10/30開催｜転勤帯同女性のキャリア講座（オンライン）

転勤帯同で直面する「キャリアの分断」と本講座の目的

2025年10月14日 14時00分付で発表された本講座は、転勤によりキャリアの継続や働き方に悩む女性を対象に、実践的な情報提供と参加者間の対話機会を提供することを目的としています。転勤帯同の女性は、転勤先での孤立、仕事やキャリアの中断、地域ごとの情報不足など複合的な課題に直面しており、「転勤妻は働き方を選べない」といった声も多く寄せられています。

本講座は、こうした状況に対して転勤を経験してキャリアを築いてきた登壇者や支援団体の取り組みを紹介し、参加者自身が次の一歩を描くためのミニワークを実施します。オンライン開催（Zoom）かつ見逃し配信を用意することで、地理的制約や時間都合のある方にも参加しやすい設計になっています。

想定される参加者像と本講座の効果

本講座は、転勤によりキャリアに悩んでいる女性だけでなく、転勤に伴う家族支援やキャリア支援を行う支援者も対象にしています。転勤の実体験やロールモデルの提示、支援方法の理解といったアウトカムが期待されます。

以下のような方々に具体的な情報提供と行動のヒントを届けることを目指しています。

• 転勤により仕事や学びの継続に不安を感じている方
• 転勤の実体験や成功事例、ロールモデルを知りたい方
• 転勤帯同女性のキャリア支援を行う団体や個人
• 帯同する家族の悩みや問題を理解し、支援につなげたい方

講座の実施概要と参加手続き

本講座は「2025年度（公財）日本女性学習財団 キャリア支援デザイナー企画協働事業」として開催されます。開催日時は2025年10月30日（木）10:00～12:00（入室は9:50開始）です。形式はオンライン（Zoom）で、講座終了後に見逃し配信が提供されますが、配信開始までに時間を要する場合があります。

参加申込はPeatixを通じて行います。申込先は次のURLです：https://jawe251030.peatix.com/。定員は先着順で40名となっています。イベント開催時に配信用のURLが送信される都合上、購入直後のキャンセルによる返金は受付けていませんので注意が必要です。

参加費・キャンセルポリシー

参加費は以下のとおりです。支払い方法や領収書に関する詳細はPeatixの案内に従ってください。

キャンセルについては、配信用URL送信の都合によりお客様都合でのキャンセルは承っていません。この点を確認のうえ申し込む必要があります。

当日の内容とプログラム構成

当日は講話に加えて、転勤帯同の経験を持つ登壇者による事例紹介、支援団体の取り組み紹介、参加者が自分の次の一歩を描くためのミニワーク、質疑応答が予定されています。進行はファシリテーターが務め、参加者同士の対話や実践的な気づきが得られる構成です。

具体的な進行は講師のトークを軸に参加型のワークを挟む形式で、時間配分やワーク内容は当日の進行状況により調整される可能性があります。見逃し配信も提供されるため、当日参加が難しい場合でも後から学習できます。

1. 開会・趣旨説明（入室9:50、10:00開始）
2. 登壇者による事例紹介・講話
3. ミニワーク（ワークシートやグループ討議を想定）
4. 質疑応答
5. まとめ・閉会

オンライン開催のため、通信環境やZoom操作に不慣れな方は事前にログイン確認を行うことを推奨します。配信URLはPeatixの購入者に送付されます。

登壇者プロフィールと主催団体の紹介

講師・ファシリテーターは転勤帯同や支援実績を持つ登壇者が務めます。各登壇者は転勤や移住、地域での支援活動に関する実務経験と実績を有しており、個別の事例と実践的な助言が提供されます。

ここでは登壇者のプロフィールを整理します。背景や活動内容は当日の講話で具体的に紹介されます。

講師：藤本　菜月（ふじもと・なつき）さん

石川県出身。大学卒業後、東京で約5年国家公務員として勤務。結婚を機に福島県へ転入し、県内転勤族の夫に帯同して県内4か所を転々とする経験を持つ。2020年に一般社団法人tentenを設立し、転入女性の暮らしをサポート。WEBメディア「tenten fukushima」を立ち上げ、WEBライター養成や地域資源を活かした雑貨づくり、県産品販売の店舗運営なども行う。二児の母。

講師：利根川　芙海（とねがわ・ふみ）さん

タイ在住の現役転勤妻。ライター・編集者として活動。大学卒業後は金融機関で10年間まちづくりに従事し、2011年に立教大学大学院でMBA（in Social Design Studies）を取得。これまでに聞いてきた250人以上の転勤妻の悩みと自身の体験を元に、2021年に「転校生支援プロジェクト」を立ち上げ。著書に『転校の壁に挑むのが楽しみになる本』（TENKIN LAB出版,2024）。

ファシリテーター：松田　悠（まつだ・ゆう）さん

富山県出身。2018年から転勤妻のくらししごと支援事業を開始し、富山県主催のとやま起業未来塾で最優秀賞を受賞。金沢大学客員研究員を経て、ITベンチャー「株式会社 AsianBridge」に入社、取締役/地域ソリューション事業部長を務める。転勤族と地方の課題解決に取り組む活動を継続。二児の母。

主催は一般社団法人TENKIN LAB（https://www.tenkin-lab.com/）と公益財団法人 日本女性学習財団（https://www.jawe2011.jp/）です。本講座は当財団キャリア支援デザイナーの企画を財団と協働で実施する事業として位置づけられています。

問い合わせ先は公益財団法人 日本女性学習財団のメール：jawe@nifty.com です。関連の申込URLはPeatixの専用ページに掲載されています。

要点の整理（本記事のまとめ）

以下の表は本講座に関する主要事項を整理したものです。参加を検討する際の確認事項、講座の基本情報、登壇者と主催団体の連絡先がひと目で分かるようにまとめています。

上記に示した日時、登壇者、参加費、申込方法、キャンセルポリシー、見逃し配信の有無などは本プレスリリースの情報を網羅した内容です。参加を検討する際はPeatixの申込ページおよび主催団体の案内を併せて確認してください。