11月2日開催 南海140周年でデジタルきっぷ全員配布
ベストカレンダー編集部
2025年10月17日 16:13
なんばデジタルきっぷ配布
開催日:11月2日
南海電鉄創業140周年イベントに連動した「デジタルきっぷ」配布の概要
2025年11月2日(日)に大阪・なんば広場で開催される南海電気鉄道の創業140周年記念イベント「スペシャルサンクスフェスタ in なんば広場」に合わせ、株式会社ビーマップと南海電鉄が共同で実施するデジタルきっぷプレゼント企画「キップレ」が発表されました。プレスリリースは株式会社ビーマップより2025年10月17日16時00分に配信されています。
本企画では、当日限り有効な南海電鉄難波駅発着の片道乗車券を、事前エントリーした利用者全員にデジタルきっぷ(QRコード型)で配布します。この記事では実施内容、申込方法、対象範囲、技術的背景や関連の取り組みをすべて整理してお伝えします。
基本的な提供内容と対象日
配布されるデジタルきっぷは、「南海各駅→難波駅」または「難波駅→南海各駅」の片道乗車券(デジタルきっぷ)です。利用可能日は2025年11月2日(日)限定で、当日の乗車にのみ有効となります。
プレゼント企画は全員プレゼント方式で、事前に所定のエントリーフォームで申し込みを行った方が対象です。エントリー期間は2025年10月17日(金)~11月2日(日)です。非対応駅は対象外となるため、利用可能駅の詳細は案内ページで確認してください。
申し込み・受取の手順と利用上の注意
デジタルきっぷの受け取りには事前エントリーが必須です。エントリー経路は用途に応じて二つに分かれていますので、参加前に手順を確認しておくとスムーズです。
エントリーはキャンペーンページまたは専用アプリから行えます。いずれの経路から申し込んでも、条件を満たした全員にデジタルきっぷが配布されます。
申込経路の詳細
- 「南海各駅→難波駅」向けのデジタルきっぷ:キップレWEBサイト経由でエントリーページへ。キップレWEBサイトURL:https://et.mobility-dx.com/site/nankai140th/01/
- 「難波駅→南海各駅」向けのデジタルきっぷ:南海アプリのキップレイベントバナーからエントリーページへ。南海アプリは無料でダウンロード可能です(リンクは上記WEBサイトに案内あり)。
なお、デジタルきっぷはQRコード形式で提供されます。QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標であること、ならびに本デジタルきっぷ技術に関しては特許(特許7235264号)が取得されていることが公表されています。
非対応駅があるため、対象駅の確認は必須です。参加前にキップレWEBサイトの案内を確認してください:https://et.mobility-dx.com/site/nankai140th/01/
ビーマップが掲げる「受益者負担」モデルとこれまでの取り組み
今回の取り組みは、株式会社ビーマップが推進している「受益者負担」の枠組みによるデジタルきっぷ提供サービスの一環です。記事ではこの仕組みの趣旨と過去の実証実験や国際展示での紹介実績を整理します。
「受益者負担」モデルでは、イベントなどに誘引する主体がデジタルきっぷの運賃費用を負担することで、来場者や訪問客に無償で乗車券を提供する仕組みを指します。移動を喚起する目的でデジタルきっぷを配布する点が最大の特徴です。
モデルの特徴と提供サービス
- イベント等の来場者や地域訪問客に対してデジタルきっぷを無償提供する仕組み。
- 運賃費用を来場者ではなく、集客主体(自治体や事業者等)が負担する点が特徴。
- QRコード型デジタルきっぷの技術・運用ノウハウを活用して実装。
ビーマップはこのモデルを「とくチケ」として紹介しており、詳細は同社の専用ページで公開されています:受益者負担のデジタルチケットシステム「とくチケ」
過去の実証実験と国際展示での紹介
プレスリリースでは、これまでの主な取り組みや発表資料が複数示されています。国内では流通業者や地方自治体と協働した実証実験や期間限定のサービス提供を行い、海外ではドイツ・ベルリンの国際鉄道技術見本市「イノトランス2024」で紹介した実績があります。
- 主な関連リリース(タイトルと日付)
- ・「目指せ往復ご招待!高野山満喫キャンペーン」に技術協力(2023.03.21)
https://www.bemap.co.jp/library_file/cms_file/23032101051.pdf - ・「へるすまーと泉北」ポイント交換に関する実証実験に技術協力(2023.04.18)
https://www.bemap.co.jp/library_file/cms_file/23041801056.pdf - ・【日本初】官民共同で、QRコード乗車券を無償で提供する実証事業(2024.02.28)
https://www.bemap.co.jp/library_file/cms_file/24022801138.pdf - ・イノトランス2024出展レポート(2024.10.03)
https://www.bemap.co.jp/library_file/cms_file/24100301184.pdf - ・帰りに使えるデジタルきっぷを参加者に提供 南海電鉄「なんばお買い物キャンペーン」(2024.10.29)
https://www.bemap.co.jp/library_file/cms_file/24102901188.pdf - ・イオングループと南海グループによる実証事業(2025.04.04)
https://www.bemap.co.jp/library_file/cms_file/25040401217.pdf
発表の詳細(登場組織・技術情報)と要点の整理
プレスリリースに明示された発表主体や関連情報を整理します。関係者の名称や所在地、代表者名などの公式の記載は以下の通りです。
今回の企画は株式会社ビーマップと南海電気鉄道株式会社の共同によるもので、両社の情報はリリース内で明記されています。技術的な根拠として特許番号と、QRコードの商標表記も掲載されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日(リリース日時) | 2025年10月17日 16時00分(株式会社ビーマップ発表) |
| 実施イベント | 南海電気鉄道 創業140周年記念イベント「スペシャルサンクスフェスタ in なんば広場」 |
| 実施日(デジタルきっぷ利用可能日) | 2025年11月2日(日)限定 |
| 申込期間 | 2025年10月17日(金)~11月2日(日) |
| 配布内容 | 「南海各駅→難波駅」または「難波駅→南海各駅」の片道乗車券(デジタルきっぷ) |
| 申込方法 | キップレWEBサイト(専用URL)または南海アプリのイベントバナーからエントリー |
| 主な関係会社 | 株式会社ビーマップ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉野文則)・南海電気鉄道株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:岡嶋信行) |
| 特許・商標 | 特許7235264号(デジタルきっぷ関連)/QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標 |
| 参考リンク | https://et.mobility-dx.com/site/nankai140th/01/、とくチケ:https://www.mobility.bemap.co.jp/maas-tokuticke-jp |
今回の企画は、デジタル技術を活用してイベント来場の利便性を高める試みの一つとして位置づけられます。エントリー方法や対象駅の有無、利用可能日などの条件は明確になっているため、参加を検討する場合は事前にキップレの公式ページで詳細を確認してください。
この記事では発表された全ての情報を整理して掲載しました。申込ページや関連する技術説明、過去の実証実験の資料にアクセスすることで、より具体的な運用イメージや企画の背景を確認できます。
参考リンク: