11/26開始 治療と仕事の両立支援セミナー全4回概要
ベストカレンダー編集部
2025年10月17日 11:26
治療と仕事の両立支援セミナー
開催日:11月26日
治療と仕事の両立を職場でどう支えるか──4回シリーズの狙いと基本情報
みんなのための株式会社は、株式会社トリートエンドワークス、一般社団法人MHCリサーチ&コンサルティングと共催で、オンラインによる「治療と仕事の両立支援シリーズセミナー2025-Ⅱ」を開催します。開催日は2025年11月26日、2025年12月15日、2026年1月16日、2026年2月27日で、いずれも開始時刻は12時10分、終了は12時55分です。
本セミナーは、産業保健師、作業療法士、精神保健福祉士、キャリアコンサルタントなどの専門家・実務者による講演を通して、人事担当者・管理監督者・産業保健スタッフなど、企業実務に携わる方々の理解を深めることを目的としています。参加費は無料ですが、配布資料やアーカイブ配信は行われませんので、ライブ参加が前提となります。
- 開催形式:オンライン(ZOOM)
- 日時:全日程 12:10〜12:55(日本時間)
- 費用:無料(配布資料・アーカイブ配信なし)
- 対象:人事担当者、管理監督者、産業保健スタッフなど企業にお勤めの方、両立支援に関心のある方
- 共催:株式会社トリートエンドワークス / 一般社団法人MHCリサーチ&コンサルティング / みんなのための株式会社
本章では開催趣旨と基本的事項を整理しました。以降の章で各回の演題と演者、聞き手やモデレーターの紹介、申し込み方法を詳述します。
各回の演題と演者・聞き手(詳細)
本シリーズは4つの演題で構成され、それぞれが異なる視点から両立支援の課題と実践を提示します。以下に各回の演題ごとに演者紹介、保有資格、主な経歴や役割などを具体的に記載します。
各回とも講演時間は短めに設定されており、実務者が職場で活用できるエッセンスに焦点を当てます。質疑応答やディスカッションの時間はプログラム内に限定的に設けられる想定です。
演題①:『メンタルダウン当事者が語る「自分の支援・周囲の支援」』(11月26日)
話し手は株式会社NTTドコモ プロダクトマーケティング本部 サプライチェーンマネジメント部 クオリティマネジメント担当部長の増田恭子氏です。増田氏は管理職就任以降、職場環境が要因でメンタルダウンを経験し、職場復帰後は社内有志コミュニティを立ち上げ、職場環境改善や個々のウェルビーイング向上に取り組んでいます。
増田氏の保有資格には国家資格キャリアコンサルタント、メンタルヘルスマネジメント2種、保育士があり、実務者・当事者双方の視点から具体的な支援のあり方を語ります。聞き手はみんなのための株式会社 取締役CWO(Chief Well-being Officer)田村三太氏が務めます。
演題②:『人を“みる力”を活かす!作業療法士が描く両立支援のかたち』(12月15日)
演者は独立行政法人 労働者健康安全機構 東京労災病院 治療就労両立支援センターの作業療法士、佐藤さとみ氏です。佐藤氏は脳血管疾患、整形疾患、がん、内部疾患などの急性期リハビリテーションにおける作業療法を経て、2015年以降は治療就労両立支援センターにて作業療法士と両立支援コーディネーターの複合的役割で活動しています。
佐藤氏の保有資格は作業療法士、両立支援コーディネーター、健康経営アドバイザーなどです。現場での臨床経験を踏まえ、個人の能力評価や環境調整、職務の再設計など「人をみる力」を中心にした支援手法を提示します。
演題③:『障害者雇用の両立支援を考える〜就労の安定・継続に向けて〜』(1月16日)
演者は日本曹達株式会社 人事部健康経営推進課に所属し、神奈川産業保健総合支援センター相談員でもある丸山泰子氏です。丸山氏は総合病院での看護師経験を経て企業内で産業保健職として従事し、日系・外資系企業での経験を持ちます。現在は製造業において企業内保健師として障害者雇用促進と安定就労支援を担当しています。
丸山氏の保有資格には看護師、保健師、両立支援コーディネーター、CEAPが含まれ、企業側の視点からの支援体制構築や相談対応に関する実例を提示します。障害のある社員が安定して就労を継続するために必要な職場配慮や社内支援の設計について具体的な示唆が得られます。
演題④:『両立支援に活かす認知行動療法のエッセンス』(2月27日)
