吉永小百合×阪本順治、試写会で語られた役作りと挑戦

吉永小百合さんと阪本順治監督が語った、試写会の当日と雰囲気

三井不動産レジデンシャルによる特別企画として開催された映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』の試写会は、2025年10月12日（日）に実施されました。主催は三井不動産レジデンシャル株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：嘉村　徹）で、パークウェルステイトの入居者や関心を寄せる方々を対象に応募を募り、約500名が来場しました。

当日は主演の吉永小百合さんと監督の阪本順治さんが登壇し、会場は和やかでありながら真剣な制作の裏話や役作りに関する話題で包まれました。会場には三井不動産レジデンシャル シニアレジデンス事業部長の近藤哲生氏も登壇しており、写真撮影では左から近藤氏、吉永さん、阪本監督の並びで紹介されました。

登壇者の紹介と当日の構成

登壇したのは主演の吉永小百合さん、監督の阪本順治さんに加え、三井不動産レジデンシャル関係者。トークセッションのほか、来場者を対象とした抽選会も行われ、特別なプレゼントが用意されていました。

会場では作品の試写上映後にトークセッションが設けられ、吉永さんと阪本監督が作品に込めた思い、撮影時のエピソード、役作りに対する向き合い方などを語りました。来場者の声も随時紹介され、上映とトークを通じて来場者が作品から受けた印象が共有される場となりました。

• 開催日：2025年10月12日（日）
• 主催：三井不動産レジデンシャル株式会社
• 来場者：約500名
• 登壇：吉永小百合（主演）、阪本順治（監督）、近藤哲生（同社シニアレジデンス事業部長）

トークセッションで明かされた役作りと撮影準備

トークセッションでは、実在の女性登山家・田部井淳子さんを演じた吉永小百合さんが、役作りにあたっての葛藤や具体的な準備について説明しました。吉永さんは田部井さんの明るさに惹かれ、2012年のラジオ番組で初めてお会いしたことがあり、その経験が今回の役作りに影響を与えたことを語りました。

監督の阪本順治さんは、吉永さんと13年ぶりにタッグを組んだことについて触れ、「吉永さんは怖いもの知らずの姿勢で、山登りのシーンでも自ら下から登ることを希望された」と述べ、現場での吉永さんの果敢な挑戦を評価しました。

具体的なトレーニングと準備

撮影にあたって吉永さんと阪本監督が行った準備は具体的です。吉永さんは田部井さんを想像しながら茶臼岳や日和田山を登り、田部井さんの習慣を身近に感じながら役に臨みました。監督側でも高山病対策などを考慮して富士山での撮影に備え、日常的なトレーニングを実施しました。

阪本監督は高所撮影に備えた具体的な取り組みを紹介し、毎日400回のスクワットを継続するなど、心身を整えるための準備が行われたことを明かしました。撮影は実際の登山に近い形で実施され、役者・スタッフともに徹底した準備を経て本番に臨んでいます。

登山準備の主な内容

茶臼岳、日和田山での現地登山、富士山での高山病対策、毎日のスクワット（400回）など

役作りの工夫

実在の田部井淳子さんに触発されたエピソードの再現、実際にピアスを開けて演じるなどの身体的な変化を取り入れる取り組み

上映作品とキャスト、作品が呼び起こした反応

上映された映画のタイトルは『てっぺんの向こうにあなたがいる』で、阪本順治監督作品です。主演は吉永小百合さんで、夫・正明役に佐藤浩市さん、エベレスト登頂での盟友・北山悦子役に天海祐希さんが出演するほか、のん、木村文乃、若葉龍也、工藤阿須加、茅島みずきら豪華キャストが名を連ねています。全国公開は2025年10月31日（金）です。

来場者からは上映後に映画がもたらした影響を示す感想が多く寄せられました。「新しいことに挑戦する勇気や元気をもらった」「今後の生活においても前向きにチャレンジしていきたい」といった声のほか、「笑いあり涙ありで家族や友人との時間をより大切にしたい」といった感想もありました。参加者の年齢層や背景を問わず、作品が幅広い共感を生んだことがうかがえます。

上映後の来場者の声（抜粋）

• 同年代の吉永小百合さんが現役で映画に出演している姿に勇気をもらった。
• 映画を観て、新しいことに挑戦してみたくなった。暮らしをより充実させたいという気持ちになった。
• 人生をもっと楽しむことの大切さを改めて感じた。
• 家族や友人との時間を大切にしたいという思いが強まった。

パークウェルステイトの取組み、展開中のレジデンス一覧と企業の取り組み

本試写会はパークウェルステイトの入居者や関心のある方々を招待する形で開催されました。パークウェルステイトは『人生100年時代』における自立した元気な高齢者が新たなライフステージを活き活きと過ごすためのシニア向けサービスレジデンスです。2019年にパークウェルステイト浜田山を開業して以来、全国で6レジデンスを展開しています。

運営面は三井不動産レジデンシャルウェルネス株式会社が担い、日々の食事やホームアテンダントサービス、介護・医療支援など、生涯にわたる安心を提供する仕組みを整えています。ブランドアンバサダーとして吉永小百合さんを起用し、ブランド初のTVCMも展開されています。

展開中のレジデンス一覧

パークウェルステイトでは多彩なイベントやサークル活動を通じ、入居者が自分らしく挑戦する暮らしを支える取り組みを進めています。本試写会に寄せられた声のなかにも、こうした活動を通じて暮らしをいっそう充実させたいという意見があり、同ブランドの提供する環境が入居者の生活に活力を与えていることが示唆されました。

三井不動産グループのサステナビリティと関連施策

三井不動産グループは「＆マーク」の理念に基づき、社会的価値と経済的価値の両面での創出を目指しています。2024年4月に新たなグループ経営理念を策定し、重点的に取り組む課題（GROUP MATERIALITY）として、以下の6つを特定しています。

1. 産業競争力への貢献
2. 環境との共生
3. 健やか・活力
4. 安全・安心
5. ダイバーシティ＆インクルージョン
6. コンプライアンス・ガバナンス

三井不動産レジデンシャルでは「カーボンニュートラルデザイン推進計画」を掲げ、住宅の高性能化や再生可能エネルギー導入の促進、入居後の行動を通じた環境貢献のサービス提供を推進しています。関連資料は同社の公開資料で確認できます（https://www.mfr.co.jp/content/dam/mfrcojp/company/news/2022/0315_01.pdf）。

イベント情報と資料、まとめの表

本試写会に関する公式情報や関連リンクは以下で案内されています。映画の公式サイトは https://www.teppen-movie.jp/、パークウェルステイトのブランド紹介ページは https://www.mfrw.co.jp/parkwellstate/、三井不動産レジデンシャルの企業サイトは https://www.mfr.co.jp/ です。

試写会では写真や配布資料、ダウンロード可能なプレス素材も提供されており、当日使用された画像ファイルやプレスリリース添付資料のダウンロードが可能になっています。

今回の試写会は、映画を通じて「挑戦する勇気」を伝える場であると同時に、パークウェルステイトが掲げるシニアの多様なライフスタイル支援を紹介する機会となりました。上映作品と出演者、試写会で語られた制作の背景、パークウェルステイトの各レジデンス展開や運営体制、三井不動産グループのサステナビリティ方針など本リリースに含まれる情報をこの表に整理しました。詳細は上記の各公式サイトや公開資料で確認できます。