海の中道でピンクの穂が見頃 ミューレンベルギア

ミューレンベルギア見頃

開催期間:10月1日〜11月10日

ミューレンベルギア見頃
見頃はいつまで?
現在は10月中旬〜下旬が最盛期で、園の案内では見頃は~11月上旬まで楽しめます。11月中下旬は色褪せたベージュの枯れ姿も趣があります。天候で前後するので来園前に公式サイトで最新情報を確認して。
どこでどうやって見られる?
国営海の中道海浜公園の「彩りの花壇」で鑑賞できます。所在地は福岡市東区西戸崎18-25、TEL:092-603-1111。車や公共交通でのアクセスが可能で、開花状況や駐車場情報は公式サイトで確認を。

ピンクの穂が織りなす「うみなか」の秋景色

国営海の中道海浜公園(福岡市東区)で、オーナメンタルグラスの一種であるミューレンベルギア・カピラリスが見頃を迎えています。一般財団法人 公園財団 Parks Japan.Fが2025年10月16日13時31分に発表した情報によれば、同植物はピンクの穂が波のように揺れる風情で、来園者の目を引いています。

園内の「彩りの花壇」には約1,080株・約450平方メートルが植栽されており、2年前から園に登場した比較的新しい植栽です。穂のふわふわとした手触りはついつい触りたくなる感覚を誘い、花壇に立つとピンクの平原に包まれたような写真が撮影できるのが特長です。

ミューレンベルギア・カピラリス見頃【国営海の中道海浜公園】 画像 2

ミューレンベルギア・カピラリスの基本情報

ミューレンベルギア・カピラリスはイネ科ネズミガヤ属に属し、原産地は北米です。花姿は穂が絹のように柔らかく、色の移ろいを長期間にわたり楽しめます。見頃が過ぎた後も褪せたベージュ色になることで別の趣が生まれ、草姿の変化が観察できます。

以下に植物の基本項目を整理します。

科属
イネ科 ネズミガヤ属
原産地
北米
場所
彩りの花壇(国営海の中道海浜公園)
規模
約1,080株・約450㎡
見頃
~11月上旬(11月中下旬も枯れ姿が楽しめます)
ミューレンベルギア・カピラリス見頃【国営海の中道海浜公園】 画像 3

季節ごとの表情――10月から11月の変化を楽しむ

ミューレンベルギア・カピラリスは、出始めから色褪せた姿まで時期ごとに異なる魅力を見せます。園側の情報では、10月上旬から11月上旬が鑑賞の中心となり、11月中下旬以降も枯れ姿が趣深いとのことです。

時期ごとの特徴を具体的に整理すると、訪れるタイミングによって写真や風景の印象が大きく変わります。

  • 10月上旬:残暑の名残がある時期。ミューレンベルギアは白っぽい光を放つような夏の余韻を残した姿で、見頃の序盤を迎えます。
  • 10月下旬:最も見頃を迎える時期。手前にふわふわとしたピンク色の穂、写真奥に真ん丸で真っ赤なコキアが並び、色彩の対比が際立ちます。フォトジェニックな構図が狙いやすい時期です。
  • 11月上旬:ピンクがやや褪せ始める一方で、池の対岸に広がるモミジバフウの紅葉と重なり、秋の深まりを感じさせる風景になります。
  • 11月中下旬:見頃を過ぎ、穂はベージュ〜薄茶色へと変化します。斜陽が当たる時間帯には、褪せた色合いがほのかにオレンジ色に染まり、しっとりとした風情が楽しめます。

園内の組み合わせも鑑賞のポイントです。10月下旬までは、ピンクのミューレンベルギアと真っ赤なコキアのコントラスト、11月上旬には紅葉とのコラボレーションによって季節感が強調されます。

ミューレンベルギア・カピラリス見頃【国営海の中道海浜公園】 画像 4

国営海の中道海浜公園の施設と利用情報

国営海の中道海浜公園は、博多湾と玄界灘の2つの海に挟まれた砂州状の地形「海の中道」に位置しており、東西に約6キロメートル、面積約350ヘクタールを有する広大な国営公園です。園内では四季折々の花が観賞できるほか、動物と触れ合えるエリアなども整備されています。

2022年3月15日には、滞在型レクリエーション拠点として「光と風の広場」が誕生しており、『憩う・学ぶ・遊ぶ』を体験できる施設として活用されています。ミューレンベルギアは彩りの花壇に展示されており、周辺の景観と合わせて鑑賞できる配置です。

ミューレンベルギア・カピラリス見頃【国営海の中道海浜公園】 画像 5

アクセス・連絡先・ウェブ情報

公園所在地や問い合わせ先、公式ウェブサイト等の情報は以下の通りです。訪問前に開花状況を公園のホームページで確認することが推奨されています。

開花状況や見どころの更新は公園ホームページで行われているため、最新の情報を確認してから訪れることが望ましいでしょう。

ミューレンベルギア・カピラリス見頃【国営海の中道海浜公園】 画像 6

見どころの整理と実用情報の一覧

ここまでに紹介した内容を、訪問前にひと目で確認できるよう項目ごとに整理します。ミューレンベルギア・カピラリスの見頃や規模、園の連絡先など、主要な情報を表形式でまとめました。

項目 内容
植物名 ミューレンベルギア・カピラリス(オーナメンタルグラス)
科属 イネ科 ネズミガヤ属
原産地 北米
場所 彩りの花壇(国営海の中道海浜公園)
規模 約1,080株・約450㎡
見頃 ~11月上旬(11月中下旬でも枯れ姿が楽しめる)
見頃の特徴 10月上旬:見頃序盤。白っぽい輝き。
10月下旬:最盛期。コキアとの色対比が鮮やか。
11月上旬:紅葉(モミジバフウ)とのコラボレーション。
11月中下旬:枯れ姿が趣深い。
公園住所・連絡先 〒811-0321 福岡市東区大字西戸崎18-25
TEL:092-603-1111 / FAX:092-603-1199
公式情報 https://uminaka-park.jp/
Facebook、X、Instagramの公式アカウントあり
発表元 一般財団法人 公園財団 Parks Japan.F(発表日:2025年10月16日 13:31)

以上が、国営海の中道海浜公園におけるミューレンベルギア・カピラリスの見頃情報と関連データの一覧です。開花状況は天候や管理の都合で変動するため、来園前には公園の公式サイトで最新情報を確認すると安心です。

参考リンク: