11月20日開催|コードタクトが語る若手の自律育成法
ベストカレンダー編集部
2025年10月10日 13:53
探究×協働で若手育成
開催日:11月20日
学校で広がる「探究×協働」を職場に持ち込む試み
株式会社コードタクトは、2025年11月20日(木)に開催される「HRカンファレンス2025秋」で、若手社員の自律的な成長を促す育成アプローチを講演することを発表しました。プレスリリースは2025年10月10日11時00分付で配信されており、講演タイトルは「若手社員が『自ら育つ』環境のつくり方~自律を促す『探究×協働』の育成アプローチとは?~」です。
ここ数年、学校教育の現場で重視されてきた「探究学習」や「協働学習」は、学習者が問いを立て、仲間と協働して課題を解くことを通じて主体性と問題解決力を育てる教育手法です。コードタクトはこの学習スタイルを企業の人材育成に応用し、「指示待ち」になりがちな若手社員が自律的に動き始めるための環境設計や実務の仕組みを提示します。
講演の狙いと対象が抱える課題
講演は、従来の研修やOJTで期待される育成効果が得られない、若手社員が主体性を発揮しない、といった企業側の悩みに直接応える内容を目指しています。コードタクトは、自律的に学び合う組織文化の構築や、振り返りを通じた実践学習の定着といった具体策を提示します。
企業の人事・教育担当者、経営層、現場のマネージャーなど、若手育成の現場で手ごたえを得たい担当者を対象に、学校教育のアクティブ・ラーニングのエッセンスを現場実務へ落とし込む方法を説明します。
講演の開催日時・参加方法とHRカンファレンスの全体像
コードタクトによる講演は、2025年11月20日(木)11:40~12:30にオンラインライブ形式で配信されます。定員になり次第申し込みが締め切られるため、参加希望者は早めに申請する必要があります。講演は日本の人事部が主催するHRカンファレンスのセッションの一つとして実施されます。
プレスリリースでは申し込みページへの案内が示されており、参加は無料です。全セッションがオンラインライブ配信されるため、物理的な会場への移動を伴わず全国から視聴可能な構成になっています。
HRカンファレンス2025秋の開催概要
HRカンファレンスは人材採用、育成、組織開発、戦略人事、人的資本経営、D&I、エンゲージメント、グローバル対応、DXなど幅広いテーマを扱うイベントです。2025年の秋は複数日にわたり開催され、具体的な日程は以下の通りです。
- 開催期間:2025年11月19日(水)~21日(金)、26日(水)~28日(金)
- 配信形式:全セッションオンラインによるライブ配信
- 主催:日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会
- 参加費:無料
- 対象:法人に所属し、経営者・管理職・拠点長・経営企画・人事・採用・教育・労務・総務など、人・組織・経営に関わる業務に従事する方
HRカンファレンスは年間で延べ40,000人が参加し、年間400を超えるセッションが行われる大型イベントです。企業成長の方向性を探る場として、広く人事領域の実務者に利用されています。
講演者のプロフィールと示される育成メソッドの中身
コードタクトからの登壇者は、代表取締役CEOの後藤 正樹と、チームタクト事業部事業部長の井上 将司です。両者とも教育と企業支援の現場で豊富な経験を持ち、学習と組織開発を結びつける視点で講演に臨みます。
後藤は大手予備校の物理科講師や、サイボウズ、教育系企業でのCTOを経て現在の職に就いています。総務省プロジェクトマネージャーや教育委員会委員の経験があり、デジタル庁非常勤国家公務員としての肩書も持ちます。オーケストラ指揮者としての活動も併せ、多面的な視点から教育と組織を捉えている点が特徴です。
井上の経歴と実践知
井上は日本電信電話株式会社(NTT)や教育系ベンチャーでの経験を経て、企業の人材育成体系策定、トレーニング設計、教育システム導入支援、キャリアカウンセリングなどに実績を持ちます。現在は「振り返りメソッド」と「学び合いプラットフォーム」を組み合わせたリフレクション・マネジメントシステム『チームタクト』の事業開発に従事し、『コーチング』(ファーストプレス社)を執筆しています。
講演では、具体的な育成ポイントとして学校でのアクティブ・ラーニングの要素を企業に移植する方法を示します。自ら問いを立てる力の育成、チーム内での協働を促す仕組み、振り返りを構造化して成果に結びつけるプロセスなどが取り上げられます。
- 探究(問いを立てる力)
