間関係や駆け引きが重層的に描かれている点が挙げられます。

作者と編集部が語る制作背景と狙い

原作は優月アカネ氏が執筆したもので、創作大賞2023の漫画原作部門でPalcy賞を受賞しました。優月氏は薬剤師としての実務経験を抱えつつ、小説家および漫画原作者として活動しており、2020年より小説執筆を開始しています。

受賞後、優月氏は担当編集と協議を重ねながら原作の改稿を行い、コミカライズへとつなげた経緯があります。優月氏自身は原作に関して「人間ドラマとかっこいいヒーロー」を見どころとし、登場キャラクターの物語性を丁寧に描く意向を示しています。

原作者・優月アカネ氏のコメント

優月氏のコメントでは、創作大賞への挑戦から受賞までの心境や、受賞当時の驚き、受賞後に編集と打ち合わせを重ねて作品をより良くする準備をしてきた経緯が述べられています。原作の見どころとして、登場人物一人ひとりに物語がある点と、作画担当の奈津先生による画面の迫力や登場人物の魅力にも触れています。

優月氏のプロフィールも公表されており、小説家・漫画原作者としての活動、受賞歴(創作大賞2023 Palcy賞、第1回「ストーリーな女たち」小説コンテスト最優秀賞など)、代表作に『薬師と魔王』シリーズ(メディアワークス文庫)などが挙げられています。また、NoteとX(旧Twitter)での情報発信リンクも明記されています。

  • note:https://note.com/emimarusan
  • X:https://x.com/akaneyuzuk

Palcy編集部のコメントと制作体制

Palcy編集部の担当編集者は、創作大賞の審査時点で原作に感じた魅力――「明るくて面白いヒロイン」「三角関係などのドキドキ要素」「読者を喜ばせたいという気概」――を挙げ、Palcyでのコミカライズを決定した経緯を説明しています。

その後およそ2年にわたり改稿の打ち合わせを重ね、優月氏のアイデアやリサーチ力を高く評価しています。中華世界の描写に関しては服装や建物構造といった細部に至るまでの研究が行われ、作画担当の奈津先生と協力して「煌びやかで毒々しい後宮」を丁寧に表現していく方針です。

創作大賞とnoteのクリエイター支援の取り組み

創作大賞は未来のスターとなるクリエイターを発掘する目的で実施される日本最大級の創作コンテストです。これまでに累計10万作品以上が応募され、20作品が書籍化や映像・舞台化を実現しています。コンテストはクリエイターと多数のメディアが一堂に会する、プロデビューへの登竜門として位置づけられています。

noteではクリエイターの活躍の場を広げる取り組みとして、クリエイター支援プログラム(メディアパートナーへの紹介による出版・連載の実現支援)、作品の露出機会を増やす企画やイベント、仕事依頼タブ機能などを提供しています。これらの施策を通じてnoteをクリエイターの本拠地にすることを目指しています。

創作大賞の主な実績 内容
応募作品数(累計) 10万作品以上
書籍化・映像化等 20作品が書籍化や映像・舞台化を実現

noteのサービス概要と利用環境

noteは文章、画像、音声、動画を投稿できるメディアプラットフォームで、クリエイターとユーザーがコンテンツを通じて交流できる場を提供しています。個人・法人問わず利用可能で、メンバーシップやストア、note proなど多様な機能を備えています。

サービス開始は2014年4月で、2025年8月末時点の作品数は約6,407万件、会員数は1,052万人に達しています。プラットフォームの公式URLやアプリダウンロード先も案内されています。

  • note:https://note.com/
  • iOSアプリ:https://itunes.apple.com/jp/app/note-noto/id906581110
  • Androidアプリ:https://play.google.com/store/apps/details?id=mu.note

企業情報と関連リンク、まとめ

note株式会社のミッションは「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」であり、クリエイターの創作活動を支援するための仕組みづくりを行っています。サービス運営に関する基本情報も公開されています。

以下に本記事で触れた主要情報を表形式で整理します。掲載のURLや日付、受賞歴などは本文中の情報に基づき記載しています。

項目 内容
リリース元 note株式会社
リリース日時 2025年10月20日 11時00分
作品名(コミカライズ版) 後宮湯屋の事件帖~死罪回避したい崖っぷち薬師には謎が舞い込む~
原作者(受賞者) 優月アカネ(創作大賞2023 漫画原作部門 Palcy賞受賞)
コミカライズ掲載媒体 マンガアプリ「Palcy」
Palcy作品URL https://palcy.jp/comics/2453
受賞作掲載(note) https://note.com/emimarusan/n/n46e4ebdff2bd
作者プロフィール・SNS note:https://note.com/emimarusan / X:https://x.com/akaneyuzuk
noteサービス情報 サービス開始:2014年4月、作品数:約6,407万件(2025年8月末)、会員数:1,052万人(2025年8月末)
会社所在地・代表 所在地:〒102-0083 東京都千代田区麹町6-6-2、設立日:2011年12月8日、代表取締役CEO:加藤貞顕
関連リンク https://note.jp/n/n3b19cbc46812
ジャンル・キーワード 漫画・アニメ、ネットサービス、note、創作大賞、漫画、Palcy、コミカライズ、女性マンガ、受賞

記事では、原作のあらすじ、受賞経緯、作者と編集部のコメント、創作大賞とnoteの取り組み、サービスや企業情報といった発表内容を整理して紹介しました。Palcyでの連載開始にあたり、原作の改稿と制作体制の詳細、関連リンクを参照することで、作品に関する一次情報にアクセスできます。

参考リンク: