映画半券で横浜3館が割引に みなとみらい回遊の新特典
ベストカレンダー編集部
2025年10月11日 10:44
映画半券で横浜3館割引
開催期間:10月11日〜1月31日
映画の半券で横浜の文化施設が割引に:連携割引の全容
公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団は、映画館「kino cinéma 横浜みなとみらい」との連携により、映画の半券を提示すると横浜開港資料館・横浜都市発展記念館・横浜ユーラシア文化館の入館料等が割引になる優待サービスを実施します。発表は2025年10月11日 10時00分に行われ、実施期間は2025年10月11日(土)から2026年1月31日(土)までです。
具体的な優待は、kino cinéma横浜みなとみらいで鑑賞した映画の半券を提示することで適用されます。半券の提示により、各館の入館料・観覧料が団体割引料金で案内されるほか、横浜開港資料館内のミュージアムショップ&カフェ「PORTER’S LODGE」ではオリジナルドリンクが50円割引となります。なお、半券1枚につき1名様まで、①各館1回、②ドリンク割引を1回受けられる点が利用条件として定められています。
優待の仕組みと相互サービス
本連携割引は一方向のサービスにとどまらず、相互の案内も含まれます。対象の各館に来館した方が所定のチラシを所持してkino cinéma横浜みなとみらいで映画鑑賞を行うと、ミニポップコーンまたはドリンク1杯の提供を受けられます。これにより、映画鑑賞と博物館見学を組み合わせた回遊型の観光導線が促進されます。
対象期間中は、みなとみらいエリアでの映画鑑賞とあわせて日本大通りをはじめ、山下公園、横浜中華街、元町商店街といった周辺の観光地を巡る際に立ち寄りやすい点も特徴です。連携詳細や関連情報は横浜開港資料館の公式サイト(http://www.kaikou.city.yokohama.jp/)でも案内されています。
横浜開港資料館の役割と受けられる優待の内容
横浜開港資料館(所在地:横浜市中区日本大通3)は、横浜開港百年を記念して編纂された「横浜市史」に基づく資料を基礎資料として昭和56年(1981)6月2日に開館しました。開館場所は安政元年(1854)の日米和親条約締結の地に近く、旧館は旧イギリス総領事館(横浜市指定文化財)です。19世紀半ばの開港期から関東大震災に至る時期を中心に資料を収集・保管・整理し、調査研究結果を常設展や企画展で紹介、閲覧室で史料を公開しています。
施設としては、近代建築としても人気の高い旧館(旧英国総領事館)や中庭に植わる横浜開港のシンボルである玉楠の木などを目にすることができます。今回の連携では、kino cinéma横浜みなとみらいで鑑賞した映画の半券提示により、横浜開港資料館の入館料・観覧料が団体割引料金で案内されます。
- 名称
- 横浜開港資料館
- 所在
- 横浜市中区日本大通3
- 主な特徴
- 横浜開港期から関東大震災期を中心とする史料の収蔵・展覧、旧英国総領事館を含む近代建築群、資料閲覧室の公開
また、横浜開港資料館内のミュージアムショップ&カフェ「PORTER’S LODGE」では、kino cinémaの半券提示によりオリジナルドリンクが50円割引になります。店内での軽い休憩や展示鑑賞後の一息に活用できます。
横浜都市発展記念館・横浜ユーラシア文化館の建築と展示構成
横浜都市発展記念館・横浜ユーラシア文化館(所在地:横浜市中区日本大通12)は、横浜市認定歴史的建造物「旧横浜市外電話局」を活用した博物館です。元は昭和4年(1929)に横浜中央電話局の局舎として建てられ、設計は横浜出身の建築家・中山広吉によるものです。外壁全面にタイルを貼ったモダンなデザインは昭和戦前期の逓信建築を代表する意匠で、竣工当時の玄関や一部の空間は改修後も往時の雰囲気が残されています。
現在の建物では、2階が横浜ユーラシア文化館の常設展示室、4階が横浜都市発展記念館の常設展示室、3階は両館の企画展示を行う企画展示室として使用されています。歴史的建造物としての外観と内部の展示空間を併せて体験できる構成が特徴です。
- 名称:横浜都市発展記念館・横浜ユーラシア文化館
- 所在:横浜市中区日本大通12
- 建築年:昭和4年(1929)竣工、設計:中山広吉
- 階別の主な利用:2階(横浜ユーラシア文化館常設)、3階(企画展示室)、4階(横浜都市発展記念館常設)
この建物も連携割引の対象であり、kino cinémaで鑑賞した半券を提示することで入館料が団体割引料金で案内されます。建物の歴史と各階の展示を確認しながら、当該期間の企画展や常設展を訪れることができます。
期間限定展覧会と利用上の注意点、周辺の回遊案内
本連携割引は、期間限定の展覧会も対象に含みます。具体的には、横浜開港資料館で開催中の特別公開「横浜の外国商社と舶来時計」〔会期:令和7(2025)年9月13日(土)~12月21日(日)〕および、横浜ユーラシア文化館で開催される企画展「山本博士コレクション『横濱 東西文化のランデブー―眞葛焼、横浜写真から横浜彫刻家具まで―』」〔会期:2025年10月11日(土)~2026年1月12日(月・祝)〕も連携割引の対象です。いずれの展覧会も入館料・観覧料が団体料金となります。
利用にあたっての主な条件は次のとおりです。半券1枚につき1名様まで利用可能で、①各館入館料・観覧料の団体割引は各館1回、②PORTER’S LODGEのオリジナルドリンク50円割引は1回受けられます。相互のミニポップコーンまたはドリンク提供は、各館で配布される所定のチラシをkino cinéma横浜みなとみらいに持参して映画鑑賞をした場合に適用されます。
- 実施期間:2025年10月11日(土)~2026年1月31日(土)
- 対象:kino cinéma横浜みなとみらいで鑑賞した映画の半券を提示した方
- 利用回数:半券1枚につき1名様まで①各館1回、②ドリンク割引1回
- 相互特典:各館来館者が所定チラシをkino cinémaに持参して鑑賞した場合、ミニポップコーンまたはドリンク1杯を提供
周辺は観光地が密集しており、日本大通り、山下公園、横浜中華街、元町商店街などを回遊する動線の中で立ち寄りやすい配置です。映画鑑賞と博物館・展示観覧を組み合わせることで、みなとみらいエリア全体の回遊性が高まります。
関連情報とリンク
詳細情報や最新の展示スケジュール、開館時間・休館日の確認は各館の公式案内や横浜開港資料館のウェブサイトで確認できます。公式ウェブサイトのURLは下記の通りです。
また、本件は公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団が管理運営する3館とkino cinéma横浜みなとみらいの連携により実施されます。発表日は2025年10月11日である旨を再度留意してください。
本記事の要点まとめ
下表は本記事でまとめた連携割引の主要ポイントを整理したものです。期間、対象、優待内容、対象展覧会、各館の所在地などを明記しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表 | 公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団(発表日:2025年10月11日 10:00) |
| 実施期間 | 2025年10月11日(土)~2026年1月31日(土) |
| 対象映画館 | kino cinéma 横浜みなとみらい |
| 優待内容(博物館側) | kino cinémaで鑑賞した半券提示により、各館入館料・観覧料を団体割引料金で案内 |
| 優待内容(カフェ) | 横浜開港資料館ミュージアムショップ&カフェ「PORTER’S LODGE」のオリジナルドリンク50円割引 |
| 相互特典 | 各館の所定チラシをkino cinémaに持参して映画鑑賞した来場者にミニポップコーンまたはドリンク1杯を提供 |
| 利用条件 | 半券1枚につき1名様まで。①各館1回、②ドリンク割引1回が適用される |
| 対象展覧会(例) | 横浜開港資料館 特別公開「横浜の外国商社と舶来時計」〔2025/9/13~2025/12/21〕、横浜ユーラシア文化館 企画展「山本博士コレクション『横濱 東西文化のランデブー』」〔2025/10/11~2026/1/12〕(いずれも割引対象) |
| 各館所在地 | 横浜開港資料館:横浜市中区日本大通3 / 横浜都市発展記念館・横浜ユーラシア文化館:横浜市中区日本大通12 |
| 関連リンク | http://www.kaikou.city.yokohama.jp/ |
以上が本連携割引の要点です。映画鑑賞と博物館観覧を組み合わせることで、みなとみらいエリアや日本大通り周辺の観光回遊に役立つ内容となっています。詳しい展示内容や当日の運用は各館の案内に従ってください。
参考リンク: