中目黒大黒湯で始まる「ハーぶろ」伊豆・石垣の香り浴

ハーぶろ@大黒湯

開催期間:10月15日〜2月28日

ハーぶろ@大黒湯
いつどこでやってるの?
2025年10月15日から約4か月間(〜2026年2月末)、東京・中目黒の銭湯・大黒湯で週替わりの替わり湯として実施。営業時間は平日14〜24時/土日祝8〜24時、毎月第三木曜休業。期間中は売店でウカ製品も販売される。
どんな香りや効果が期待できるの?
伊豆産のクロモジは森林の落ち着き、石垣産のオーガニックヘナは穏やかな色味、レモングラスは爽やかなリフレッシュ感を与える。原料はオーガニックや工程管理に配慮して育てられている。

中目黒の銭湯で始まる「ハーぶろ」――湯に溶ける伊豆と石垣の植物の息吹

トータルビューティカンパニー株式会社ウカは、2025年10月15日より東京・中目黒の銭湯、大黒湯と共同で替わり湯の企画「ハーぶろ」を開始した。替わり湯には伊豆産・石垣産の原料を中心としたハーブを用い、週替わりで約4か月間(20週予定)にわたって提案する。

浴槽に入れた植物由来の香りが湯気にのって広がり、入浴者は全身で森や島の息吹を感じられる体験ができる。期間中は大黒湯の売店でウカ製品の販売も行われるため、湯あがり後に製品を手に取ることも可能だ。

企画の背景と企業のビジョン

ウカはサロン発のプロダクト開発を続けてきた企業で、ビジョンとして「あなたと私と地球がもっとうれしくなることをふやしていきたい」を掲げている。循環を重視する考え方として昨年「リジェネラティブグット」を追加し、地球環境を回復させる取り組みを進めている。

ハーぶろは温浴という日常の場を通じて、植物原料の魅力や地元の生産者とのつながりを伝える試みである。単に香りを楽しむだけでなく、原料の栽培や工程管理への配慮を含めた背景を感じ取れる内容として構成されている。

  • 主催:株式会社ウカ(公式アカウント例:instauka、ukacojp、ukabeauty.co)
  • コラボ先:大黒湯(東京都目黒区上目黒)
  • 販売:期間中に大黒湯売店でウカ製品を販売

使われる原料とその特徴――クロモジ、オーガニックヘナ、レモングラス

ハーぶろで用いられる原料は、ウカが自ら選び抜き、オーガニック栽培や工程管理を重視して育てているものが中心だ。伊豆の山で育つクロモジ、石垣島の陽光を浴びて育ったオーガニックヘナ、そしてレモングラスなど、地域の環境が反映された素材が採用される。

これらの植物は香りや色味だけでなく、それぞれに持つ生命力や成分が湯に溶け込むことで湯の体験を変える。入浴中に感じられる香りや肌触りは、原料の栽培方法や工程管理の違いが反映される。

クロモジ(伊豆産)
伊豆の山で育つクロモジは、バランスを取り戻すような香りが特徴。森林の落ち着きや清涼感を湯に付与する役割がある。
オーガニックヘナ(石垣産)
石垣島の強い陽光を受けて育ったヘナ。オーガニック栽培を重視し、植物本来の力を活かすことで湯に穏やかな色味と風合いを与える。
レモングラス(石垣産)
レモングラスは爽やかな香りが特徴で、湯気とともに広がることでリフレッシュ感をもたらす。地元の生産管理を経た素材が用いられる。

原料の選定と循環への配慮

ウカは単に香りを採用するだけでなく、原料の栽培・加工過程を重視している。オーガニックや工程管理への配慮を通じて、次世代へ健やかな地球を引き継ぐことを意識している。

ハーぶろは、温浴体験を通じて植物由来原料の価値を再考する機会として位置づけられる。原料の生産背景やその営みを湯の体験とともに伝える点に特徴がある。

実施期間・会場・営業時間・利用に関する情報

ハーぶろの実施期間は2025年10月15日から2026年2月末までを予定しており、全体で20週の週替わりプログラムが組まれている。期間中、毎週内容を切り替えながら提案が行われる。

会場は大黒湯(所在地:東京都目黒区上目黒4-25-10)。営業時間および休業日は次の通りである。

  • 営業時間:平日 14:00〜24:00、土日祝 8:00〜24:00
  • 定休日:毎月第三木曜日
  • 特記事項:大黒湯は2025年10月10日「銭湯の日」に営業再開した歴史的建物である

また、売店ではウカ製品の販売が行われ、入浴体験とともに製品を手に取ることが可能である。詳細や最新情報はウカの公式ニュースページにて案内されている。

参考リンク:ウカ ニュースページ

(詳細情報は公式アナウンスを確認のこと)

大黒湯の歴史とコラボレーションの意義

大黒湯は昭和28年(1953年)に創業し、上目黒の街に根付いた銭湯として長年親しまれてきた。軒先にある大きな黒松、格天井の脱衣所、天井の高い浴室から望む富士山のペンキ絵など、建物そのものが来訪者の心身を温める要素となっている。

銭湯という文化的背景を大切にしつつ、2025年10月10日の営業再開を節目に「新しい大黒湯」を目指す改修や取り組みが進められている。ハーぶろは伝統的な空間に地域の植物原料を組み合わせることで、銭湯文化の振興と原料の魅力を広げる狙いがある。

  1. 歴史的価値と現代的な体験の融合
  2. 地域資源の価値を湯を通じて伝える仕組み
  3. 売店での製品販売を含めた体験の拡張

このコラボレーションは温浴という日常の場を活用して、地域資源や持続可能な原料の価値を広める実践例の一つと位置づけられる。

要点の整理

以下の表は本件で発表された主要情報を整理したものである。期間、会場、原料、営業時間、提供形態などを一覧で把握できるようにまとめている。

項目 内容
実施企画 ウカと大黒湯のコラボレーション「ハーぶろ」
主催 株式会社ウカ
開始日 2025年10月15日
実施期間 2025年10月15日〜2026年2月末(20週実施予定)
会場 大黒湯(東京都目黒区上目黒4-25-10)
営業時間 平日 14:00〜24:00、土日祝 8:00〜24:00(毎月第三木曜日休業)
主な原料 伊豆産 クロモジ、石垣産 オーガニックヘナ、石垣産 レモングラス
販売 期間中の大黒湯売店でウカ製品を販売
大黒湯の歴史 昭和28年(1953年)創業。富士山のペンキ絵や黒松などの特徴あり。2025年10月10日に営業再開
関連リンク https://uka.co.jp/news/34105

本記事ではウカが提供する原料の由来、ハーぶろの実施期間と場所、営業時間、そして大黒湯の歴史的背景を整理した。実施期間中の詳細なスケジュールや当日の素材構成については、ウカの公式発表を参照されたい。

参考リンク: