10月17日開幕|ARISA ADAMS個展「ONE OF ONE」原宿で50体のソフビ
ベストカレンダー編集部
2025年10月13日 18:59
ONE OF ONE個展
開催期間:10月17日〜10月26日
原宿の新たな世界観──ARISA ADAMS 個展「ONE OF ONE」開催
tHE GALLERY HARAJUKUは、2025年10月17日(金)よりARISA ADAMS(アダムス亜里咲)による個展「ONE OF ONE」を開催します。本記事では展覧会の概要、作家プロフィール、展示作品のコンセプト、会場情報や開催スケジュールまで、プレスリリースに記載されたすべての情報を網羅的に紹介します。
このプレスリリースは2025年10月13日 16時59分に発表されています。主催はキュレーター兼ギャラリー運営の米原康正氏が手がけるtHE GALLERY HARAJUKUで、展示は10月26日(日)まで開催されます。休廊日は月曜・火曜、開廊時間は11:00〜19:00です。
「ONE OF ONE」の物語と展示構成
展覧会の核となるのは、作者が生み出したキャラクター〈おっくん〉の物語です。プレスリリース内のSTATEMENTには日本語と英語で次のように綴られています。日本語版では「シメジ星から来た一人ぼっちのおっくんが地球という星で迷子になってしまいました」と始まり、時に寂しさを感じるおっくんが紙袋をかぶって過去の楽しい思い出や出会いを回想し、HAPPYを感じるという描写が続きます。
英語版の記述も同一の物語を伝えており、”Okkun, from planet Shimeji, got lost on planet Earth.”という一文から、50体のソフトビニールフィギュアによって過去と新たな思い出が一体ずつ表現されていると明記されています。展示は物語性と量感の両面を意識した構成です。
作品の具体的な形態と点数
展示作品はソフトビニール(sofubi)フィギュアを中心に構成されます。プレスリリースでは50体のソフトビニールフィギュアが展示されると明示されています。各フィギュアはおっくんの過去の思い出や地球で得た新たな経験を一つずつ表現したものであり、個別性が重視されたシリーズです。
作者は3Dソフトウェアと3Dプリンターを用いて制作しており、プロダクト的な量産技術を表現の即時性・衝動を形にする装置として位置づけています。作品は「ピュアな自分」を主題に、人間の喜びや悲しみ、脆さや立ち直りをキャラクターの表情や造形で表現しています。
- 作品構成:ソフトビニールフィギュア全50体
- 主題:おっくんの記憶と出会い、感情の可視化
- 制作手法:3Dソフトウェア、3Dプリンター、ソフビ製作
作家プロフィールとこれまでの活動
ARISA ADAMS(アダムス亜里咲)は日本・港区白金出身。幼少期に家族とともにラスベガスへ移住し、芸術教育を受けながら成長しました。Las Vegas Academy of the Arts(L.V.A.)では油絵と彫刻を学び、その後School of the Art Institute of Chicago(SAIC)でペインティング、パフォーマンス、デジタルアートを専攻しました。
2018年に日本へ帰国後は、モデルやテレビ番組のMCとして活動を経験し、東京のアートシーンから刺激を受けながら作家活動を再開。2024年には再びアメリカに拠点を移し、国際的な活動を続けています。現在は主に3D技術を用いたソフビやキャラクターフィギュアの制作に注力しています。
主要な展示歴(Selected Exhibitions)
プレスリリースに記載された展示歴は、近年の展開を追ううえで参考になります。以下は発表された展示歴の一覧です。
- 2024
- TSUTAYA DAIKANYAMA、SHIBUYA TOKYU PLAZA ✙ART Gallery
- 2023
- PARCO SHIBUYA、BAGGAGE COFFEE SHOP(表参道)、NAKAMEGURO MDP GALLERY、SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE ✙ART Gallery
- 2022
- AKASAKA KAISU
また、Instagramアカウントとして@arisa_adams(https://www.instagram.com/arisa_adams/)が記載されています。展示の画像や制作過程もSNSで発信されています。
キュレーターの視点とギャラリーの位置づけ
本展のキュレーターは米原康正氏が務めます。プレスリリースにはキュレーターによるコメントが記載されており、Arisa Adamsの作品について次のように分析されています。外見は絵本のキャラクターのようで親しみやすいが、可愛さの裏には微かな違和感や影が潜み、観客の記憶を揺さぶる存在であると述べられています。
注目すべきは、作品の手法に対する評価です。3Dプリンターやデジタルモデリングを量産のための道具としてではなく、個人の衝動を即座に形にする装置として扱う点を高く評価しています。スピードや発想の瞬発力を優先するその制作姿勢を「パンクな生まれ方」と表現しており、表現の方法論自体が本展の主題の一部であると位置づけています。
tHE GALLERY HARAJUKUの運営方針
ギャラリー運営に関する説明文では、米原氏がアーティストの“ゼロイチの始まりの場所”になることを意図していることが述べられています。フォロワー数や展示歴といった指標に依存せず、「このアーティストの展示を見てみたい」というキュレーター自身の直感を最優先にして作家を選ぶ方針です。
そのため、tHE GALLERY HARAJUKUは新進アーティストにとって最初の展示の機会を提供する場として機能しており、アーティストの発表の場を支えることを重視しています。
開催情報、会場アクセス、関連データのまとめ
以下に展覧会と会場に関する具体的な情報を整理します。会期は2025年10月17日(金)から10月26日(日)までで、休廊日は月曜と火曜です。開廊時間は11:00〜19:00、オープニングレセプションは10月17日(金)18:00〜20:00に同ギャラリーで行われます。
会場となるtHE GALLERY HARAJUKUの所在地、連絡先、運営体制についてもプレスリリースの記載どおり紹介します。キュレーター兼プロデューサーは米原康正、プロデューサーとして久々野智、小哲津(くくのち こてつ)が名を連ねます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 展覧会名 | ARISA ADAMS SOLO EXHIBITION “ONE OF ONE” |
| 会期 | 2025年10月17日(金)〜2025年10月26日(日) |
| 休廊日 | 月・火曜日 |
| 開廊時間 | 11:00〜19:00 |
| オープニングレセプション | 2025年10月17日(金)18:00〜20:00(会場:tHE GALLERY HARAJUKU) |
| 会場 | tHE GALLERY HARAJUKU(東京都渋谷区神宮前3丁目20-21 ベルウッド原宿1階-C) |
| 最寄駅 | 明治神宮前駅 徒歩5分 |
| 主催 / キュレーター | 米原康正(キュレーター/プロデューサー) |
| プロデューサー | 米原康正、久々野智、小哲津(くくのち こてつ) |
| ウェブ | http://thegallery-harajuku.com |
| Instagram (ギャラリー) | @the_gallery_harajuku(https://instagram.com/the_gallery_harajuku) |
| Instagram (作家) | @arisa_adams(https://www.instagram.com/arisa_adams/) |
| 備考 | 展示はソフトビニールフィギュア50体を中心とする構成。プレスリリース発表日時:2025年10月13日 16:59 |
この記事では、プレスリリースに記載された情報を余すところなく掲載しました。会場の所在地やスケジュール、作家の経歴、キュレーターの見解など、展覧会を訪れる前に知っておきたい要点を整理しています。展示の物語性と制作手法を理解したうえで会場を訪れると、作品の意図や制作の背景がより深く伝わるでしょう。
最後に、改めて概要を簡潔に表にまとめ直しました。展覧会の基本情報を確認のうえ、会期中のスケジュール調整に役立ててください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 展覧会名 | ONE OF ONE(ARISA ADAMS SOLO EXHIBITION) |
| 会期 | 2025年10月17日(金)〜10月26日(日) |
| オープニング | 10月17日(金)18:00〜20:00 |
| 休廊日 | 月・火曜日 |
| 時間 | 11:00〜19:00 |
| 会場 | tHE GALLERY HARAJUKU(渋谷区神宮前3-20-21 ベルウッド原宿1F-C) |
| 最寄り | 明治神宮前駅 徒歩5分 |
| 作品点数 | ソフトビニールフィギュア 50体 |
| キュレーター | 米原康正 |
| プロデューサー | 米原康正、久々野智、小哲津(くくのち こてつ) |
| ウェブ/SNS | http://thegallery-harajuku.com / @the_gallery_harajuku / @arisa_adams |