11月14日開始　ラサーナ×セーラー工場見学限定の香りスプレー

広島のものづくりが織りなす、ラサーナとセーラー万年筆の再会

2025年11月14日（金）より、広島発の化粧品メーカー株式会社ヤマサキ（ブランド名：ラサーナ）は、筆記具メーカーセーラー万年筆株式会社とのコラボレーションによる限定企画として、「ラサーナ 海藻 シルキー ヘア スプレー 工場見学限定の香り 3種」(70ml)を、ヤマサキ西風新都工場の工場見学来場者に向けて提供開始します。プレスリリースは2025年10月16日11時00分に発表されました。

この取り組みは、2019年に両社が初めてコラボレーションした経緯に続くもので、香りをテーマに再び接点が生まれたものです。セーラー万年筆は2025年9月20日に香り付きのつけペン用ボトルインク「Dipton（ディプトン） フレグランスインク」を発売しており、インクの香りとヘアケアの香り体験を結びつける試みとして位置づけられます。

工場見学限定のヘアスプレーとは何か：処方と機能の全容

ラサーナ 海藻 シルキー ヘア スプレーは、くせやうねりに着目した朝用の洗い流さないミスト状トリートメントです。製品は70mlで、工場見学の無料体験企画品として来場者に提供されます。今回のコラボでは、セーラー万年筆のフレグランスインク由来の香りを期間限定で採用しています。

製品の主な特長は「指通りつるつる成分」と「かろやか柔軟成分」を配合し、キューティクルの集中補修を図る点です。さらにマリンモイスト処方により髪の芯まで潤いを与え、熱や湿気などのストレス環境から髪を守りながら朝のスタイルをキープする、朝のスタイリングサポート製品となっています。

主な成分と機能（成分表と注釈）

以下に成分の主要なものと役割を整理します。各成分は毛髪補修や保湿、コンディショニングに寄与するものです。

注釈はプレスリリースに基づき、以下の通りです。※2：加水分解シルク（毛髪補修成分）、※3：加水分解ケラチン(カシミヤヤギ)、セテアラミド…（毛髪補修成分やコンディショニング成分）、※4：マリンモイスト処方に含まれる保湿成分。

また本品は朝用のスタイリング効果を備え、熱や湿気などの外的要因から髪を守りつつ、扱いやすい髪に整えるとされています（※5 スタイリング効果による）。

限定香り3種とカスタマイズ体験：香りの具体的表現と提供方法

工場見学限定として選べる香りは3種です。それぞれセーラー万年筆のフレグランスインクの世界観を反映したイメージで設計されています。いずれも期間限定での採用となる旨が発表されていますが、終了時期の明示はされていません。

来場者は工場見学の無料体験企画で、選んだ香りのスプレーに対して装飾を施すことができます。マジックペンでの描画、リボンやタグの装着など、個別のカスタマイズが可能です。これによりその場でオリジナルのギフトやお土産を作成することができます。

香りの種類とイメージ

以下に、3種の香りの名称と香りのイメージを記載します。プレスリリースの文言を忠実に反映しています。

• Morning bubble（モーニングバブル）：朝の優雅なせっけんの香り。朝の目覚めの瞬間に、やわらかな日差しとともに広がるせっけんの香りをイメージし、清潔感のあるさわやかな香り。
• Shining garden（シャイニングガーデン）：太陽に照らされた果樹園の香り。陽射しが降り注ぐ昼下がりの果樹園で、瑞々しい果実と花々が風に揺れる様子をイメージした、上品な香水調の香り。
• Dreaming trees（ドリーミングツリー）：月明りの下で眠る樹々の香り。月明かりに照らされた静かな森で眠る樹々の深い呼吸が夜の静寂に溶け込む様子をイメージした、心安らぐウッディ調の香り。

工場見学中に来場者が選択した香りのスプレーに対して、自由に装飾を行えるため、個別性の高い体験となります。カスタマイズは無料体験内で行われます。

実施場所・運営情報、両社の背景と数値データ

本企画の提供場所は、広島市安佐南区にあるラサーナ西風新都工場（ヤマサキ西風新都工場）です。ラサーナ工場見学は2007年12月に開始され、2025年時点で累計34,000名以上が来場しています。工場見学の予約情報は公式サイトで案内されています（https://www.corporate.lasana.co.jp/factory/）。

ラサーナブランドについては、1998年に「ラサーナ 海藻 ヘア エッセンス」を発売以来、洗い流さないトリートメントのパイオニアとして認知され、累計販売本数は2,500万本を突破しています（ヘア エッセンスシリーズ通算売上本数、2024年11月末集計）。なお、ラサーナはヘアトリートメントのカウンセリング国内売上No.1（※1、2023年実績「化粧品マーケティング要覧2024」富士経済調べ、通信販売を含む）とする実績も報告されています。

セーラー万年筆の位置づけとDipton発売情報

セーラー万年筆は1911年に広島県呉市で創業した筆記具メーカーで、万年筆や国産初のボールペン発売など筆記具業界の先駆者として知られます。2021年4月には本店を呉に戻し、ものづくりの思想に基づいて製造を継続しています。

2025年9月20日には、つけペン用ボトルインク「Dipton フレグランスインク」を発売しました。つけペンブームの流れの中、第5弾となる本製品は、蓋を開けると香りが広がるfragrance inkとして、視覚（インク色）と嗅覚（香り）の両面から楽しめる設計です。プレスリリースには、社員の94％がアロマテラピー検定1級を取得しているという背景も示されています。

まとめ：提供開始日、対象、主要データ一覧

ここまでの情報を整理します。本企画は2025年11月14日（金）開始で、ヤマサキ西風新都工場の工場見学来場者に対して、工場見学限定の香りを採用したラサーナ 海藻 シルキー ヘア スプレー（70ml）を提供するものです。香りは3種類、来場者による装飾カスタマイズが可能で、期間限定の採用となります（終了時期は未定）。

以下に本記事で触れた主要ポイントを表形式で整理します。

以上がプレスリリースの内容を整理した要点となります。提供開始日や工場見学の運営情報、製品仕様や成分の注記、双方の企業背景と発売日など、プレスリリースで示された情報を網羅的に整理しました。