- 個人が業務の中で小さな問いを設定し、検証・共有する習慣をつくるための仕組みや評価の考え方を説明します。
- 協働(学び合う仕組み)
- チーム内での相互フィードバックや成果の再利用を促進するプロセス設計、学び合いを阻害する要因の取り除き方を整理します。
- 振り返りの技術(リフレクション)
- 振り返りのフレーム、AIフィードバックを含む支援ツールの活用、オンボーディングや運用代行を組み合わせる運用設計について具体的に解説します。
チームタクトとコードタクトの事業、組織設計における実務的示唆
コードタクトは「学びを革新し、誰もが自由に生きる世界を創る」というミッションと、「個の力をみんなで高め合う『学びの場』を創る」というビジョンを掲げています。所在地は東京都渋谷区円山町28-4 大場ビルA館2階b室、2015年1月設立、代表取締役CEOは後藤正樹です。
主要事業は授業支援クラウド『スクールタクト』とリフレクション・マネジメントシステム『チームタクト』の提供です。チームタクトは振り返りメソッドと学び合いプラットフォームを組み合わせ、週報や一方通行の1on1で生じがちな問題を改善することを目的としています。
チームタクトの機能と導入効果
チームタクトは、振り返りの型の提示、AIによるフィードバック、個人の経験の教訓化、チームの創造性向上といった機能を備えています。オンボーディング支援や運用代行、コンサルティングを組み合わせて提供することで、振り返りの実践を定着させる設計になっています。
導入企業では「自律自転する人と組織」を目指す取り組みが進み、セルフマネジメント力の向上や離職率の改善といった成果が報告されています。製品やサービスの詳細は、チームタクトのサイト(https://teamtakt.biz/)およびコードタクトの企業サイト(https://codetakt.com/)で確認できます。
組織が整えるべき具体的要素
- 問いを立てるための時間と場の設計(業務内での短いリフレクションの定期化)
- 協働を促すタスク設計と成果の共有文化の醸成
- 振り返りを習慣化するためのツールと運用支援(AIフィードバックや外部コンサルの活用)
- オンボーディング時からの学び合い導線の確保(新入社員への早期定着支援)
これらは講演で提示される具体的な実装例や運用の工夫として紹介される予定です。
要点まとめ(講演情報と関連データ)
以下の表は本記事で触れた講演の主要情報、登壇者、関連サービス、イベント概要を整理したものです。講演参加や業務への応用を検討する際の参照にしてください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレスリリース配信日 | 2025年10月10日 11:00 |
| 講演日時 | 2025年11月20日(木)11:40~12:30(オンラインライブ形式) |
| 講演タイトル | 若手社員が「自ら育つ」環境のつくり方~自律を促す「探究×協働」の育成アプローチとは?~ |
| 登壇者 | 後藤 正樹(代表取締役CEO)、井上 将司(チームタクト事業部 事業部長) |
| 主催イベント | HRカンファレンス2025秋(主催:日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会) |
| HRカンファレンス開催期間 | 2025年11月19日~21日、26日~28日(全セッションオンライン配信) |
| 参加費 | 無料(要申し込み、定員になり次第締切) |
| 対象 | 経営者・管理職・人事・採用・教育・労務・総務など人・組織・経営に関わる業務従事者 |
| 関連サービス | リフレクション・マネジメント『チームタクト』(https://teamtakt.biz/)、授業支援クラウド『スクールタクト』(https://codetakt.com/) |
| 会社情報(コードタクト) | 所在地:東京都渋谷区円山町28-4 大場ビルA館2階b室/設立:2015年1月/代表者:後藤 正樹 |
本講演は、学校教育で培われた「探究×協働」の考え方を具体的な企業の人材育成施策に落としこむ機会を提供します。若手の自律的な成長を促すための仕組みづくりや運用設計、そしてツールの活用法を知ることで、人材育成の現場に新たな選択肢を加えることができます。
講演の詳細や申し込みはHRカンファレンスの公式サイト(https://jinjibu.jp/hr-conference/)およびチームタクトのサイト(https://teamtakt.biz/)で確認できます。
参考リンク: