シーパスパークで開催 健康イベント「うごフェス」をレポ
ベストカレンダー編集部
2025年10月13日 17:13
うごフェス2025
開催日:9月21日
泉大津に生まれたシーパスパーク、開園2周年を迎えての役割
大阪府泉大津市小松町1-55に位置するシーパスパークは、2023年6月に開園し、2025年には開園2周年を迎えました。指定管理者であるシーパスパーク・パートナーズ共同企業体が運営を行い、市民の暮らしに寄り添う場づくりを目指しています。
公園のランドマークとして知られる「シーパス山」をはじめ、広い芝生エリアや多目的ホール、ワークショップスペースなどを備え、地域の交流や市民活動の拠点としての機能強化が図られています。日常の憩いからイベント開催まで、多様な使われ方を想定した設計になっています。
- 運営
- シーパスパーク・パートナーズ共同企業体(指定管理)
- 住所
- 大阪府泉大津市小松町1-55
- 開園
- 2023年6月
- 主な施設
- 芝生広場、シーパス山、多目的ホール、ワークショップスペース、どろんこリング、井戸ポンプ、パークセンターの有料シャワールーム
「うごフェス2025」── 市民の健康づくりを軸にした一日
シーパスパークでは、2025年9月21日(日)に健康増進をテーマとしたイベント「うごフェス ~うごいて、あそんで、楽しんで Let’s シーパス!~」を開催しました。本イベントは、泉大津市の「いずみおおつまちなか万博」事業に採択され、泉大津市の後援を受けて実施されています。プレスリリースは2025年10月13日14時06分に発表されました。
当日は子どもから高齢者まで幅広い世代が来園し、芝生を活用した屋外プログラムや園内周遊企画などを通じて公園全体が賑わいました。指定管理者の意向としては、屋外での活動が相対的に少なかったことを踏まえ、公園らしい活用を推進することが狙いでした。
当日の主なプログラムと来場者の様子
実施されたプログラムは、多世代が参加できるメニューを中心に構成されました。会場では参加者が体を動かすプログラムや、園内を巡る企画、ステージイベントなどが並列して行われ、来場者は自由にプログラムを選んで参加していました。
以下は当日の主なプログラムの一覧です。すべて当日の実施内容としてプレスリリースに記載されているものを列挙します。
- ヨガ(屋外)
- バランスボール体操(子どもからお年寄りまで参加)
- ミニらいとモルック
- ZERO BASE ラン&ウォーク(市内の魅力スポットを巡る拠点型ラン&ウォーク)
- フローティングヨガ(参加者の様子が報告されている)
- 園内周遊スタンプラリー
- 来場者層
- 子どもからご高齢の方まで幅広い世代
- ゲスト
- むびお(泉大津野外映画祭のキャラクター)
ステージプログラムと大規模な演舞
ステージでは地域の団体による演目が実施され、文化的な側面も併せて提供されました。泉大津市吹奏楽団によるミニコンサートや、IDA泉大津ダンスアソシエーションによる「WELL-BEING EXPO2025 ダンスのまちいずみおおつプロジェクトショーケース」が行われました。
また、万博テーマソング「この地球の続きを」に合わせた総勢888名による演舞が披露され、会場全体が一体となる場面が生まれています。スタンプラリーや屋外プログラムと合わせ、終日を通して賑わいが継続しました。
共催団体の役割と連携企画
「うごフェス2025」はシーパスパーク・パートナーズ共同企業体を主催とし、共催として◎にじゅうまる◎と泉大津野外映画祭実行委員会が参加しました。泉大津市が後援し、IDA泉大津ダンスアソシエーションが協力しています。これにより、地域内の多様な主体が連携してイベント運営が行われました。
共催団体それぞれの取り組みは、公園での催事における特徴的な役割を果たしています。子育て支援や自然遊び、野外映画イベントのノウハウを持ち寄ることで、公園を活用した多面的なプログラムづくりが進められています。
◎にじゅうまる◎の活動
◎にじゅうまる◎は地域の子育て・人育てを目的に設立され、子どもたちの自主性を育む企画や親の居場所づくりを主眼にしています。普段は市内の公園で活動しており、シーパスパークでは「どろんこリング」を舞台に自然遊びイベントを企画しました。
この団体が企画する「キャンドルナイト」などは、2025年も大きな賑わいを見せたと報告されています。子どもが主体となって遊び、親も参加できる場という設計が特徴です。
泉大津野外映画祭実行委員会と「むびお」
泉大津野外映画祭実行委員会は、地域イベント拠点の不足や映画館がないという状況を課題とし、野外映画イベントによって地域活性化を図ることを目的に設立されました。令和2年から継続してイベントを行っており、2025年10月19日にシーパスパーク初の野外映画祭「パークエキスポ2025 withむびお」を実施予定です。
同委員会のキャラクター「むびお」はメキシコ出身の恐竜の男の子という設定で、はなればなれになった家族を探して世界を旅する物語性を持ちます。泉大津のフェリー乗り場で見つかり、そのままここに住みついたという背景が紹介されています。
公園の継続的な取り組みとまとめ
シーパスパークでは、単発のイベントに留まらず、月に一度のワークショップや植樹体験などを通じて「みどりづくりプロジェクト」を展開しています。公園ならではの自然体験を提供し、市民が主体的に関わる機会を増やすことを目指しています。
また、プレーパークの活用促進により園内に設置された「どろんこリング」で水や土に触れながら遊べる環境が整えられています。井戸のポンプにより常時水を流すことができ、思い切りどろんこ遊びができる点や、パークセンターに有料シャワールームがある点も機能面での特徴です。
施設貸出と市民の居場所づくり
多目的ホールやワークショップスペースの施設貸出を通じて、市民が個々の活動を展開できる場づくりを進めています。来園者が自身の役割を見つけ、誰もが活躍できる舞台として公園を活用できるよう運営側はサポートを行っています。
プレスリリースには、シーパスパークの最新情報はInstagramで確認できる旨や、主催・共催・後援・協力団体の表記、そして公式サイトへの案内(https://sheepathpark.com/)が含まれています。プレスリリース発表日時は2025年10月13日14時06分です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | うごフェス ~うごいて、あそんで、楽しんで Let’s シーパス!~ |
| 開催日時 | 2025年9月21日(日)10時~ |
| 開催場所 | シーパスパーク(大阪府泉大津市小松町1-55) |
| 主催 | シーパスパーク・パートナーズ共同企業体 |
| 共催 | ◎にじゅうまる◎ / 泉大津野外映画祭実行委員会 |
| 後援 | 泉大津市 |
| 協力 | IDA泉大津ダンスアソシエーション |
| 主なプログラム | ヨガ、フローティングヨガ、バランスボール体操、ミニらいとモルック、ZERO BASE ラン&ウォーク、スタンプラリー、ステージ公演(吹奏楽、ダンス等) |
| 特記事項 | 万博テーマソング「この地球の続きを」への総勢888名による演舞、ゲストむびおの登場、パークセンターに有料シャワールーム有 |
| 今後の関連予定 | 2025年10月19日:パークエキスポ2025 withむびお(シーパスパーク初の野外映画祭) |
| 公園開園日 | 2023年6月(開園2周年) |
| 公式情報 | 公式サイト: https://sheepathpark.com/ / Instagram(最新情報は公式発表を参照) |
| プレスリリース発表 | シーパスパーク・パートナーズ共同企業体(2025年10月13日 14:06) |
上表は本稿で触れた主要情報を整理したものです。シーパスパークは、広大な芝生や自然に触れられる設備を活かし、健康づくりや地域交流を推進する場として各種プログラムを継続して実施しています。イベント実施や施設利用の最新情報については、公式サイトや公開されている告知を参照してください。
参考リンク: