10/24開催:こどかん×不登校のプロ 無料配信
ベストカレンダー編集部
2025年10月16日 15:39
不登校保護者向け無料配信
開催日:10月24日
保護者の不安に寄り添う無料オンライン対談──開催の趣旨と参加の手順
2025年10月24日(金)19:00~20:00に、児童精神科看護師・こどかんさんと不登校支援の専門家が集まる無料オンラインイベント「【児童精神科看護師×不登校支援のプロ】不登校の子どもの気持ちとは…?保護者のギモン解決SP」が開催されます。本イベントは「学校休んだほうがいいよチェックリスト」(以下、チェックリスト)のクラウドファンディング実施を記念して行われ、チェックリストの運営団体である不登校ジャーナリスト・石井しこう、フリースクールBranch、キズキ共育塾の3団体が主催します。
参加方法はX(旧Twitter)のスペースを利用したオンライン配信で、参加者は顔や名前を表示する必要はありません。参加費は無料で、ライブ中に寄せられた質問の一部に専門家が回答する時間が設けられます。事前質問は匿名での投稿が可能です。
イベントの基本情報と参加リンク
イベントの正式な実施日時や配信方法、出席者情報は以下の通りです。初めてXスペースを利用する方でも視聴できるよう配信リンクを用意しています。
- 実施日時:2025年10月24日(金)19:00~20:00
- 講演テーマ:不登校のプロと児童精神科看護師・こどかんさんが答える、不登校のお悩み解決スペシャル
- 参加方法:Xスペース(配信リンク:https://x.com/i/spaces/1lDxLBqAPqPGm)
- 参加料金:無料
- 事前質問投稿:https://form.run/@251024-event(匿名可)
配信はオンラインのみで行われるため、参加者はインターネット接続環境を整えて配信リンクにアクセスしてください。運営側は視聴に際して顔出しや名前表示は不要であることを明記しています。
チェックリストの目的とこれまでの成果──なぜ継続支援が求められるのか
「学校休んだほうがいいよチェックリスト」は、子どもが「学校に行きたくない」「学校を休みたい」と言った際に、保護者が客観的に状況を整理し判断できるよう設計されたオンラインの判断ツールです。簡単な質問に答えるだけで、精神科医による見解が提示される仕組みになっており、無理に登校を続けさせた結果、心身の不調や自殺リスクが高まることを防ぐことを目的としています。
このチェックリストは2023年9月にリリースされて以降、2年間で約10万人の保護者に利用されてきました。利用者のアンケート結果では、体調不良の改善を感じた利用者が65.1%、お子さんの「死にたい」「消えたい」といった発言が減ったと答えた割合が82.8%に上るなど、安全確保や安心感の向上に寄与しているデータが報告されています。
開発に関わる団体と監修医
チェックリストは不登校支援に実践的に関わる3者が共同で開発しています。各団体の役割と特徴は以下の通りです。
- 石井しこう(不登校ジャーナリスト)
- 不登校当事者経験をもとに取材・執筆・イベント運営を行うジャーナリスト。著書多数で不登校に関する発信と当事者支援に長年携わる。
- Branch(株式会社WOODY)
- フリースクール運営。小学生から高校生までを対象とした居場所とオンラインコミュニティを提供し、個別に寄り添う支援を行う。公式サイト:https://branchkids.jp/
- キズキ共育塾(株式会社キズキ)
- 完全個別学習指導塾。全国に校舎を展開し、不登校・中退・学習支援など多岐にわたる相談に対応。公式サイト:https://kizuki.or.jp/
さらに、チェックリストの内容は国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所の松本俊彦医師が監修しています。松本医師は精神科領域での長年の臨床・研究経験をもち、自殺予防や司法精神医学、薬物依存などの分野でも公的な役割を果たしている専門家です。
クラウドファンディングの概要と資金使途
チェックリストを今後も無料で提供し続けるために、2025年9月1日から10月31日までの期間でクラウドファンディングが実施されています。目的は主にサービス継続のためのサーバー運営費と、利用者増加に伴う想定外の費用補填です。
クラウドファンディングの詳細は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実施期間 | 2025年9月1日(月)〜2025年10月31日(金) |
| 目標金額 | 180万円 |
| 主な資金使途 | サーバー運営費(2年分)160万円、想定外の参加者増による資金不足補填20万円 |
| クラウドファンディングURL | https://camp-fire.jp/projects/876636/view |
運営側はチェックリストを無料で継続提供するための実行資金を確保することを目的としており、支援の呼びかけを行っています。支援の具体的な使途、進捗についてはクラウドファンディングのページで確認できます。
登壇者の役割と当日の進行イメージ
イベントには専門知識と現場経験を有するメンバーが登壇します。児童精神科看護師としての実務経験と発信活動を行っているこどかんさんを中心に、不登校支援に関わる複数の当事者・専門職が参加します。以下に登壇者とプロフィール要旨、想定される当日の進行を示します。
- こどかんさん(児童精神科看護師):精神科単科病院の児童思春期精神科病棟に10年以上勤務。現場で看護師として働きながらSNSや講演で子どもとのかかわり方を発信。著書『児童精神科の看護師が伝える 子どもの傷つきやすいこころの守りかた』(KADOKAWA)。
- 石井しこう(不登校ジャーナリスト):自身の不登校経験と取材活動を基盤に、不登校に関する取材・イベント運営・執筆を行う。
- 中里祐次(フリースクールBranch代表):Branchを通じて居場所づくりと個別支援を提供。
- 伊藤真依(キズキ共育塾 不登校相談員):学習と生活面から個別支援を行う相談員。
- 松本俊彦医師(監修、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所):監修者としての知見を踏まえ、当日参加者からの質問の一部に回答する場合があります。
当日の進行はおおむね次のように想定されています。配信の進行によっては順序や時間配分が変更される可能性がありますが、全体で1時間の枠内で実施されます。
- イントロダクション(主催者紹介とチェックリストの振り返り)
- 登壇者による見解提示(各専門家が現場での実感や支援の考え方を共有)
- 参加者からの質問に対するライブQ&A(事前投稿分と当日投稿分の一部に回答)
- まとめと参考リンクの案内(チェックリスト、クラウドファンディング、相談窓口)
質問の投稿は事前に用意されたフォーム(https://form.run/@251024-event)から匿名で行うことができ、当日のQ&Aでは可能な範囲で専門家が回答します。
当日の視聴上の留意点
配信は音声中心で行われるため、視聴環境によっては音量調整や通信の安定化が必要となることがあります。参加者側は安定したネットワーク環境を確保したうえでご視聴ください。
また、個別相談の場ではないため、個人的に詳細な状況に応じた診断や長時間の個別助言が必要な場合は、専門機関や医療機関の受診を検討することが案内される可能性があります。
要点の整理:イベントと支援取り組みの概要
ここまでの本文で紹介したイベント内容、チェックリストの目的・効果、クラウドファンディングの概要、登壇者プロフィール、参加方法などを表形式で整理します。必要な情報をすぐに確認できるようまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名(主題) | 【児童精神科看護師×不登校支援のプロ】不登校の子どもの気持ちとは…?保護者のギモン解決SP |
| 日時 | 2025年10月24日(金)19:00~20:00 |
| 参加方法 | Xスペース(配信リンク:https://x.com/i/spaces/1lDxLBqAPqPGm) |
| 参加費 | 無料 |
| 主催・運営 | 石井しこう(不登校ジャーナリスト)、Branch(株式会社WOODY)、キズキ共育塾(株式会社キズキ) |
| 登壇者 | こどかん(児童精神科看護師)、石井しこう、中里祐次(Branch代表)、伊藤真依(キズキ共育塾 不登校相談員)ほか。監修:松本俊彦医師(国立精神・神経医療研究センター) |
| チェックリスト概要 | 保護者向けのオンライン判断ツール。簡単な質問に答えることで精神科医の観点を含めた回答が得られる仕組み。 |
| これまでの利用実績 | リリースから2年間で約10万人の利用。利用者アンケートで体調改善65.1%、「死にたい」等の発言減少82.8%の報告。 |
| クラウドファンディング | 実施期間:2025/9/1〜2025/10/31。目標:180万円。用途:サーバー運営費(160万円)、想定外の参加者増補填(20万円)。URL:https://camp-fire.jp/projects/876636/view |
| 質問投稿フォーム | https://form.run/@251024-event(匿名可) |
本稿ではイベントの実施日時、参加方法、登壇者、チェックリストの趣旨と実績、並びにクラウドファンディングの期間・目標・使途について記載しました。関心がある場合は、上記の配信リンクおよびクラウドファンディングページ、事前質問フォームを参照してください。
参考リンク: