11月1日から屋号を「鎌倉ウィッチ」に刷新　限定ノベルティも実施

鎌倉小川軒が「鎌倉ウィッチ」へ——ブランド刷新の狙いと日程

有限会社ケイワン（本社：神奈川県鎌倉市極楽寺／代表取締役：中村友）は、屋号および代表ブランド名を2025年11月1日（土）より「鎌倉ウィッチ」へ刷新すると発表しました。発表は2025年10月10日 10時10分付のリリースであり、今回の変更は社内で1年をかけて進められたプロジェクトの結実です。

新しいブランドコンセプトは「おひとつどうぞ。」。同社はこの言葉に、これまでの信頼や伝統、そして「喜び」を大切にしながら、より多くの顧客に寄り添っていく意志を込めています。名称変更に伴う商標登録も完了しており、新屋号・新ブランド名は有限会社ケイワンの登録商標です。

重要な日程と注意点

公式な切替は以下の通りです。日付は確実に示されていますので、購入や来店を予定する際は留意してください。

• ブランド刷新開始日：2025年11月1日（土）
• 発表日：2025年10月10日 10時10分
• ロゴ切替：～2025年10月31日「鎌倉小川軒」ロゴ、2025年11月1日～「鎌倉ウィッチ」ロゴ
• 原材料・仕様の変更：変更はありません（原材料及びその他の仕様に変更はございません）。

リブランディングのデザイン要素とコンセプトの背景

ロゴの再設計では、従来のホームメイドテイストを象徴するホイッパーアイコンを継承しつつ、五角形（家形）にサンドした意匠を採用しています。これは創業当時の屋号「お菓子の家・鎌倉小川軒」を想起させる形で、角は丸く仕上げられ、温かみと親しみやすさを表現しています。

配色はラムレーズンを意識した深みのある紫が基調です。デザイン上のポイントは見た目のかっこよさだけでなく、組織内での共感や連帯感を生む広義のブランドデザインを目指した点にあります。社内プロジェクトで1年をかけて策定されたコンセプトは、店頭での一瞬や顧客の生活内でのひとコマを大切にする意図が反映されています。

アイコン

ホイッパーを継承し、家形（五角形）に組み込むデザイン。

配色

ラムレーズンを想起させる深みのある紫。

メッセージ

「おひとつどうぞ。」——店頭での贈り物の瞬間や日常のひとときを意図。

ノベルティキャンペーンの内容と対象店舗

ブランド刷新を記念して、2025年11月1日（土）より鎌倉本店を含む計8店舗およびオンラインショップでノベルティキャンペーンが実施されます。ノベルティは数量限定で、無くなり次第終了となります。

キャンペーンはレシート合算条件により、購入金額に応じて2種類のノベルティを進呈します。素材や仕様にも配慮したアイテム設計がなされています。

ノベルティの詳細

開催期間と店舗一覧

開催は2025年11月1日（土）から開始。数量限定のため、終了日は未定ですが、在庫がなくなり次第終了となります。

対象となる実店舗とオンラインショップは以下の通りです。各店舗の住所、電話番号、営業時間を明示します。

代表商品「鎌倉ウィッチ」の特徴と生産体制

ブランド名と同名となる代表商品は『鎌倉ウィッチ』です。製法と素材選定にこだわり、ふっくらとした自家製ラムレーズンと風味豊かなバタークリームを鎌倉ビスケでサンドしたスイーツです。ラムレーズンは煮上がった直後にラム酒を加えてアルコール分を揮発させ、その後じっくり休ませることで、上品なラムの香りをレーズンに閉じ込めています。アルコールが気になる方やお子さまにも配慮した製法です。

商品ラインナップと価格は以下の通りです。税込価格が明示されています。

• 鎌倉ウィッチ（ラムレーズン） 5個入：880円（税込）
• 鎌倉ウィッチ（コーヒー） 5個入：1,000円（税込）

生産体制についても数値が公開されています。平均的な生産量は毎日10,000～11,000個、鎌倉ビスケの焼成は1日で20,000枚以上に上ります。製造は機械がサポートする工程を持ちながらも、人の手による作業を中心に据え、手作りの温もりや不揃いさを品質の一部として残す方針です。

作り手の想いと工程

同社は製造について「特別難しいものではないが、手作りの温もりを重視する」と説明しています。機械は補助的な役割を担い、最終的な味や形は職人による手作業で整えられます。結果として、時間とともにサクッとした食感からしっとりとした口当たりへ変化する独自の楽しみ方が得られるとしています。

製法上のポイントは以下です。

1. 自家製ラムレーズンを煮上げ、火を止めた直後にラム酒を加える。
2. アルコールを揮発させた後、時間をかけて味を落ち着かせる。
3. バタークリームと鎌倉ビスケでサンドすることで、食感の変化を演出する。

沿革、代表者の言葉、連絡先とオンライン情報

「鎌倉小川軒」は創業以来37年の歴史を持ちます。創始者の中村敬臣氏は1988年に東京代官山の「小川軒」から独立し、1989年に「お菓子の家・鎌倉小川軒」として鎌倉本店と戸塚店を同時オープンしました。以降、原材料へのこだわりと手作りの姿勢を守りながら地域と共に歩んできたことが今回の屋号刷新の背景になっています。

代表取締役社長の中村友氏はリリース内で、ブランドコンセプト「おひとつどうぞ。」にこめた想いを示しました。中村氏はお菓子を作る喜び、お届けする喜び、再び出会える喜びをブランドの原点と位置づけ、これまでの歩みを踏まえ新屋号へと移行する決意を述べています。

会社情報と公式アカウント

社名や拠点、公式ウェブサイト、SNSについては次の通り記載があります。ウェブサイトは2025年11月1日からドメインが切り替わる点にご注意ください。

以上が発表内容の要点です。以下に、本記事で触れた主な情報を表で整理して締めくくります。

この記事では発表資料に基づき、日程や商品情報、ノベルティの条件、店舗情報、デザインの意図、沿革などを網羅的に整理しました。ブランド名と商品の切替は2025年11月1日から適用され、原材料や商品仕様の変更はないとのことです。