演者はみんなのための株式会社 取締役CWO(Chief Well-being Officer)である田村三太氏です。田村氏はレジリエンスを専門とし、産業保健分野におけるメンタルヘルスとキャリアの統合的支援に長年携わってきました。EAPコンサルタントの育成や職域でのwell-being向上を担う専門家養成にも従事しています。
田村氏の保有資格はCEAP(国際EAPコンサルタント)、精神保健福祉士、キャリアコンサルタントなどで、学会や地域の委員会活動にも参加しています。本回では認知行動療法の基礎的な考え方を、両立支援の現場に活かすための実践的エッセンスとして解説します。モデレーターは株式会社トリートエンドワークス 代表取締役 藤井将光氏が務めます。
参加手続き、運営体制、関連情報の整理
申し込みは各回ごとに専用の申込ページから行います。各リンク先はpeatixのイベントページで、参加登録を行うことで当日のZOOM案内等が提供されます。配布資料やアーカイブ配信は行われないため、参加希望者はライブでの受講を前提に申し込みを行ってください。
共催・主催それぞれの所在地と代表者情報も公開されています。みんなのための株式会社の本社所在地は東京都練馬区、代表取締役は田村里佳氏です。トリートエンドワークスは東京都渋谷区、代表取締役は藤井将光氏。一般社団法人MHCリサーチ&コンサルティングは東京都港区、代表理事は田村三太氏です。
- 申し込みリンク(各回)
- 11月26日分: https://mhc251126.peatix.com/
- 12月15日分: https://mhc251215.peatix.com/
- 1月16日分: https://mhc260116.peatix.com/
- 2月27日分: https://mhc260227.peatix.com/
- 関連リンク
- 主催関連サイト: https://mhc-randc.or.jp/
本セミナーのカテゴリやキーワードも併記します。ビジネスカテゴリは経営・コンサルティング、医療・病院。キーワードとしては両立支援、産業保健、メンタルヘルス、キャリア、復職、EAP、健康経営、ウェルビーイング、人事、治療と仕事が設定されています。これらの領域に関心のある企業担当者や保健職が主な対象です。
問い合わせは各イベントページや共催団体のサイトを通じて行ってください。セミナーはオンライン開催であり参加は無料ですが、資料や録画の提供はない点をご留意ください。
セミナー重要事項の要点整理(表)
以下の表に本シリーズの開催情報、各回の演題・演者、申し込みリンクを一覧化しました。参加を検討する際に必要な基本情報を集約しています。
| 開催日 | 時間 | 演題 | 演者(役職・所属) | 申込URL |
|---|---|---|---|---|
| 2025年11月26日 | 12:10〜12:55 | メンタルダウン当事者が語る「自分の支援・周囲の支援」 | 増田 恭子(株式会社NTTドコモ プロダクトマーケティング本部 サプライチェーンマネジメント部 クオリティマネジメント担当部長) | https://mhc251126.peatix.com/ |
| 2025年12月15日 | 12:10〜12:55 | 人を“みる力”を活かす!作業療法士が描く両立支援のかたち | 佐藤 さとみ(東京労災病院 治療就労両立支援センター 作業療法士) | https://mhc251215.peatix.com/ |
| 2026年1月16日 | 12:10〜12:55 | 障害者雇用の両立支援を考える〜就労の安定・継続に向けて〜 | 丸山 泰子(日本曹達株式会社 人事部健康経営推進課 / 神奈川産業保健総合支援センター 相談員) | https://mhc260116.peatix.com/ |
| 2026年2月27日 | 12:10〜12:55 | 両立支援に活かす認知行動療法のエッセンス | 田村 三太(みんなのための株式会社 取締役CWO / MHCリサーチ&コンサルティング 代表理事) | https://mhc260227.peatix.com/ |
本表は本セミナーシリーズの主要情報を整理したものです。開催形式、日時、費用、対象、共催団体、各回の演題・演者、申込先まで全て記載しています。オンラインでのライブ開催かつ配布資料・アーカイブ配信がない点を踏まえ、参加を希望する方は各回の申込ページから登録手続きを行ってください。
参考リンク: