ファミチキ23万個突破、万博店の6か月運営と什器再利用

万博会場ファミマ閉幕報告

開催期間:4月13日〜10月13日

万博会場ファミマ閉幕報告
万博のファミチキってどれくらい売れたの?
開幕から閉幕までで累計約23万3千個を販売し、1日最大は2,371個を記録しました。万博期間中にはファミリーマート全店舗の1日売上No.1になった日もあり、来場者の高い需要が裏付けられています。
閉幕後の什器はどうなるの?
商品棚やレジカウンター、冷蔵ケースなどは新店舗で再利用する予定で、これにより万博閉幕後の廃棄物を約6.2トン削減。資源循環と環境負荷軽減につながる取り組みです。

大阪・関西万博会場に展開したファミリーマートの6か月運営と閉幕後の対応

株式会社ファミリーマートは、2025年4月13日(日)の開店から2025年10月13日(月)の閉幕までの約6か月間、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)会場内に「ファミリーマート大阪・関西万博店」(以下「当店」)を出店し運営しました。本リリースは同社が2025年10月15日09時00分に発表したものであり、出店期間中の実績や閉幕後の取り組みについての報告をまとめます。

当店は万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に合わせて、メディアデバイスとSDGsを融合させた未来のライフスタイルを提案するコンビニエンスストアとして運営されました。ここでは開店から閉幕までの運営実績、商品販売動向、運営体制、そして閉幕後の什器再利用による環境負荷低減の取り組みについて、具体的な数値とともに整理していきます。

出店期間と目的の整理

出店期間は2025年4月13日から10月13日までの6か月間で、会場内来場者への利便性提供と、SDGsを意識した新たな店舗の在り方の提示を目的としました。

また、当店は通常店舗とは異なる環境での運営経験を積ませるため、入社2年目の社員を中心とした研修の場としても位置づけられています。運営と教育の両輪で成果を上げる試みが行われました。

ファミチキの販売実績と顧客反応:累計約23万3千個、1日最大2,371個の記録

当店で最も注目を集めた商品の一つが「ファミチキ」(ファミチキレッドを含む)です。開幕期間中、販売数は累計約233,000個に達しました。この数値は万博期間中の当店での実績を示すものであり、来場者の需要の高さを示しています。

さらに、1日の最大販売数は2,371個を達成しました。この日については、ファミリーマート全店舗における1日の売上でNo.1を記録したことが付記されています(万博開催期間:2025年4月13日~10月13日)。

SNS上の反響と顧客評価

開店期間中、SNS上では「万博で食べるファミチキ美味しすぎる」といった投稿が多数見られ、国内外の来場者から好評を得たことが伝えられています。会場という特性も相まって、来場者の思い出の一部として商品が受け入れられたようです。

以下に販売実績の要点をまとめます。

累計販売数
約233,000個(ファミチキ、ファミチキレッド含む)
1日最大販売数
2,371個(ファミリーマート全店舗で1日の売上No.1を記録)
開催期間
2025年4月13日~2025年10月13日

入社2年目社員を中心とした店舗運営と研修の意図

当店の運営は、入社2年目の社員を中心に行われ、通常の店舗とは異なる現場環境で「自ら考えて行動する」力を養うことを目的とした研修の場となりました。この取り組みは、実際の店舗運営を通じて課題解決能力の向上を図る教育施策として位置づけられています。

研修を兼ねた店舗運営により、若手社員は来場者対応、商品補充、在庫管理、レジ対応、クレーム対応など幅広い実務経験を積みました。この経験とそこで得られたノウハウは、今後の通常店舗運営へ活かされる予定です。

研修効果のポイント

  • 実環境での顧客対応力の強化
  • 多様な来場者に対応するためのコミュニケーション技術の向上
  • 短期集中での業務改善・効率化の実践

これらの経験は、同社が掲げる「地域に寄り添い、お客さま一人ひとりと家族のようにつながる」といった企業姿勢に資する実践的な学びとして位置付けられています。

什器の再利用による廃棄物削減と持続可能性の取り組み

当店で使用された什器(商品棚、レジカウンター、冷蔵ケースなど)は閉幕後に新たな店舗で再利用される予定です。再利用の対象となる什器を活用することで、万博閉幕後に発生する廃棄物を約6.2トン削減すると報告されています。

この取り組みは、万博のテーマに沿った「持続可能な社会の実現」に貢献する具体的な措置の一つであり、廃棄物削減のみならず資源の有効活用という観点からも評価されます。

再利用対象とその利点

  • 再利用対象:商品棚、レジカウンター、冷蔵ケース等の什器
  • 利点:廃棄物量の削減(約6.2トン)、新規什器調達に伴う環境負荷の低減、資源の循環利用

また、当店の運営方針は店舗のデザインやオペレーションにメディアデバイスを組み合わせるなど、来場者に新しいライフスタイルの提案を行う試みでもありました。これらの要素を組み合わせることで、環境配慮と利便性の両立を図っています。

補足情報とまとめ(企業情報、関連リンク含む)

本リリースは株式会社ファミリーマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:細見研介)によるもので、発表日時は2025年10月15日 09時00分です。リリース本文の要点は上記の通りで、万博出店期間中の販売実績、研修を兼ねた運営、什器再利用による廃棄物削減に関する具体的数値を含んでいます。

参考リンクとして、同社の公式サイトが公開されています。詳細や今後の取り組みについては公式情報を参照してください。

企業名
株式会社ファミリーマート
代表者
代表取締役社長:細見研介
発表日時
2025年10月15日 09:00
関連リンク
https://www.family.co.jp/

以下の表は、本記事で取り上げた主要データを整理したものです。数値と事実を一覧で確認できます。

項目 内容
出店期間 2025年4月13日~2025年10月13日(約6か月)
累計販売数(ファミチキ) 約233,000個(ファミチキ、ファミチキレッド含む)
1日最大販売数 2,371個(ファミリーマート全店舗で1日の売上No.1)
運営主体(研修) 入社2年目の社員を中心とした店舗運営(研修を兼ねる)
再利用対象什器 商品棚、レジカウンター、冷蔵ケース等
想定廃棄物削減量 約6.2トン
企業情報 株式会社ファミリーマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:細見研介)
リリース発表日時 2025年10月15日 09:00
関連リンク https://www.family.co.jp/

以上が、株式会社ファミリーマートによる大阪・関西万博会場での出店に関する報告の要点整理です。販売実績、研修目的での人材育成、そして什器の再利用を通じた廃棄物削減といった複数の側面から、運営の経緯と成果、閉幕後の対応が具体的に示されています。

参考リンク: