10/23・24開催 国際交流基金賞受賞者の公開講演

国際交流基金賞講演会

開催期間:10月23日〜10月24日

国際交流基金賞講演会
申し込みはまだ間に合う?
取材申し込みの締切は2025年10月21日(火)17:00です。所定の申し込みフォームに必要事項を記入して提出してください。個別取材は事前にPR事務局へ相談できます。
会場と日時ってどうなってるの?
鄭起永氏は10月23日18:30〜(18:00開場、JF本部ホールさくら・新宿)、マーティ・グロス氏は10月24日18:00〜(17:30開場、国立能楽堂・渋谷)。両講演とも日本語です。

国際交流基金賞の意義と本年度受賞者の概要

独立行政法人国際交流基金(JF)は、学術や芸術など多様な文化活動を通じて日本と海外の相互理解促進に顕著な貢献を行った個人または団体を顕彰する「国際交流基金賞」を、1973年の実施開始以降継続して運営しており、2025年度で第52回を迎えます。本リリースは2025年10月15日10時00分付で公表された情報に基づいています。

2025年8月27日付の発表により、今年度の受賞者はマーティ・グロス(Marty Gross)氏および鄭 起永(ジョン・ギヨン/JUNG Giyoung)氏に決定しました。両受賞者は、それぞれ異なる分野で地域や職人、教育を通じた国際的な理解と交流に貢献しており、受賞を記念して都内で一般公開の講演会が開催されます。

賞の名称
国際交流基金賞(International Exchange Fund Award)
実施回数
第52回(1973年より実施)
受賞者発表日
2025年8月27日
本発表日
2025年10月15日 10:00(「国際交流基金賞/地球市民賞」PR事務局)
2025年度 「国際交流基金賞」 受賞記念講演会 都内で開催 画像 2

鄭 起永(ジョン・ギヨン)氏の講演:釜山からの日本語教育の発信

鄭 起永氏は釜山外国語大学校の教授で、1994年に母校の日本語学科に着任して以降、釜山ならではの日本語教育を志向して活動を続けてきました。講演タイトルは「韓国の日本語教育 釜山からの発信」で、釜山を拠点とした教育の取り組みと地域発の発信について報告します。

釜山は歴史的に日本への玄関口でありながら、戦後の韓国ではソウル中心の社会形成が進み、教育や交流も中央集中型となりました。鄭氏は地域拠点の強化を目指し、釜山に日本語教育の最大拠点を築くことで、日韓の架橋となる若い人材を育成し、社会へ送り出すことに注力してきたとされています。その取り組みは釜山外国語大学校の「日本語融合学部」設置へと結実しています。

講演の日時・場所・構成

日時:2025年10月23日(木)18:30~20:00(18:00開場)

会場:国際交流基金(JF)本部 ホールさくら(東京都新宿区四谷1-6-4 四谷クルーセ 1階)

登壇者
鄭 起永 氏(釜山外国語大学校 教授)
使用言語
日本語
主催
独立行政法人国際交流基金(JF)

講演では、鄭氏が取り組んできた教育プログラムの具体例、地域での実践、学生や地域社会との協働などが紹介される予定です。釜山における日本語教育の拠点化がどのように実現され、どのような人材育成の成果を生み出したかを中心に解説されます。

マーティ・グロス氏の講演:民藝フィルムアーカイブの試み

マーティ・グロス氏はプロデューサー/監督として、日本各地の職人を訪ね、職人の技や暮らし、語りを記録してきたドキュメンタリー制作を通じて、民藝(民衆の工芸)に関する映像アーカイブを築き上げてきました。講演タイトルは「民藝フィルムアーカイブをつくる ― フィルムのデジタル保存と語りの記録」です。

記録される対象は往々にして「名の知られない」職人や民藝品であり、映像記録は職人の技術だけでなく、その背景にある暮らしと語りを後世に伝えるための重要な役割を果たします。講演では、これまでに築かれた多様なアーカイブ作品を例に、フィルムの保存・デジタル化・語りの記録に関する方針や実務、保存が喚起する記憶の再生について述べられます。

講演の日時・場所・構成

日時:2025年10月24日(金)18:00~20:00(17:30開場)

会場:国立能楽堂 大講義室(東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1 2階)

登壇者
マーティ・グロス(Marty Gross)氏(マーティ・グロス・フィルム・プロダクション、プロデューサー/監督)
使用言語
日本語
主催
独立行政法人国際交流基金(JF)

講演は、保存技術やデジタル化の実務的側面に加え、映像に記録された語りがどのように記憶を呼び戻すか、アーカイブとしての意義について具体的な事例を通して語られる予定です。photo by Grant Delin のクレジットが付された資料なども示される可能性があります。

取材申し込み方法、問い合わせ先およびイベント概要の整理

取材を希望する場合、申し込みフォームの締切は10月21日(火)17時までです。フォームには所定のフォーマットがあり、必要事項を記入の上で提出することが求められます。受賞者への個別取材についても、事前に担当者へ相談が可能です。

問い合わせ先は「国際交流基金賞/地球市民賞」PR事務局が窓口となり、連絡先は以下のとおりです。電話は土日祝を除く10:00~17:00の対応となります。

本稿は、国際交流基金が公表したプレスリリースの内容を基に作成しています。各講演の日時、会場、登壇者、使用言語、主催、申し込み方法、問い合わせ先といった事実情報は上記の通りです。

イベントの主要情報(再掲と補足)

両講演ともに使用言語は日本語で開催され、一般公開の講演会として実施されます。主催は独立行政法人国際交流基金(JF)で、受賞者の専門分野に即した具体的な事例紹介と背景説明が予定されています。

取材を希望するメディアは、締切日時までに所定の方法で申し込み、個別取材を希望する場合はPR事務局と調整のうえ実施されることになります。電話やメールでの問い合わせは上記時間帯に行ってください。

講演会要約表
項目 鄭 起永(ジョン・ギヨン)氏 公開講演 マーティ・グロス氏 公開講演
講演タイトル 韓国の日本語教育 釜山からの発信 民藝フィルムアーカイブをつくる ― フィルムのデジタル保存と語りの記録
日時 2025年10月23日(木)18:30~20:00(18:00開場) 2025年10月24日(金)18:00~20:00(17:30開場)
会場 国際交流基金(JF)本部 ホールさくら(東京都新宿区四谷1-6-4 四谷クルーセ 1階) 国立能楽堂 大講義室(東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1 2階)
登壇者 鄭 起永 氏(釜山外国語大学校 教授) マーティ・グロス(Marty Gross)氏(プロデューサー/監督)
使用言語 日本語 日本語
主催 独立行政法人国際交流基金(JF)
申込締切(取材) 2025年10月21日(火)17:00(申し込みフォームに所定事項を記入)
問合せ先 「国際交流基金賞/地球市民賞」PR事務局 電話:03-6265-6805(土日祝除く10:00~17:00) メール:promotion@mainichi-ks.co.jp 担当:宇野、原、呉(ゴ)
関連資料 プレス資料(PDF)

以上が本稿で整理した講演会の主要情報と問い合わせ先の一覧です。本リリースは国際交流基金が公表した内容を基に作成しており、講演の趣旨、日時、会場、登壇者、申し込み方法等の事実を網羅して伝えています。

参考リンク: