11月14日開始　桂春院で禅とアートを独占する夜体験

京都・桂春院で夜を独占する新しいラグジュアリー体験が始動

株式会社J&J事業創造（所在地：東京都千代田区、代表取締役社長：野元功一）は、京都・右京区にある禅寺、桂春院の書院や本堂を夜間に貸し切り、アート鑑賞と禅体験を組み合わせたラグジュアリーサービス「Keishunin LURK -Exclusive Moonlight Harmony “Zen＆Art”-」を開始します。予約は2025年10月16日（木）より先行受付を開始し、受入実施は2025年11月14日（金）からとなります。

本サービスは主にインバウンドのラグジュアリー層をターゲットに開発されたもので、日本の由緒ある寺院における非日常体験を提供することを目的としています。単なる貸切利用ではなく、空間演出や現代アート、禅の教えを組み合わせるなど複数の仕掛けを施し、来訪者ごとに唯一無二の夜を演出することに重点を置いています。

体験の骨子：音と光が織りなす室内演出とプログラムの流れ

サービスの基本コンセプトはLuxurious（贅沢で）、Unforgettable（忘れられない）、Rare（滅多とない）、Kyoto-specific（京都ならではの夜）です。提供時間や定員、対応言語などの基本仕様が明確に定められており、受け入れは原則平日、1日1グループ限定（1〜10名）での運用となります。

サービス提供時間は季節に応じて設定され、夏時間は18:30〜21:30、冬時間は18:00〜21:00（最大180分）です。販売希望価格は300,000円、予約締切は実施日の4日前、対応言語は英語・日本語で、すべて英語対応が可能な流れで設計されています。

サービス提供の流れ（英語対応可）

当日の標準的な流れは、桂春院の表門にてコンシェルジュが出迎えるところから始まります。院内を案内しながら歴史や収蔵アート作品の説明を行い、来訪者が空間の背景を理解できるよう配慮されています。

その後、桂春院副住職によるプライベート「ZEN」レッスンを実施し、続いて月や庭を眺めながらのチルタイムを設けます。チルタイムでは京都にちなんだ3種類のカクテルとフィンガーフードが専門コンシェルジュにより提供されます。希望に応じて副住職との対話や庭の散策も可能です。オプショナルサービスを申し込むと流れの一部が変更されます。

主要な演出要素と空間価値

桂春院は江戸時代に作庭された四つの庭があり、それぞれが国の名勝・史跡に指定されています。本堂・書院・茶室などは京都府指定有形文化財であり、文化財としての価値が高いことが特徴です。襖絵として絵師・狩野山雪作「金碧松三日月図」が鑑賞できる点も明記されています。

本サービスではこれらの文化財的価値の上に、来訪者のためだけに設えたサウンドインスタレーションと和蝋燭を用いた光の演出を重ね、寺院の静謐さと現代的なアート的解釈を同時に体験できる空間を提供します。和蝋燭の揺らぎと音の構成によって、夜間の寺院が持つ「隠れ寺」的な雰囲気を深めます。

プログラムの特色とオプション詳細

本サービスの特色は大きく分けて四点で整理できます。①文化財と現代アートの融合、②副住職によるプライベートZENレッスン、③庭を眺めるチルタイム（縁側をラウンジ仕様に変更）、④多様なオプショナルサービスです。各要素は単体で完結するのではなく、相互に補完し合うように構成されています。

また、利用者には一般非公開の茶室「既白庵」（京都府指定有形文化財）を特別公開する点も重要です。既白庵は1631年に長浜城から移築された建物で、千利休の流れを汲む庸軒流の茶室と伝えられ、「既白」という名称は悟りの境地を表す意義を持ちます。

オプショナルサービスの具体的内容

最大180分の利用の中で追加可能なオプションは複数用意されています。予約時にリクエストすれば、さらに別案の提案も受けられる体制を整えています。

以下が用意されているオプションの詳細です。

• Option1: SUSHIダイニングアウト — 京都で修行を積んだ板前がその場で寿司を握るプラン。文化財の空間での食体験を重視する内容。
• Option2: 芸妓・舞妓との出会い — 江戸時代から続く「お座敷あそび」を体験する伝統文化プログラム（芸妓・舞妓による交流を含む）。
• Option3: プライベート・ミニコンサート — 篠笛や琴などの伝統楽器、チェロやバイオリンなど要望に応じた楽器編成での演奏を提供。

リリース記念モニタープランと条件

リリース記念として、先着4グループに対し上記オプションのうち1つを無料で体験できるモニタープランを実施します。実施期間は2025年11月14日（金）〜12月15日（月）です。

無料枠には各オプショナルプランごとに上限があり、希望プランが手配できない場合もあります。参加者はモニターとしてアンケート調査に協力することが条件となります。

利用案内、予約方法、運営主体と補助金情報

本サービスの販売希望価格は300,000円、受入人数は1日1グループ限定で1〜10名まで対応します。予約は2025年10月16日から開始、受入は2025年11月14日からです。予約締切は実施日の4日前に設定されています。原則平日の受け入れが基本となるため、希望日程はリクエスト時に担当スタッフへ確認が必要です。

当日の流れは桂春院表門でのコンシェルジュ出迎え、院内案内・歴史やアート説明、プライベートZENレッスン、月や庭を眺めるチルタイムという順序を基本とします。オプショナルを申し込む場合は流れの一部が変更されます。対応言語は日本語と英語で、すべて英語対応が可能です。

予約・問い合わせ窓口

予約・問い合わせは以下の窓口で受け付けています。Japan Destinations（株式会社ビジョン）ツーリズム事業部の迫（さこ）が窓口となり、連絡先は下記の通りです。

担当（予約・問い合わせ）

Japan Destinations（株式会社ビジョン）ツーリズム事業部　迫（さこ）

メール

sako@mu0o.com

電話

080-5315-6669

予約サイト

https://japan-destinations.com

本サービス全般に関する報道窓口は株式会社J&J事業創造（担当：井口）です。連絡先は yoshiharu_inokuchi@jjbd.jp、企業サイトは https://www.jjbd.co.jp/ です。

補助金および関連リンク

本サービスは、文化庁令和7年度「文化資源活用事業費補助金（全国各地の魅力的な文化財活用推進事業）」の補助を受けて実施されています。文化財を活用したプログラム設計や保全面での支援が本事業によって行われています。

関連情報として、サービス紹介ページやPR動画のリンクが公開されています。サービス詳細は https://keishunin.com/lurk/ 、PR動画は https://youtu.be/R7OVZKNLEFM で確認できます。

要点まとめと主要情報の整理

この記事で取り上げた内容を要点ごとに整理した表を以下に示します。主要な日付、料金、提供時間、受入条件、オプション、連絡先などを網羅しています。

以上が本サービスの主要情報の整理です。文化財としての価値が高い桂春院を舞台に、音と光、アートと禅を組み合わせた夜間貸切プログラムが提供されます。詳細や予約は記載の窓口および関連リンクで確認できます。